五味渕の思うことVol.765 子どもの頃の自分をお手本に

2025年5月5日配信(登録メンバー630人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


今日はこどもの日ですね。


小さい頃
「何になりたい?」と聞かれて
憧れの職業を口にしたこと、ありませんか?

何にでもなれる!と純粋に信じていた時間が
きっと誰にでもありました。

歩くのが怖い、と思わず
歩きたい!の一心で、踏み出した赤ちゃんの頃。

記憶にはないですが
触りたい、の一心で手を伸ばした日々があったはず。

ところが・・・

いつしか人と比べながら
「自分のほうが出来ない」という体験が重なり

いつの間にか
周囲から「あれをやっちゃダメ!これはダメ!」と言われ続け
やらないほうがラクなことも多々あり

「自信がない」と公言する大人が増えました。

毎年新人研修をしている人から聞いたのですが
今年の(日本の)新入社員は
自信がない割合が多いのだそうです。

どうも私達は、比べる必要もないものを比べて
勝手に、なくす必要のない自信をなくした「つもりになっている」。

「自信がない」と思い込むことで
私達は、いったい何を得ているのでしょう。

本当は、誰もが
幸せな豊かな人生を送りたいはず。

そして幸せな人生に必要なのは
「〇〇したい!」という今日の意欲だと私は思います。

肝心なのは、
「〇〇したい!」は、出来てから思うことではなく
出来る前に思うこと。

「自信がない」を言い訳に、動かない大人が増えるより
「〇〇したい!」と一歩踏み出す大人が増えたほうが、絶対に良い。

よくよく考えると何かを挑戦するときに
自信の有無を考える必要は、そもそもないのですよね。


世の中を見渡せば、困っている人が沢山いて
気付けば、自分が何かをすることで、直接知らない誰かを助けています。


一生懸命に仕事して稼いだ中から
ほんの少し寄付をすることも、尊い行為。

遊びに行って楽しく過ごすことで
一緒に過ごす人を笑顔にすることも、
観光地にお金を落とすことも、価値ある行為。


だからもう
「自信がある」とか「ない」とか考えるのは終わりにして
子どものころ
何も考えずに踏み出せた自分を思い出して
やりたい!という気持ちに集中する。

そして次々と、何かに挑戦して
体験から学び、成長し
次の「やりたい!」を増やしていく。


大人にとって、それはとても価値ある修行だったりします。
いやむしろ、これは「生きること」そのもの。


今週も、自分を精一杯活かしながら
笑顔溢れる一週間にしていきましょう!



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五味渕の思うことVol.764 【手元にある宝物を大切に】

2025年4月28日配信(登録メンバー631人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。



いよいよゴールデンウイークですね。

遊びに行く予定のある方、
ゆっくり家で過ごす方
様々かなと思います。

さて

目の前の「宝」に気付いていない
ということはよくあるもので・・・

私達、バックオフィスに従事する人も
例外ではなく
自分の「宝」に気付いていないことがあります。

残念なことに
日本は、先進国の中でも生産性がダントツ低い国(参照OECD加盟38カ国中29位)。


「今こそDX!」と、新しいツールを導入するものの
「ツールをいれても楽にならない」という悲鳴も聞こえてきます。(参照:IT導入ツールに約8割が不満

うまくいっていないケースの共通項は
「現場の声」をちゃんと聴いていないこと!

上記リンクの記事では
「ITツールの説明が十分ではないというコミュニケーション不足」が指摘されていますが
(もちろんそれもある)
決まってから説明ではなく
そもそも検討段階で現場の声を聴く機会と量が少なすぎる!!!のです。

具体的に仕事のやり方を改善するのに
一番必要なのは、
「今の現場で困っている」情報。

どんな場面でヒヤッとしたか。
ミスが起きたか。

それが大事な「宝」なのですが
意外なほど、生かされていないのです。

現場で働く人も
自分の気づきが「AIには見つけられない宝だ!!!」とまでは思っていない。

本当は、ものすごい組織の財産なのです。

なぜなら

AIは、インターネット上の情報を
上手にまとめてくれますが
インターネットには
組織特有のローカルルールや手順は公開されていません。

知っているのは、現場で働く人だけ。
とても大事な「そこにしかない宝」です。

「宝の持ち腐れ」は、実に勿体ない。

YPPのミーティングで
「ここが困る」「どうしたらいいかな」ということが
率直に話し合われている時、私はとても嬉しいです。

ありがたいな。

ああここでまた、改善が一歩進むな、と考えます。

「困る」ことは
瞬間的に好ましくない感情が湧きますが
長期的には「みんなの宝」。

働く場所がもっともっと快適になるために
今「やりづらいな」と思うことを声に出すことは、
「大切な宝を大切にすること」。

より快適な働きやすさを追求することは
大切な仲間を大切にすること。

だから

バックオフィスは
一見、地味にみえて
魅力的な「宝の山」なんです。

日本の生産性向上の鍵は、バックオフィス現場にあり!

バックオフィス業務を担う人は
この価値をしっかりと感じていきましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。



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五味渕の思うことVol.763 【うまくいくほうの123】

2025年4月21日配信メルマガ(登録メンバー632人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


街中の花壇に
色とりどりの花が並ぶ季節です。

植込みのお手入れをしている方に
感謝です!

さて

物事がうまくいくとき(人)と
うまくいかないとき(人)。

それぞれの特徴を並べてみたら
実に対照的だったので
今日はそれをシェアさせてください。

うまくいくとき(人)

1.「自分には出来る」と思っている(心底やりたいと思っている)
2.参考になる良い情報を探している
3.協力者を探している

この真逆が

1.「自分には出来ない」と思っている(心底やりたいと思っていない)
2.参考になる良い情報を探していない
3.一人でやろうとしている

私が過去を振り返って
実にもったいなかったなぁと思うのは
1.「出来ない」という思い込みを、
時々(無意識に)やってしまっていたことです。

「出来る」「出来ない」は
どちらも、思い込みでしかありません。

なので、今より未来を良くしたかったら
「出来る」と思い込む方が断然有効なのですが、
その黄金律を知りませんでした。

いや、黄金律は身近にあって、
2.「参考になる良い情報」には出会っていたのですが
「出来ない」という思い込みから、当時の自分に都合よく、ねじまげた解釈をしていました。

『特別な人だけが出来ることで、自分には関係ない』

当然、「出来ない」と思い込んでいる時は
それを証明する行動にでるもので・・・(苦笑)
(無意識に)孤軍奮闘していました。

「良い情報」に、素直ではありませんでした。

ちなみに

発展途上国で学校づくりをしている人が
「子供たちに将来なりたい職業を聞いたら、教師か兵士だった。
 それしか見たことがないからだ」と言っていたことがあります。

人は、今まで見聞きしたものから思考を巡らせます。

それだけ、良い情報を手に入れることも、同時に大事だということです。

良い情報に出逢うコツは、良い志や目的を持つことだと私は考えます。

「ラクしてお金儲けがしたい」と思う人は、そう考える人向けの情報(詐欺まがい)に出逢い、

「世の中をよくしたい」と思う人は、そう考える人向けの情報(価値あるもの)に出逢います。

いま挑戦している貴方が
1.2.3が気持ちよく、前向きに揃っていたら、成功は約束されたようなもの。

もし過去の私のように
有効でないほうの1.2.3を選んでいたら・・・
それでもダイジョウブ
今までの真逆に振り切れば、気持ちよい世界を味わえます。
(苦労した分だけ、喜びもまた大きい!)

そして、本物の自信をつけるには、実績も大事。

あたり前のことをあたり前にできること自体
実は、とてもとても価値の有ること。

目の前のお客様に誠実に、出来る限り誠意を尽くして
最善の仕事をし続けること。

それはやがて、本当に大きな自信につながります。

人生100年時代。

挑戦する大人が、生き生きと働く大人が
一人でも増えることが、幸せな社会につながり

私たちが取り組むバックオフィス支援と
現場での気づきが生む改善は、
健やかに働く人を増やすことにつながります。

せっかく価値ある日々を送っているのだから
うまくいくほうの1.2.3を選んでいきましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。



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五味渕の思うことVol.762 【コントロールできること】

2025年4月14日9時配信(登録メンバー632人)


毎週月曜日、私の思いをメルマガで綴っています。
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桜前線が北上中ですね。
ソメイヨシノが終われば、八重桜の出番。

誰かが植えて、誰かが手をかけて続け、育てたおかげで
毎年、大勢の人の目を楽しませている。
人知れず、役に立つ仕事ってたくさんありますね。

最近、社会人になってから勉強している人にその理由を聞く場面がありました。

「お客様に役立つと思って」
「自社をもっとよくするために」と
皆、口々に「誰かをよくすることのために学んでいる」と語ります。

誰かの役に立つことは
それだけ、人にとって、生きていくうえで大事なことなのでしょう。

お世話される立場でもあるけれど
人には「お世話したい」「役立つ自分でいたい」という願望があります。

ところが最初からうまくいくことなんて殆どなく
仕事でもプライベートでも、新しいことに挑戦すればするほど、
思うとおりにいかない、予想と違った、と感じる場面に出くわします。

そこで
「ああ、やっぱり自分はダメだ」とか「向いていない」とは考えず

「ああ、やっぱり行動すれば学ぶものだな」とか
「これができるようになったらすごいな」と
良い方向に考えながら
繰り返し繰り返しチャレンジすると、
やがて、難しいと感じていたことがスイスイとできるようになり、
たしかな成長実感と、自信を育むことができます。

その繰り返しが、また次に挑戦することに繋がる「好循環」を生み
成長する人ほど学び、人生の幅を広げます。

ところが、
うまくいかない要因を、自分以外の誰かに転嫁して
「あの人が悪い」と決めつけると
相手に変わってほしい、という願望が出てきてしまいます。

コントロールできるのは、自分の受け取り方や行動だけなのに
相手をコントロールしたい気持ちが出てきてしまう。

実際、この感情を経験したことのない人は、いないんじゃないでしょうか。

そんなときの効果的な言葉があります。

「自分にできることは、何だろう」

コントロールできることにフォーカスするのも、
トレーニングで鍛えられる、大事な人間力。

脳は、口に出した言葉に瞬時に反応してくれるので
口癖のように
「自分にできることは?」を発していると
コントロールできることを探し始める時間が増えます。

もっと深く、コントロールできることと、コントロールできないことを
しっかり分けられるようになりたい。
そう考える人には、おススメの本があります。

Little Book of Choice Theory あらゆる人間関係がうまくいく選択理論の魔法

イラストや写真が多くて、薄い小さな本なので
読書がニガテな方にもお勧めです。


もっと本格的に学びたい、という方には
分厚いですが、こちらの本もおススメです。

グラッサー博士の選択理論

健やかな日常は、健やかな心のもちようから。

自分発で、
ささやかでもできることを愚直に積み重ねて
機嫌よくあることも、きっと周りへの貢献になります。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。




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五味渕の思うことVol.761 ロールモデルを見つける


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
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今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。



私の住む埼玉は、土手沿いの桜が満開を過ぎ、
今週は、美しい散り際を見せてくれそうです。

さて
先週は、アメリカ大統領による関税引き上げで
世界に激震が走りました。
無縁ではいられず、どこも大騒ぎですが
そんな時こそ、落ち着いて出来ることを探したいもの。

可愛い子供たちへ
少しでも明るい社会をつないでいくためにも
健やかな大人が必要です。

世界を一気に変えるチカラはないものの
まず身近な人から幸せにするために
やれること、少なからず、ある!

そして課題が大きいときこそ、
小さく分け(できることを見つける)
長い目で考えるのが、解決へのコツ。

私は歴史にヒントをもらいたく
津田梅子さんの生涯をたどり始めてみました。

津田梅子さんは、
日本初の留学生で、女子教育の先駆者です。

江戸時代末期に生まれ
明治3年、たった6歳で親と離れて海を渡り
アメリカで初の留学生として10年間過ごします。

帰国する頃にはすっかり日本語を忘れて
まず、日本語と日本文化を覚え直すところからスタートします。
また留学した経験を活かしたくても
男性と違い、女性は要職につけない現実があり
アメリカでの女性の活躍とのギャップに大いに悩みます。

歴史を振り返れば大変な偉業をなした津田梅子さんですが
最初は、すべてが暗中模索の状態でした。

日本へ戻ってすぐの頃、
アメリカのホストファミリーに宛てた手紙の中で
「この現実を変えるまで私の情熱が続くだろうか」という不安を吐露しています。


「やり遂げたい」という希望と同時に
「できるだろうか」という不安と葛藤している姿に
勝手ながら、親近感を覚えました。

そして

AIと共存する時代だからこそ
不安や葛藤を経て成長することが
人ならではの魅力となり、誰にも奪われない大きな価値になる、と感じます。

今、ふとこのブログを訪れて
「できるだろうか」と「やってみたい」の間で
揺れ動く心境の方がいたら
ぜひ
その活動の後押しに
自分ならではのロールモデルを探すことをおススメします。

元立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんがよく仰っていたのが
「タテ・ヨコ思考」。
タテとは歴史、ヨコとは海外。
タテとヨコをみて学びましょう、と。

ロールモデルは、歴史の中にも、いまの国内外にも
きっと探せば沢山いるはず。

そして、良いお手本を知ると
「やってみたい」と思う世界も広がります。

ロールモデルを知ることで
挑戦することも、学ぶことも
きっと、ますます人生の楽しみになっていきます。

いろんな挑戦者で集まって
お互い、誰をロールモデルにしているか
語り合うのも楽しいですね。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

全然盛れていない写真ですが、たまには自分で撮影したものを。
昨日の夕方に撮った市内の土手の桜と菜の花です。
適度に人がいて、適度に田舎な暮らしが気に入っています。



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五味渕の思うことVol.760 心穏やかに暮らす方法


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
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ミャンマーでの大地震に
心を痛めている方も多いと思います。

こんな時、
もっと自分に力があればなと思います。

せめて
寄付という形でサポートするにも
やはりお金が必要。

持っていなければ、与えることは出来ない

だから、無欲は怠惰

欲がないのは良くない!のです。

大切な誰かを幸せにするために
欲をもって成長・成功し、豊かになっていく。

日々しっかり稼ぎ、
良い使い道に使う。

そのためにも
どうやって
まず自分が豊かになったらよいか。

答えはシンプルで

素直・感謝・貢献 が幸運のカギ だと思うのです。

素直に学び
出逢いに感謝し、
心を込めて仕事をする。

これが出来たら
もう確実に、豊かになっていきます。

そして、やるだけやれたとき
人は
清々しい気持ちにも、なれます。

心を込めて仕事をすること。

心を込めて仕事をすると、
学びが深まります。
想像力も高まります。
仕事への愛も生まれます。

「心」とは
決して目に見えないですが
心を込めた仕事は、不思議なくらい、伝わります。

あ、考えてくれたんだな、というのと
ああ、気が乗っていない仕事だな、というのは
受取側では、ものすごくセンサーが働きます。

だから

心を込めた仕事を続けると
「ありがとう」と感謝される体験も、ぐっと増えていきます。

ただ、もしも誰が気づいてくれなくても、
自分自身がわかっています。

「今日も良い仕事をしたな。
心を込めて仕事をしたな」

そう満足感を感じながら
夜にはリラックスして一日を終える。


もし、
出来なかった日は素直に反省はするけれど
決してクヨクヨしないのも、コツ。

高みの挑戦をしている、素敵な女性が
「落ち込み3秒!」と教えてくれました。
落ち込んでもいいけど、3秒だけね!と。


そして落ち込む代わりに
「明日はもっと心を込めた仕事をしよう」と
思うこと自体が、とても尊いです。


目に見えないけれど
大切なことを大切にすると
心は穏やかになります。


今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

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五味渕の思うことVol.759 みな「最高傑作」

2025年3月24日配信メールマガジン(登録メンバー635人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
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おはようございます。

先週は、雪が降ったかと思えば
五月を思わせるような陽気で
桜の蕾も一気に進む気配がしてきました。

みなさまの今朝の上空は
いかがでしょうか。

ふと、思ったのですが

もしも
自分自身を「最高傑作」と思っている人ばかりだったら
この世の中は、どうなるでしょう。

自分が最高傑作である、という自覚があれば
最高傑作であることに、ふさわしい生き方になる。

仕事のやり方も、最高傑作らしく、高い品質を求め、
プライベートも、最高傑作らしい過ごし方。

口に出す言葉も、心に思い浮かべることも
最高傑作らしく魅力的。

本当は・・・
全員が唯一無二の「最高傑作」

なのに

自分が最高傑作だと気づいていない

まさに「宝の持ち腐れ」だらけの世の中だったりして。

自分が宝だという自覚がないから
「どうせ」とか
「私には無理」と思ってしまったり、
接する相手のことも「最高傑作」だと思っていないから、
ぞんざいな態度をとってしまう。

・・・だとするとしたら、ですよ

実に、もったいない、と思ったのです。

見渡せば
「最高傑作」が服を着て歩いている。

ほら、ここにも、あそこにも。

そして、誰よりこの自分も。

人の想像力は、
悪いほうにもよいほうにも使えるので
自分自身が「最高傑作」として存在している
という妄想を、今から試してみませんか?

本当は

妄想なんかじゃなくて
本当に、唯一無二の存在「最高傑作」になれる素材。


そのポジションに
まだ慣れていないとしたら、「妄想」というほうが受け取りやすければ
そこからスタートしてみるのも一手。

しかし、ここにもコツがあります。

イメージできる、ということは
以前どこかで見聞きして、自分の記憶の中に入っている、ということ。

ダイヤモンドという存在を知らずに

ダイヤモンドみたいに輝きたい、というイメージは埋まれません。

世の中の素晴らしい「最高傑作」を知ることも
自分のイメージを広げてくれる一助になります。

得策ではないのは

自分の良さを認めないで、ないものねだりをすること。

あくまで

自分の良さを認めながら、良いお手本に触れると

「最高傑作」の磨きがいもまた増してくるというもの。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

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五味渕の思うことVol.758 バックオフィスの仕事は素晴らしい


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
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バックオフィスの仕事に携わり
20年を超えた私ですが、
やればやるほど
とても価値のある仕事だと実感します。

バックオフィスに携わる人がいなければ
色々な部署の仕事が回りません。

情報の宝庫であり、
全体の生産性に寄与する提案ができる
すごくやりがいのある仕事だと思います。

ただ、その価値を
携わっている人たち自身が、
そこまでしっかりと「素晴らしい仕事だ」と思っていないようにみえるときがあります。

「私達は売り上げを生まない部署だから
肩身が狭い。提案をしづらい」といった声を
(YPPではないですが)世間では聞くことがあります。

ひどいイメージとしては
「私たちはコストセンター」という言葉もあります。
人=コスト というのは、自分が言われたら悲しいですよね。

そうではなく
本来は「プロフィットセンター」
利益(プロフィット)を生むための
改善や提案を見つけることができる、ものすごく大事な仕事だと私は考えています。

毎日やっている作業の中で
ふと、
「このやり方はミスが起きそう」「怖い」と思うことが
貴重な改善のきっかけになります。

不安は自分一人で抱え込まず、
「もっと良い方はないかな」とチームに声をかけてみることから
色々なアイデアが生まれていきます。

ミスが起きたら
「次から自分がもっと気を付けよう」ではなく
「どうしたらミスが起きないやり方が見つかるだろう」と考えてみる。

一つずつは些細なことにみえることも
全体でとらえると
安定的に業務が流れ、滞らないことの価値は、本当に大きいです。

ふと思いついたアイデアは
その時は、形にならない場合もありますが
「どうしたらもっとよくなる?」という問いを持つ習慣は
きっと、この先の様々な場面で生かされます。

AIに聞けば早い?
いや、現場の細かいことにふと気づけた自分の感覚を
ぜひ信じてほしいと思います。

インターネットに出ている情報については
AIは得意です。

でも、バックオフィスの仕事の工夫について
一般的なことはネット上で収集できても
目の前の具体的な課題については、
携わる人自身が一番詳しいのです。

同じ商品を同じ単価で同じ個数を販売したとて
バックオフィスがスムーズな会社と
バックオフィスが混乱している会社とでは
残る利益(プロフィット)が全然違います。

地味にみえて、ものすごく奥が深い。
そして
周りにも大きな良い影響をもたらすことができる。

色々な便利なツールが出てきていますが、
実際は、
アナログな仕事もまだまだたくさん溢れています。

すべてを一人で解決は出来ませんが
「なんとかしていこう!」と
チームで考えると、解決策が必ず見つかります。


大事な大事なバックオフィスの仕事に、ぜひ誇りを持ちましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。



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五味渕の思うことVol.757 【10回に1回の法則】


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
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3月第三週に入りました。

三寒四温、
ここからは
冷え込む日よりも
暖かい日が増えそうですね。

さて

若い頃の私に言ったとて
「そうは思えない!」と反発されそうだけれど
若いころから
これを理解できていたら人生かなり違ったかも?!と思う「法則」があります。

ズバリ

「10回に1回の法則」

北の達人コーポレーションの木下社長から教わった言葉です。

10回やって
10回とも失敗した人を見たことがない。つまり、10回やれば必ず成功する。

裏を返せば、
9回の失敗(学び)を体験している、ともいえます。

昨日、
人気ユーチューバー 脱・税理士 スガワラくんと
DMM会長の亀山会長との対談を観ました。

DMMといえば
次々と事業を当てて大成功しているイメージですが
対談で亀山会長は
「8~9割失敗があって、1割の成功があって、それで取り返している」と
こともなげに仰っていました。

他人からみれば、百発百中のように
次々当たる事業をやっているようにみえる人は
実は、人より沢山試していただけのこと。

そういえば・・・

ユニクロの柳井会長は
「一勝九敗」という本を書いていました。

そう。

大きな成果を出している人ほど
その裏で、色んなことを試している。

元大リーガーのイチロー選手は
1割ではなく3割打者でしたが
「4000の安打を打つには、8000回以上は悔しい思いをしてきた。
それと常に向き合ってきたので、誇れるとしたらそこじゃないかな」と
インタビュー記事で答えています。

つまり・・・
3割打者でないとしたら

大抵、9回失敗しながら1回成功する。

チャレンジするときは
必ず10回目で成功できる、と考える。

つまり、10回分の活動時間を計画しておく。

1回、2回、3回ぐらいで
ああ上手くいかない、と嘆いていた頃の私は
この奥義を知りませんでしたが
これからは、
1回の成功のために、残り9回を粘り強くやる。

そして、10回やれば絶対できる、と明るい希望を持つ。

今までの人生を振り返ると

初めての1回でうまくいったことなど一つもなく
逆に何回も練習したら、次第にできるようになっていった経験は、必ず持っている。

きっと、今日も各地で
それぞれ、今までと違う挑戦をしている最中だと思います。

10回やれば、失敗はない!
あれこれ試すのは、うまくいくための不可欠なステップ。

安心して、挑戦していきましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

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五味渕の思うことVol.756 空気があるじゃないか


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おはようございます。

3月3日、雛祭りの日ですね。
子供のころ、「女の子のお祭り」であることが
嬉しかった記憶があります。

子供心に

「なんで、こどもの日といいながら、男の子のお祝いなんだろう」と
思っていたので、
「女の子のお祝いの日は嬉しいな」なんて感じていました。

さて

先週末、
樋口一葉さんと津田梅子さんの生涯を描いたお芝居を観劇しました。


時は、江戸から明治。

女性の地位が低く
職業、教育、結婚の自由がない時代でした。

樋口一葉さんは父と兄を亡くし
母・妹と3人で、身を寄せ合って暮らし
生計を立てるのに、とても苦労しました。

吉原の花魁や遊女よりも、もっと身分が低い「娼婦」たちから
手紙の代筆を頼まれ、
家族にあてて健気なことを伝える女性たちの生き方にふれるうちに、
女性のために書きたいことが見つかり
数々の名作を生み出しました。

津田梅子さんは、
6歳のとき、女性初の留学生として海を渡り
アメリカで11年学んだあと、帰国時には
「ねこ」という言葉以外の日本語は忘れてしまっていたそうです。
(「ねこ」はアメリカで飼っていた猫に梅子さんが名付けた名前でした)

政府の鳴り物入りで渡米したのに
帰国したら、そのプロジェクトは消えていて
梯子を外されてしまった梅子。

女は結婚して男性に尽くすもの。
そんな時代にあって、女性の教育の必要性を強く感じ
国から雇われた学校の先生の職を辞して
自ら、スポンサーを募り、日本初の女性のための私塾を開きます。
(いまの津田塾大学の前身ですね)

色んな困難があっても
やりたいことを諦めずに生きた先輩方がいたことを
改めて知りました。

さて、令和のいま。

昔に比べたら、男女ともに
大きな自由を得たけれど、
その中で、爽快に日々を生きるにはどうしたらよいのか。

自分の生き方を模索するには
その時代なりに、いろいろな煩悶があります。

かの松下幸之助さんは、ちょっと体調を崩して気が滅入っていたとき
「どうも世の中に悲観するような感じにおそわれる」と親しい友人にこぼしたら

「君は喜びを知らないんだ。今の君は、僕からみれば恵まれているが、そうとは考えていない。
 君自身が生きていくために必要なもの 
 例えば空気がふんだんにあることさえもありがたみを感じてはいないと思う。
 だからそのようなさみしさに陥るのだよ」と言われ

なるほど!言われてみるとその通りで、
そう深くありがたいことだと思っていなかった自分に気づいたそうです。


この一節を読んで、

もし、ふと不安の虫が頭をもたげたら、今後は
「なんだ!空気があるじゃないか!」と考えよう、と思いました。

ものの見方を変えるのに
一番身近な「空気」を味方につけるのはなかなか手軽で、良い手です。

真面目な人ほど
自分の課題以外にも
さまざまなことに心を痛めることがあると思います。

その優しさは、そのままに。
でも、気持ちは爽快に!

さあ、深呼吸して
爽快な時間を増やしましょう。

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