五味渕の思うことVol.762 【コントロールできること】

2025年4月14日9時配信(登録メンバー632人)


毎週月曜日、私の思いをメルマガで綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。



桜前線が北上中ですね。
ソメイヨシノが終われば、八重桜の出番。

誰かが植えて、誰かが手をかけて続け、育てたおかげで
毎年、大勢の人の目を楽しませている。
人知れず、役に立つ仕事ってたくさんありますね。

最近、社会人になってから勉強している人にその理由を聞く場面がありました。

「お客様に役立つと思って」
「自社をもっとよくするために」と
皆、口々に「誰かをよくすることのために学んでいる」と語ります。

誰かの役に立つことは
それだけ、人にとって、生きていくうえで大事なことなのでしょう。

お世話される立場でもあるけれど
人には「お世話したい」「役立つ自分でいたい」という願望があります。

ところが最初からうまくいくことなんて殆どなく
仕事でもプライベートでも、新しいことに挑戦すればするほど、
思うとおりにいかない、予想と違った、と感じる場面に出くわします。

そこで
「ああ、やっぱり自分はダメだ」とか「向いていない」とは考えず

「ああ、やっぱり行動すれば学ぶものだな」とか
「これができるようになったらすごいな」と
良い方向に考えながら
繰り返し繰り返しチャレンジすると、
やがて、難しいと感じていたことがスイスイとできるようになり、
たしかな成長実感と、自信を育むことができます。

その繰り返しが、また次に挑戦することに繋がる「好循環」を生み
成長する人ほど学び、人生の幅を広げます。

ところが、
うまくいかない要因を、自分以外の誰かに転嫁して
「あの人が悪い」と決めつけると
相手に変わってほしい、という願望が出てきてしまいます。

コントロールできるのは、自分の受け取り方や行動だけなのに
相手をコントロールしたい気持ちが出てきてしまう。

実際、この感情を経験したことのない人は、いないんじゃないでしょうか。

そんなときの効果的な言葉があります。

「自分にできることは、何だろう」

コントロールできることにフォーカスするのも、
トレーニングで鍛えられる、大事な人間力。

脳は、口に出した言葉に瞬時に反応してくれるので
口癖のように
「自分にできることは?」を発していると
コントロールできることを探し始める時間が増えます。

もっと深く、コントロールできることと、コントロールできないことを
しっかり分けられるようになりたい。
そう考える人には、おススメの本があります。

Little Book of Choice Theory あらゆる人間関係がうまくいく選択理論の魔法

イラストや写真が多くて、薄い小さな本なので
読書がニガテな方にもお勧めです。


もっと本格的に学びたい、という方には
分厚いですが、こちらの本もおススメです。

グラッサー博士の選択理論

健やかな日常は、健やかな心のもちようから。

自分発で、
ささやかでもできることを愚直に積み重ねて
機嫌よくあることも、きっと周りへの貢献になります。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。




<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.761 ロールモデルを見つける


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。



私の住む埼玉は、土手沿いの桜が満開を過ぎ、
今週は、美しい散り際を見せてくれそうです。

さて
先週は、アメリカ大統領による関税引き上げで
世界に激震が走りました。
無縁ではいられず、どこも大騒ぎですが
そんな時こそ、落ち着いて出来ることを探したいもの。

可愛い子供たちへ
少しでも明るい社会をつないでいくためにも
健やかな大人が必要です。

世界を一気に変えるチカラはないものの
まず身近な人から幸せにするために
やれること、少なからず、ある!

そして課題が大きいときこそ、
小さく分け(できることを見つける)
長い目で考えるのが、解決へのコツ。

私は歴史にヒントをもらいたく
津田梅子さんの生涯をたどり始めてみました。

津田梅子さんは、
日本初の留学生で、女子教育の先駆者です。

江戸時代末期に生まれ
明治3年、たった6歳で親と離れて海を渡り
アメリカで初の留学生として10年間過ごします。

帰国する頃にはすっかり日本語を忘れて
まず、日本語と日本文化を覚え直すところからスタートします。
また留学した経験を活かしたくても
男性と違い、女性は要職につけない現実があり
アメリカでの女性の活躍とのギャップに大いに悩みます。

歴史を振り返れば大変な偉業をなした津田梅子さんですが
最初は、すべてが暗中模索の状態でした。

日本へ戻ってすぐの頃、
アメリカのホストファミリーに宛てた手紙の中で
「この現実を変えるまで私の情熱が続くだろうか」という不安を吐露しています。


「やり遂げたい」という希望と同時に
「できるだろうか」という不安と葛藤している姿に
勝手ながら、親近感を覚えました。

そして

AIと共存する時代だからこそ
不安や葛藤を経て成長することが
人ならではの魅力となり、誰にも奪われない大きな価値になる、と感じます。

今、ふとこのブログを訪れて
「できるだろうか」と「やってみたい」の間で
揺れ動く心境の方がいたら
ぜひ
その活動の後押しに
自分ならではのロールモデルを探すことをおススメします。

元立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんがよく仰っていたのが
「タテ・ヨコ思考」。
タテとは歴史、ヨコとは海外。
タテとヨコをみて学びましょう、と。

ロールモデルは、歴史の中にも、いまの国内外にも
きっと探せば沢山いるはず。

そして、良いお手本を知ると
「やってみたい」と思う世界も広がります。

ロールモデルを知ることで
挑戦することも、学ぶことも
きっと、ますます人生の楽しみになっていきます。

いろんな挑戦者で集まって
お互い、誰をロールモデルにしているか
語り合うのも楽しいですね。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

全然盛れていない写真ですが、たまには自分で撮影したものを。
昨日の夕方に撮った市内の土手の桜と菜の花です。
適度に人がいて、適度に田舎な暮らしが気に入っています。



<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.760 心穏やかに暮らす方法


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


ミャンマーでの大地震に
心を痛めている方も多いと思います。

こんな時、
もっと自分に力があればなと思います。

せめて
寄付という形でサポートするにも
やはりお金が必要。

持っていなければ、与えることは出来ない

だから、無欲は怠惰

欲がないのは良くない!のです。

大切な誰かを幸せにするために
欲をもって成長・成功し、豊かになっていく。

日々しっかり稼ぎ、
良い使い道に使う。

そのためにも
どうやって
まず自分が豊かになったらよいか。

答えはシンプルで

素直・感謝・貢献 が幸運のカギ だと思うのです。

素直に学び
出逢いに感謝し、
心を込めて仕事をする。

これが出来たら
もう確実に、豊かになっていきます。

そして、やるだけやれたとき
人は
清々しい気持ちにも、なれます。

心を込めて仕事をすること。

心を込めて仕事をすると、
学びが深まります。
想像力も高まります。
仕事への愛も生まれます。

「心」とは
決して目に見えないですが
心を込めた仕事は、不思議なくらい、伝わります。

あ、考えてくれたんだな、というのと
ああ、気が乗っていない仕事だな、というのは
受取側では、ものすごくセンサーが働きます。

だから

心を込めた仕事を続けると
「ありがとう」と感謝される体験も、ぐっと増えていきます。

ただ、もしも誰が気づいてくれなくても、
自分自身がわかっています。

「今日も良い仕事をしたな。
心を込めて仕事をしたな」

そう満足感を感じながら
夜にはリラックスして一日を終える。


もし、
出来なかった日は素直に反省はするけれど
決してクヨクヨしないのも、コツ。

高みの挑戦をしている、素敵な女性が
「落ち込み3秒!」と教えてくれました。
落ち込んでもいいけど、3秒だけね!と。


そして落ち込む代わりに
「明日はもっと心を込めた仕事をしよう」と
思うこと自体が、とても尊いです。


目に見えないけれど
大切なことを大切にすると
心は穏やかになります。


今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.759 みな「最高傑作」

2025年3月24日配信メールマガジン(登録メンバー635人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


おはようございます。

先週は、雪が降ったかと思えば
五月を思わせるような陽気で
桜の蕾も一気に進む気配がしてきました。

みなさまの今朝の上空は
いかがでしょうか。

ふと、思ったのですが

もしも
自分自身を「最高傑作」と思っている人ばかりだったら
この世の中は、どうなるでしょう。

自分が最高傑作である、という自覚があれば
最高傑作であることに、ふさわしい生き方になる。

仕事のやり方も、最高傑作らしく、高い品質を求め、
プライベートも、最高傑作らしい過ごし方。

口に出す言葉も、心に思い浮かべることも
最高傑作らしく魅力的。

本当は・・・
全員が唯一無二の「最高傑作」

なのに

自分が最高傑作だと気づいていない

まさに「宝の持ち腐れ」だらけの世の中だったりして。

自分が宝だという自覚がないから
「どうせ」とか
「私には無理」と思ってしまったり、
接する相手のことも「最高傑作」だと思っていないから、
ぞんざいな態度をとってしまう。

・・・だとするとしたら、ですよ

実に、もったいない、と思ったのです。

見渡せば
「最高傑作」が服を着て歩いている。

ほら、ここにも、あそこにも。

そして、誰よりこの自分も。

人の想像力は、
悪いほうにもよいほうにも使えるので
自分自身が「最高傑作」として存在している
という妄想を、今から試してみませんか?

本当は

妄想なんかじゃなくて
本当に、唯一無二の存在「最高傑作」になれる素材。


そのポジションに
まだ慣れていないとしたら、「妄想」というほうが受け取りやすければ
そこからスタートしてみるのも一手。

しかし、ここにもコツがあります。

イメージできる、ということは
以前どこかで見聞きして、自分の記憶の中に入っている、ということ。

ダイヤモンドという存在を知らずに

ダイヤモンドみたいに輝きたい、というイメージは埋まれません。

世の中の素晴らしい「最高傑作」を知ることも
自分のイメージを広げてくれる一助になります。

得策ではないのは

自分の良さを認めないで、ないものねだりをすること。

あくまで

自分の良さを認めながら、良いお手本に触れると

「最高傑作」の磨きがいもまた増してくるというもの。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.758 バックオフィスの仕事は素晴らしい


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


バックオフィスの仕事に携わり
20年を超えた私ですが、
やればやるほど
とても価値のある仕事だと実感します。

バックオフィスに携わる人がいなければ
色々な部署の仕事が回りません。

情報の宝庫であり、
全体の生産性に寄与する提案ができる
すごくやりがいのある仕事だと思います。

ただ、その価値を
携わっている人たち自身が、
そこまでしっかりと「素晴らしい仕事だ」と思っていないようにみえるときがあります。

「私達は売り上げを生まない部署だから
肩身が狭い。提案をしづらい」といった声を
(YPPではないですが)世間では聞くことがあります。

ひどいイメージとしては
「私たちはコストセンター」という言葉もあります。
人=コスト というのは、自分が言われたら悲しいですよね。

そうではなく
本来は「プロフィットセンター」
利益(プロフィット)を生むための
改善や提案を見つけることができる、ものすごく大事な仕事だと私は考えています。

毎日やっている作業の中で
ふと、
「このやり方はミスが起きそう」「怖い」と思うことが
貴重な改善のきっかけになります。

不安は自分一人で抱え込まず、
「もっと良い方はないかな」とチームに声をかけてみることから
色々なアイデアが生まれていきます。

ミスが起きたら
「次から自分がもっと気を付けよう」ではなく
「どうしたらミスが起きないやり方が見つかるだろう」と考えてみる。

一つずつは些細なことにみえることも
全体でとらえると
安定的に業務が流れ、滞らないことの価値は、本当に大きいです。

ふと思いついたアイデアは
その時は、形にならない場合もありますが
「どうしたらもっとよくなる?」という問いを持つ習慣は
きっと、この先の様々な場面で生かされます。

AIに聞けば早い?
いや、現場の細かいことにふと気づけた自分の感覚を
ぜひ信じてほしいと思います。

インターネットに出ている情報については
AIは得意です。

でも、バックオフィスの仕事の工夫について
一般的なことはネット上で収集できても
目の前の具体的な課題については、
携わる人自身が一番詳しいのです。

同じ商品を同じ単価で同じ個数を販売したとて
バックオフィスがスムーズな会社と
バックオフィスが混乱している会社とでは
残る利益(プロフィット)が全然違います。

地味にみえて、ものすごく奥が深い。
そして
周りにも大きな良い影響をもたらすことができる。

色々な便利なツールが出てきていますが、
実際は、
アナログな仕事もまだまだたくさん溢れています。

すべてを一人で解決は出来ませんが
「なんとかしていこう!」と
チームで考えると、解決策が必ず見つかります。


大事な大事なバックオフィスの仕事に、ぜひ誇りを持ちましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。



<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.757 【10回に1回の法則】


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


3月第三週に入りました。

三寒四温、
ここからは
冷え込む日よりも
暖かい日が増えそうですね。

さて

若い頃の私に言ったとて
「そうは思えない!」と反発されそうだけれど
若いころから
これを理解できていたら人生かなり違ったかも?!と思う「法則」があります。

ズバリ

「10回に1回の法則」

北の達人コーポレーションの木下社長から教わった言葉です。

10回やって
10回とも失敗した人を見たことがない。つまり、10回やれば必ず成功する。

裏を返せば、
9回の失敗(学び)を体験している、ともいえます。

昨日、
人気ユーチューバー 脱・税理士 スガワラくんと
DMM会長の亀山会長との対談を観ました。

DMMといえば
次々と事業を当てて大成功しているイメージですが
対談で亀山会長は
「8~9割失敗があって、1割の成功があって、それで取り返している」と
こともなげに仰っていました。

他人からみれば、百発百中のように
次々当たる事業をやっているようにみえる人は
実は、人より沢山試していただけのこと。

そういえば・・・

ユニクロの柳井会長は
「一勝九敗」という本を書いていました。

そう。

大きな成果を出している人ほど
その裏で、色んなことを試している。

元大リーガーのイチロー選手は
1割ではなく3割打者でしたが
「4000の安打を打つには、8000回以上は悔しい思いをしてきた。
それと常に向き合ってきたので、誇れるとしたらそこじゃないかな」と
インタビュー記事で答えています。

つまり・・・
3割打者でないとしたら

大抵、9回失敗しながら1回成功する。

チャレンジするときは
必ず10回目で成功できる、と考える。

つまり、10回分の活動時間を計画しておく。

1回、2回、3回ぐらいで
ああ上手くいかない、と嘆いていた頃の私は
この奥義を知りませんでしたが
これからは、
1回の成功のために、残り9回を粘り強くやる。

そして、10回やれば絶対できる、と明るい希望を持つ。

今までの人生を振り返ると

初めての1回でうまくいったことなど一つもなく
逆に何回も練習したら、次第にできるようになっていった経験は、必ず持っている。

きっと、今日も各地で
それぞれ、今までと違う挑戦をしている最中だと思います。

10回やれば、失敗はない!
あれこれ試すのは、うまくいくための不可欠なステップ。

安心して、挑戦していきましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.756 空気があるじゃないか


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


おはようございます。

3月3日、雛祭りの日ですね。
子供のころ、「女の子のお祭り」であることが
嬉しかった記憶があります。

子供心に

「なんで、こどもの日といいながら、男の子のお祝いなんだろう」と
思っていたので、
「女の子のお祝いの日は嬉しいな」なんて感じていました。

さて

先週末、
樋口一葉さんと津田梅子さんの生涯を描いたお芝居を観劇しました。


時は、江戸から明治。

女性の地位が低く
職業、教育、結婚の自由がない時代でした。

樋口一葉さんは父と兄を亡くし
母・妹と3人で、身を寄せ合って暮らし
生計を立てるのに、とても苦労しました。

吉原の花魁や遊女よりも、もっと身分が低い「娼婦」たちから
手紙の代筆を頼まれ、
家族にあてて健気なことを伝える女性たちの生き方にふれるうちに、
女性のために書きたいことが見つかり
数々の名作を生み出しました。

津田梅子さんは、
6歳のとき、女性初の留学生として海を渡り
アメリカで11年学んだあと、帰国時には
「ねこ」という言葉以外の日本語は忘れてしまっていたそうです。
(「ねこ」はアメリカで飼っていた猫に梅子さんが名付けた名前でした)

政府の鳴り物入りで渡米したのに
帰国したら、そのプロジェクトは消えていて
梯子を外されてしまった梅子。

女は結婚して男性に尽くすもの。
そんな時代にあって、女性の教育の必要性を強く感じ
国から雇われた学校の先生の職を辞して
自ら、スポンサーを募り、日本初の女性のための私塾を開きます。
(いまの津田塾大学の前身ですね)

色んな困難があっても
やりたいことを諦めずに生きた先輩方がいたことを
改めて知りました。

さて、令和のいま。

昔に比べたら、男女ともに
大きな自由を得たけれど、
その中で、爽快に日々を生きるにはどうしたらよいのか。

自分の生き方を模索するには
その時代なりに、いろいろな煩悶があります。

かの松下幸之助さんは、ちょっと体調を崩して気が滅入っていたとき
「どうも世の中に悲観するような感じにおそわれる」と親しい友人にこぼしたら

「君は喜びを知らないんだ。今の君は、僕からみれば恵まれているが、そうとは考えていない。
 君自身が生きていくために必要なもの 
 例えば空気がふんだんにあることさえもありがたみを感じてはいないと思う。
 だからそのようなさみしさに陥るのだよ」と言われ

なるほど!言われてみるとその通りで、
そう深くありがたいことだと思っていなかった自分に気づいたそうです。


この一節を読んで、

もし、ふと不安の虫が頭をもたげたら、今後は
「なんだ!空気があるじゃないか!」と考えよう、と思いました。

ものの見方を変えるのに
一番身近な「空気」を味方につけるのはなかなか手軽で、良い手です。

真面目な人ほど
自分の課題以外にも
さまざまなことに心を痛めることがあると思います。

その優しさは、そのままに。
でも、気持ちは爽快に!

さあ、深呼吸して
爽快な時間を増やしましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.755 自分が困らない程度に


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


今週月曜も良く晴れて、良く冷えている関東の朝です。
窓の外に、真っ白な富士山が綺麗に見えます。
皆様の上空は、いかがでしょうか?

昨日、街道沿いを車で走っていて
面白い看板が目に留まりました。

飲食店の屋根の上に

「人間は 自分が 困らない程度に
     人に 優しく ありたい」

と、大きな文字で書かれていました。

普通のお店なら、店名を書くところです。

調べてみると
「アゲラー店舗からあげ屋」という
埼玉・東京に14店舗を構える唐揚げ専門店でした。

この「自分が困らない程度に」というのが絶妙だと思いました。

寄付も、ボランティアも
自分がもたないくらいにやってしまうと続かない。

良いと分かっていても
その一歩が踏み出せない、
自分にはムリ!と思ってしまいがちだけど、

「自分が困らない程度に」と心得ると
アクションしやすくなる。

これを読んだ方が
「困らない程度に」と思いながら
何か一つずつ、世の中に良いアクションが増えるといいな。

きっと、店主はそういう思いで
看板にしたのではないかと想像しました。

YPPは
「一人でも多くの人に仕事の喜びを」という思いで
ずっとやってきました。

例えば今日、
宅配便を届けてくれた方に
「寒い中、ありがとう!助かりました」と感謝を伝えることも
「自分が困らない程度に」出来ること。

飲食店でお会計をするとき、
店員さんに「美味しかった!ご馳走様」と感想を伝えることも。

どこでも、誰に対しても
「仕事の喜び」を「自分が困らない程度に」生み出すことは出来る。

もちろん、本業の仕事(バックオフィスのサポートと改善)でも
それをぜひ叶えたい。


お客様が「ああ、働きやすくなった!」と感じる環境で
良い仕事をして、お客様がご自身の仕事に満足されること

そしてその姿を見て
自分たちも充足感、達成感、仕事の喜びを感じること

そんな日常を増やしたいと常々思います。

ただ実際の仕事は、そんなにすぐ芽が出るものばかりでもなく
地道な繰り返し作業もあります。

その中にいかに「仕事の喜び」を感じる時間を作っていくか
価値ある挑戦をしつつ
日常は「できること」をコツコツ続ける。

そんな前向きに取り組む自分を
誰が見ていなくても
自分自身が、間違いなく見ている。



今日も、誰かを笑顔にしよう!と心がけながら
自分も、気持ちよく過ごせる時間を増やしていきたいですね。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

また日々の気づきをアメブロに書いています。
1週間まとめ読みでも、ぜひご覧ください。
https://ameblo.jp/omakaseypp

★YPPホームページをリニューアルしました。
「もっとこんな情報を書いてほしい!」など
お気づきの点は是非お聞かせください。
http://omakase-ypp.jp/ypp

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.754 機嫌よくあることでの貢献


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


おはようございます。

今朝も良く晴れている関東の朝です。
皆様の上空は、いかがでしょうか?

さて
私事ですが、、、

遅ればせながら、昨年から
夜、寝る前に
一日の振り返りを始めました。

遅ればせながら、なのは
だいぶ以前から「やるといいよ」と勧められていたからです。

スケジュール帳の行動予定の横に
今日やったことを書いて、
予定と実際の行動の違いを振り返ります。

「行動」は分かりやすいのですが、
ここで「心境」も振り返ります。

明るいプラスの気持ちで過ごした時間と
マイナスの心境の時間、どっちの割合が多かったかな?と。

心境にフォーカスすると
過去から培ってきた「思考のクセ」が見えてきます。

目には見えないけれども「考え方」のプラスマイナスには
大きな力が存在していて
積極的なプラスの考え方の状態にあると、とても良いことが起きます。

例えば、自分と真逆の考えを聞いた時に
マイナスな心境であると
「なんで、そんなことを言うんだ!」という非難の気持ちが湧いて
嫌な気分になってしまいます。

が、プラスな心境であると
「確かに、そう考える人もいるな!」と受け止め、
どうしたらもっと良く出来るか「貴重なヒント」をもらえたと、感謝の気持ちまで湧いてきます。

とはいえ、
積極的な考え方の状態ばかりではなく
マイナスな思考が、心に忍び込むパターンがあります。

非難グセ、比較グセ、不安グセ。

「なんで、やってくれないんだ」
「あの人は、(自分とは違って)すごい」
「自分に、できるのだろうか」

こう書くと恥ずかしいですが、
色々な人と話してみると
大勢の人が「非難・比較・不安」などに
心を囚われてきたことをカミングアウトしてくれます。

これを読んでくださる方の中にも
思い当たる人がいるかもしれません。

試しに今週一週間、
自分がどんなプラスのことを考え
積極的な心境になれるか、
今まで以上に意識して過ごしてみませんか?

どんなことがあると
プラスの心境に自分をもっていきやすいか確認することで
「自分のトリセツ」が分かります。

機嫌よくあることは、自分だけでなく周りにとっても大事なこと。

そして自分がプラスの心境になったら
本当につらい体験のさなかにいる人のために
快復や無事を祈りましょう。

これを読んでいる仕事仲間の中には
闘病中の人も、ご家族が大変な状況にある人もいます。

出来る人が、出来るところから始めて
少しでも明るく元気な一人であることが
日常に、よい影響を作ってくれると確信します。

クリキンディという名前のハチドリが
山火事の中で、懸命にくちばしに水を蓄えて運んで消火にあたり
まわりの動物から「そんなことをして何になる?」と言われたとき
「私は、私にできることをしているの!」と言ったという寓話があります。

「私は、私にできることをしているの!」

なんてすばらしい言葉だろう!と思います。

ぜひ、クリキンディのように
自分のエネルギーを良い方向に使い続けましょう。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。



日々の気づきをアメブロに書いています。
1週間まとめ読みでも、ぜひご覧ください。

<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

五味渕の思うことVol.753 高い目標を掲げる意味

「目標を高く掲げると
 その分の努力をしなければならない。
 だから、そこそこの目標にしておきたい」

そんな風に思ったことが、実は過去何度もありました。

高い目標の前には、大きな犠牲を払わなければならない。
そうも思い込んでいました。

でもある時、それは大きな勘違い、思い込みだったと知りました。

高い目標を立てて目指している人を知れば知るほど
誰かを「犠牲」にするのではなく
自分も、まわりの人も幸せにしていました。

自分も周りも幸せになるために、これから何が必要かを真剣に考えた結果

そこには、高い目標がおのずと見つかり
その目標を掲げることで・・・
(ここからが肝心なのですが)
それを叶えるために必要な情報に、目が行くようになる!

つまり
良い情報と出逢えるようになる。

その恩恵が、人の魅力を高め、人生を豊かにする
とてつもなく大きいものだと知りました。

禅の教えの中に
「霧の中を行けば、覚えず衣湿る」とあるように
人は、周りの影響を受けながら生きていて

学ぶことが好きな輪の中にいると良い影響を受けて
良い書物や良い教えが、次第に自分にとって好ましいものになっていく。

最近
「もっと早くこの本に出逢い、実践すればよかった」
と思う本がありました。

ところがそれは10年以上前に出版されていて
書店で手に取ることもできた。

けれど当時の私は、
「高い目標を掲げると大変。大きな犠牲を払うのは怖い」と思い込んでいて
その本が目の前にあっても、目に入れなかったのだと思います。

この「思い込み」は
本当に勿体なかったけれど、やってしまったので仕方がない(笑)。

けっこう長い年月を
自分の(潜在的な)力を過小評価して生きてしまった、という事実をもとに

これからは

そんな長い思い込みを経た後でも、人は幾つからでも生き生きと魅力的に
自分の才能を開花させられる と証明するのに
格好の環境・条件を満たしている、と思うことにしました。

カミングアウトするのは
私のように
「自分はそこそこである。大したことはできない」と
長年勝手に決めつけ、思い込んでいる大人は、私一人ではなかろう、と思うからです。

そして、同じように
「気づけばそれは思い込みだった。私はもっとこれから成長するし、
大勢の役に立つことができる。自分も周りも幸せにする力を秘めているし
それをこれから発揮するために、今までの努力があった」
と思える人もまた、私一人ではないからです。

戦争のない時代に生まれ
比較的、命の危険のない日常を送ることが出来、
読みたい書物に手を伸ばせる自由もある。

この恩恵だけでも感謝ですが、
もっと自分を活かせた時に、この感謝の気持ちも何百倍にも膨らむと確信します。

自分も周りも幸せにするために

日々の習慣を良いものにすること
口にする言葉を美しいものにすること
自分と周りへ温かな感情を向けること

すべて「出来ること」なので、思い込みからまだやっていないことがあれば
一緒にトライしてみませんか?

そうやって日々、人間力が磨かれる中で
目標は更に高くなり、
自分や周りへの貢献度も高くなり、より充実した日々が待っています。

今週も、良い気づきや
温かな気持ちになる日が沢山ありますように。



<YPPがLINE公式アカウントに登場!>
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。