こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。
前回に引き続き
事務カフェプロジェクトの寄付先をご紹介します。

 

事務カフェは、最初は事務屋どうしの情報交換
事務スタッフのスキルアップを目的に始めました。

3.11が起きたとき
「復興には絶対に10年以上かかる。
途切れない支援を何かしたい」と思って
勉強会の事務カフェの収益を10年は寄付し続けようと決めました。

おかげさまで、講師の方には
多大なるご協力をいただき
これまでも、ボランティアで素晴らしい方々にご登壇をいただいています。

そして、寄付先も
日が経つ中で変遷を経て
腰を据えて支援を続ける方を探しているうちに
すっかり地域に根を下ろし
自分の命の先までを見据えて
復興事業を手掛ける方との出会いにつながりました。

福島県川内村で
上質な国産ワイン畑を作っている
かわうちワインの髙木社長は、そのおひとりです。

かわうちワイン高木社長

(冒頭とこちらの写真は「孫の手トラベル」さんから引用させていただいております)

ふくしま×できること 福島で働くとは?

 

髙木社長とお会いしたのは、2017年の秋。

食・農・観光 地域資源を活かした起業を考える川内村・田村市現地視察ツアー
(主催:一般社団法人RCF)で、その活動を知りました。

takagisyacho

印象的だったのは
『工業団地を造って工場を誘致しても、企業はやがて移転していくかもしれない。
けれど、その土地に根差した産業をつくれば、ずっとその土地に続いていく事業になる』
という髙木さんの言葉。

ワインへのこだわりも尋常ではなく
10年に1度あるかないかの寒さで若い苗木がダメになるリスクを考えて
(もしかしたらそういう気温は今年は発生しないかもしれないのですが)
毎年冬を迎える直前に、2万本の苗木を一本ずつ、緩衝材とアルミ材で丁寧に保護します。

去年の12月初旬、お天気に恵まれたときに
ボランティアでいった苗木の保護の様子facebookの動画では
楽しくやっておりますが、傾斜のあるフワフワの土のうえでの中腰作業は、重労働。
特に日が陰ったり、風が吹いたり、雪の中での作業は過酷です。

それでも多くのボランティアが集まるのは
髙木さんはじめ
この事業へ駆ける思いの真剣さ、深さに打たれる方が多いからだと感じます。

ブルゴーニュ地方を思わせる広大なかわうちワインの畑

(こちらの写真も「孫の手トラベル」さんから引用させていただいております)

ワイン好きの人には是非、この会社を知っていただき
開墾から始まり、植えてみて、糖度を測り、品種を変えて
改良に改良を重ねながら
美味しい国産ワインを提供する
ワイナリーを造っていく過程を一緒に味わいながら
ボランティア活動にご協力いただけたら嬉しいです。

YPPも引き続き、
事務カフェを通じて応援していきます。

かわうちワインさんの今後の活動は
ちょっとずつ更新中のブログfacebookでご覧ください。

ボランティア情報が出たら、YPPでもシェアしたいと思います🍷

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