2023年 7月 の投稿一覧

7月に読んだ本

夏ですね!おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

芥川賞を受賞された小説家の市川沙央氏が、「読書にもバリアがある」という趣旨のことをインタビューで語っておられ、初めてそれを意識しました。

本を手に持つこと。ページをめくること。視力を使って目で読むこと。
それがとても大変な作業である人、もしくは出来ない人もいる、ということ。

そんな「今まで自分にあった当たり前を疑う」ことも感じつつ、今月の読んだ本ご紹介です。

なぜ、あの人には何でも話してしまうのか 心理カウンセラーのすごい「聞く技術」 山根 洋士 (著)
社員による大推薦本で一気読みしました。「聞く技術」とありますが「聞く心」と捉えて読むと良いなと思います。相手に関心を持つこと・目の前の人を大切にすることは、自分を大事にすることに繋がります。
鈴木敏文 商売の創造  緒方 知行 (編集)
「商売の原点」とセットで読みたい一冊です。創造にかける情熱、お客様への関心度の高さ、創意工夫することの価値。またそれが天下のセブンイレブングループでも幹部と共有する難しさも含め、生々しく参考になります。
商売の「原点」も「創造」も、規模・業態に関係なく、
万国共通の基本姿勢だと改めて思います。
天才はあきらめた 山里 亮太 (著)
大好きな芸人さんのお一人ですが、本も面白過ぎました。「努力の天才」としか言いようのない努力家。オードリー若林さんの「あとがき」とセットで楽しんでほしいです。昭和からのハードワーカーで、道を切り拓いて来た方々にも似たような「努力」と「過去」を感じます。
ヒトの壁  養老 孟司 (著)
一度だけ、虫取り旅行にご一緒させていただいた養老孟司先生。大先輩が年齢を重ねて、若いころの考えや、考え方が次第に変わっっていったありようを吐露されているのは、とても興味深いです。私自身、今はそうだと感じていることも、晩年に変わることもあるのだろうなと思いつつ拝読しました。
仕事の思想―なぜ我々は働くのか 田坂 広志 (著)
田坂広志さんは、私の人生初のメンター(師匠)が教えてくださった方です。「仕事の報酬」から始まって、色々読みました。古い本ですが、普遍的で、いま読み返してもすごく共感する内容です。
外食マネージャーのためのぶれないプライドの創り方 田村 茂 (著)
お世話になっているTMBC交流会に参加された方が書かれた本。商品愛、お店への愛、働くスタッフへの愛。長く愛されるブランドの陰には、やっぱり、大きな志と愛と、そこに共感して集まる人の想いがあります。
楽しくまなぶ『易経』 梶川 敦子 (著)
「易経」は勉強しなさい、と諸先輩方から何回か教わり、それでも敷居が高い気がしていましたが、この梶川先生は、なんと1923年生まれ。大正・昭和・平成・令和の4時代で易経を学ばれた女性が99歳で発行した本と知って読まずにはいられませんでした。奥が深い本で、少しずつ読み進めています。

9月からの「コーディネーター養成講座」のために、ビジネス本を探すことが多かった昨今ですが、
8月は、ちょっと夏休みらしい雰囲気の読書も楽しみたいと思います。

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6月に読んだ本

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

恒例の読んだ本シリーズの投稿です。
一ヵ月、ほんと早いな。
半年で折り返すこの月は本当に早さを感じる月です。

あっという間に過ぎるということは
それだけ日々、充実した仕事がある証拠。

ありがたいです。
そんな気持ちを抱きつつ、6月に読んだ本をご紹介させていただきます。

AI分析でわかった トップ5%セールスの習慣 越川 慎司 (著)
実は、YPPでは売り込み型営業をしたことがありません。その有効性を再確認する意味で読んでみました。「ね、言った通りでしょう」と言いたくなる一冊(笑)。やはり売り込み行為は「正しい営業の対極にある」と確信します。
光をみつける 穴澤雄介 (著)
盲目のバイオリニスト 穴澤雄介さんが、AIにビビる健常者に向けて励ましの一冊を贈って下さいました。なんでそんなに恵まれているのに悩んでいるの?と。将来不安をなんとなく感じてしまうときこそ、この明るい生き方を思い出したい、と思う尊敬してやまない音楽家です。facebookに投稿されている「見えない世界の車窓から」という写真は本当に秀逸で、ぜひ穴澤さんとfacebookでもお友達になって、ご覧になってください。
鈴木敏文 商売の原点 緒方 知行 (著)
20年近く前の本ですが、普遍的で、どの時代でもどの業種でも役立つ商売の原点が書かれています。以前ある記事で、「セブンイレブンの事業が成り立つと確信したのは何店舗目か」と聞かれた鈴木会長が「100店舗超えた時」と回答されたことが非常に印象的でした。YPPも20年近くやってきて、確信に至ったことがあります。商売は勉強すればこんなに答えが沢山書いてあるので、悩む前に本を読みましょう。
昨日までと違う自分になる 若宮 正子 (著)
大好きな若宮正子さんの新著。YPPのクレドも「とにかくやってみる」から始まるのですが、もう生き方はこれに尽きます。やれるチャンスがあるならやってみる。その立場になれた幸運を感じることが、良い出会いやワクワクする日々につながっていきます。悲しいことや辛いことが全く起きない人生もないですが、楽しいことは自ら増やせる。新しいことを億劫がる中高年に若宮さんが「勿体ない!」とエールを送ってくださっています。
キーエンス解剖 最強企業のメカニズム  西岡 杏 (著)
お客様に薦められて読みました。前述のセブンイレブン鈴木会長と同じで、強い会社がやっていることは本当に同じだなと痛感する一冊です。お客様が呆れるほどしつこいぐらいに提案して、喜ばれる仕事をしていたら、それはもうやりがい充分だろうと思います。自社の営業を強くしたいと思ったときのバイブルになります。
強運の持ち主  瀬尾 まいこ (著)
本屋大賞受賞作。占い師を生業としている主人公と、彼女に占ってもらいに来るお客との心温まる出来事です。
ほっこりとした気分になれる休日におススメの一冊です。
稚心を去る 栗山 英樹 (著)
プロ野球という、日々マネジメントの審判を下される仕事で監督を務めた8年間の胸の内を書いています。1年目と2年目の違い、2年目と3年目の違い。。。
同じ人がやっても、経験を積んだことでそのマネジメント手法や考え方が変わっていきます。長いからよい、というものでもない難しさも含めて、長く向き合うことの面白さや価値も感じられます。
SHOーTIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男  ジェフ・フレッチャー (著), タカ大丸 (翻訳)
今やこの方のニュースを全国民が楽しみにしているんじゃないかと思うぐらい、本当にすごい活躍ぶりです。表紙をみただけで即買いです。1460日密着と帯にありますが、それでも大谷選手ご本人のコメントは少ない(笑)。それもまたカッコいいです。

普遍的なことが書いてある名著にふれながら思うのですが、、、

知っていると知らないの差がまず大きく
知っているとやってみるの差もまた大きく
やってみると、続けているの差もそれこそ大きく
続けているが習慣化されると最強です。

正しい知識と姿勢と、続けるための目的意識が、本当に大事ですね。

7月も良いアウトプットのためのインプットを続けます。

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