ふと考えたこと

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フリー(個人事業主)の良さと大変さと、いつのまにか身についた確かなチカラ

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

ブレインワークスさま主催 Bナビオンのハッピーキャリア応援シリーズにて
4月10日(本日)、YPPメンバー3人の方に登壇いただき、
『自分らしい自由な生き方
〜個人事業主として働く女性が率直にライフスタイルを語ります〜』

というテーマで
パネルディスカッションを行いました。

写真はブレインワークス近藤昇社長ご提供


今さら女性活躍なんて、、、と言いたくもなるものの
日本の女性の社会進出ランキングは「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2020」によると、対象は世界153カ国中121位と極めて不名誉な最新結果が出ています。

いろいろな「失言」がニュースになり
降板したりCMが中止になったり

どうりで働きづらい人が多いわけです(男女ともに)。

そんな現実がありつつも、一人ずつは
自分で納得のいく選択をし、充実した日々を満喫しているのも事実で
そんな姿を知って頂きたく、3名様にご協力いただきました。

登壇してくださったのは
自宅でピアノ教室を経営しながら、小学生のお子さんを育てながら
YPPでも経理の仕事をしている秋山さん(埼玉県在住)。

東京から宮古島に移住して雑貨店を経営する傍ら、
YPPで経理の仕事をしている大出さん(沖縄県在住)。

全国各地を飛び回り、趣味が高じてワインも仕事にしてしまった
YPPでプライバシーマーク研修講師をしている竹内さん(福島県在住)。

写真は、大出さん 宮古島のざっかやさん eccoecco HPより拝借しました

お三方とも
それなりに忙しい日々をお過ごしですが
マイルールで決めた「定休日」をしっかりと取り
PCやスマホから離れる時間も意図的につくって
健やかな生活を心掛けながら、複数の仕事をやりくりしています。

私を含めて登壇した全員に共通したのは、
『大変なこともあるけれど、自分自身で選択の自由があるフリーな生き方を体験した今、雇われて働く生活には戻れない(戻りたくない)。
この生き方のほうが、正社員時代よりもずっと快適』ということ。

自分で考え
自分で決断し、
責任を感じながら仕事を全うする日々。

一つずつの積み重ねの中で
うまくいかない経験も次への糧として
雇われて働いていた時は相手や環境のせいにしていたことも
自分のあり方・やり方次第で違ったかもしれないと
成長材料にできるようになったこと。

最初は「向いていなかったかも」「やめようか」と感じたけれど
続けてみて、だんだん上手なやり方がわかってきたこと。

個人事業主に限った話ではないけれど
誰かの保護のもとではないからこそ磨かれた
さまざまなチカラを感じるお話の数々でした。


在宅ワークをこれから始めてみようかと考えている方には
背中を押してくれる一言に出会えるんじゃないかなと思います。

オンタイムで参加できなかった方は、Bナビオンにご登録いただくと
いつでも視聴できます。

ご興味ある方は是非、こちらからご登録の上、ご視聴ください。

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その資料は、その数字は、本当に必要ですか?

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

かつて読んだ本
サイゼリヤ創業者の正垣 泰彦 さんがお書きになった
『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』の中に
【追いかける数字は一つに絞る】という教えがありました。

そんなことを改めて思い出した出来事を共有です。

先日、年商2000憶円を売り上げる経営者の先輩に
社内システムと帳簿を見せて頂きました。

日々、全国の営業所の多数の部門から膨大な件数の受注伝票や仕入伝票が
膨大に起票されているはずで、
事業もグループ会社も多岐にわたり、
さぞかし細かなデータなのだろうと思いきや・・・

売上・仕入・利益 のみ
iPadのタブレット半分程度のスペースに、
シンプルな数字が表示されていました。

その方が仰るには、、、『たくさんあると、分からなくなるでしょ』

よく「商品ごとに分析したい」「部門別管理がしたい」など
細かく分析したいという経営陣のリクエストで、すごい表を力作する現場は数多くありますが、
この会社さんは、事業ボリュームとは正反対に、驚くほどシンプル。

『足し算と引き算だけなら、みな、分かるでしょう』

この数字は日々更新され、全従業員と共有しているのだそう。

データ収集をシンプルにしていることで、手順が少なく作業も早く
結果、常にタイムリーな数字が入手できています。

『何とか率って小難しい数字を見て、日々の仕事に本当に生かせますか?』

つい細かいデータを見たくなり、
一度分析用に指示した資料が、毎回作成されるようになり
気付けば、誰もそんなにチェックしない数字も
丹念に拾うために、幾人もが手数をかけていることが、よくあります。

手順が多ければ、そこにヒューマンエラーが生じる確率も上がり
確認・修正作業に検証の打合せ云々と、延々と手数は増えていきがちです。

毎月作成している資料
毎月行っている作業
果たして本当に必要? 
と資料作成を指示する側も、指示を受けて作る側も、
【双方でこれまでのやり方を疑ってみること】が大事だなと、つくづく感じた次第です。

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共有しているExcelで、知らないうちに数字が変わっている?!

こんにちは。おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

昨日のこと
あるメンバーから『集計の数字を間違えたかもしれない』と
焦った声で電話がありました。

『土曜日なのにすみません』と恐縮しつつ
でも間違っていたら大ごとなので、電話をかけたとのこと。
早速、ZOOMの画面共有を使って、二人で検証を始めました。

ある販売実績データ(Excel)を部門・住所・顧客番号順に並べなおし
購買日と金額を毎月集計している[年間推移表]があるのですが
お客様から届く毎月の販売実績Excelのうち
過去2カ月だけ、2名の顧客番号が違っていた月がありました。

顧客番号が変わることはあるのですが、
3か月目から従来の番号に戻っているので、
2カ月だけ変えるとは考えにくく、今回のケースは
【意図して変えた】のではなく
【間違えていた期間があった】と考えるべき。

この番号違いに発生当時に気づいたYPPメンバーは
番号が異なった状態で並び替えをすると正しい集計にならないため、
問題の2カ月に関しては
正しい顧客番号に修正したのち並べ替えをして、正しい年間推移表を作成していました。
が、今月分を更新しようとして
ふと【間違った番号のまま並べ替えをしたとしか思えない、過去の数字のズレ】に気づいたのだそうです。

メンバーと二人でデータや作業履歴を調べていくうちに
お客様側で、どうやら間違った顧客番号のまま並べ替えをして作業を行い、
データを上書き保存していたことが判明しました。

共有ファイル「あるある」の一つです。

何かミスが起きる際は
【大事なことほどお伝えいただけていないもの】。

幸いにも納品控えのファイルがYPP側にあり、正しいデータを上書きすることで
さほど時間をかけずに修復出来ましたが、
自分以外の人が触る可能性のあるファイルは
取扱いのあり方や、どのタイミングで誰が何を行うか
【運用ルールを明確にしておくこと】がとても大事だと改めて痛感しました。

また、①Sheetやファイルを保護して「編集不可」にする、②元データはExcelをやめて(kintoneや受発注システムなど)書き換えにひと手間かかるようにする
など「脱エクエル」も、一案です。

ミス発生リスクが残ったままのExcel共有は
必ずと言ってよいほど、
再調査や修復の手間(=余計な事務コスト)が、かかります。

Excelは、データの一覧表示や集計・グラフ化には大変便利ですが
一つのタイプミスでデータが変わってしまう脆弱性と表裏一体。
特に【確定版データ】は保管用に徹して
なにか追加作業する際は、必ず別ファイル名保存をしてから使うなど
共有時の運用ルールを徹底したいですね。

以上、現場のヒヤリハット事例からの共有でした。

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自信をつけて再就職をした 北海道Fさんの話

今からもう5~6年前の話です。

子育てや介護中の女性登録者がメインのYPPに
Fさんという中高年の男性から登録がありました。

ある事情で退職したものの、
なかなか次の職が見つからない間
在宅ワークをしたいというご希望でした。

Fさんの履歴書を拝見して、
たしかにその年齢だと、簡単に再就職先が見つからないことは
想像に難くありませんでした。

年齢や経済的なことを考えれば
一刻も早く再就職したいことは明らかでしたが、とはいえ再就職が難しい状況で
YPPで登録し、個人事業主としてお仕事をスタートすることになりました。

在宅ワークを始めたてのFさんに
最初からボリュームのある仕事はなく、
まず1つ、週3日程度、一日2時間ぐらいの業務を担当してもらいました。
収入は微々たるもので、
潤沢にあるのは、シフトに入らない「働かない時間」。

Fさんは、このシフトに入っていない日に
熱心にチームのことを考えてくれ、
『いつも使っている管理表(Excel)をこう改善すると、
皆の間違いが減ると思うのですが・・・』と色々提案してくれました。

もちろん、YPPやお客様からオーダーしているわけではないので、
考えたり提案のためにExcelをいじっている時間は、お金になりません。

ただ、そんなことを繰り返すFさんに対して
チームメンバーは、感謝の言葉を述べ
チーム全体の雰囲気もとても良くなっていきました。

そんな生活から1~2年ぐらいでしょうか。

Fさんは一念発起して就職活動を再開します。
在宅でも個人事業主でも、
まわりと協力して働く中で
仕事への熱意や意欲が、自信に変わっていったのだと思います。

結果、Fさんは5社から内定をもらいました。

いずれも前職とは違う業界です。
びっくりするような大手企業からの内定もありました。

一つはAIを使う分野の仕事でした。

AIなんて使ったことも、見たこともありません。

でもFさんは、面接までの1週間にAI関連の本を
数冊ほど読み込んでいき、面接に臨みました。

その勉強熱心な姿勢が、採用の決め手だったそうです。

経験者だとかえって『過去の経験則や業界の慣行』に捉われて
やる前から「それは難しいと思います」と出来ない理由ばかり述べて
挑戦しないことが往々にしてあります。

どの業界にとっても今は変革期。
採用側は
新しいことを勉強する、やる気がある人と仕事がしたいと考えます。


面接をした会社の多くがFさんを採用したいと考えたことは、その頃には
私にとっては驚きではありませんでした。

Fさんは自分が勝ち取った選択肢の中から
大手企業ではなく、
自分が十分に活躍できそうな小規模な会社を選びました。

嬉しいことに
YPPで在宅ワークをする中で、
自分が感じる「仕事の喜び・やりがい」は何か
仕事において、自分にとって大切なことを
改めて知ったのだそうです。

いま、再就職にむけて
(就職活動していなくても将来に向けて)
学び直しをしている方も多いと思います。

再就職がすぐにできなくても、
少しずつ働くという選択肢もあります。

もちろん、新しいことを勉強するのは
簡単ではないことも沢山あります。

ただ、新しい分野は常に人手不足で
学び直しをすれば、いくらでもその先に
もっと働けるチャンスはめぐってきます。


Fさんの体験をぜひ一人でも多くの方に知って頂きたいと思います。

『一人でも多くの人に仕事の喜びを』
YPPが一番大事にしたいことです。


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フローは生き物。知らないうちに変わっていく

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

 

最近、製薬メーカーが水虫薬に睡眠導入剤成分を混入させてしまった事故で、
多くの健康被害が出ているとの報道がありました。

コロナ禍報道と比べるとニュースの扱いは小さいですが、
当事者のいる会社や関係先では
大変な騒ぎになっているだろうと想像します。

新聞記事の中で
製薬会社の代表者が深い反省の意と共に謝罪し、
『ダブルチェックは名ばかりだった』とコメントしているのを見かけ
思わず、息をのみました。

ダイレクトに人命を預かる現場はもちろん、
これを対岸の火事とは考えられない仕事は数多くあると思います。

残念ながら、YPPでも
過去何度も、お客様や関係者にご迷惑をお掛けする事故を起こしてしまっています。

今日は恥を忍んで、事故からの学びを共有したいと思います。

 

長年担当していたらミスをしないかというと
ベテランでも、新人がなし得ないような大きなミスをすることがあります。

日ごろ、研修を担当している講師職でさえ
自分が指導していたことを、
なぜか今回やってしまった、というケースもありました。

実行者は「悔やんでも悔やみきれません」と言い、
本当に落ち込みます。
出来ることなら時間を巻き戻してやり直したい、という気持ちになりますが
起きてしまった以上、できることは

1.迅速な謝罪

2.修復対応

3.再発防止策を講じる

しかありません。

 

3の中で発生経緯を探っていくと、必ずと言っていいほど
『ダブルチェックではなくセルフチェックでやっていました』と
基本が守られていなかったことが判明します。

 

なぜ、そんなことが起きるのか。

今月起きたミスを探るうちに思い至ったのは

『フローは生き物。現場で変わっていく』ということです。

 

教える側は、必ず守って!と強く思いながら教えているルールも
教わる側が、同じように大事に思い、ずっと守ってくれるとは限らない。

むしろ教えたそばから
『このやり方よりもっと良い方法に変えよう!』と内心は
すぐ変えたがっていることも良くあります。

こう書いている私自身も、毎週の研修で
口を酸っぱくして
『同じことを繰り返すより、少しでも創意工夫を』と指導しています。

 

日進月歩という言葉が古臭く感じるぐらい
ものすごいスピードで技術革新がなされている今、
こと仕事の手順において
(人命を直接的に預かる医療や公共運輸でなく私たち事務の現場なら)
変えることは「善」であり、変えられないことは「悪」ぐらいの認識です。

 

とはいえ、現場の創意工夫のなかで
従来からのやり方を変えた結果、
本来の安全性や確実性を担保するために行われていた作業が
欠落してミスにつながることも、現実には起きてしまいました。

「効率化を求め過ぎた結果」と単純に言えるものではなく
良かれと思って改善した新しいやり方を
充分に検証する「複数の目」が足りていなかったことが、敗因です。

 

小規模法人では、総務経理は一人がオールマイティに担当することが多く
グループやチームを組んで、総務経理を行っているところは
殆ど無いと思います。
(もともと相談できる人が存在しない、という問題も)

その課題を解消すべく
YPPではチーム制を基本にしていますが、
細かな作業単位では、セルフチェックで十分と判断される業務もあります。

セルフチェックで事足りる業務であったとしても
フローを改善する際に、単独で考えたアイデアを
誰かしら別の人間と「新しいやり方に移行して、危うくなる点はないか」と
相談するステップがあるかないかで、大きな違いが生じます。

この一言声をかけて、確認をとる。

「声をかける」「呼びかける」「自分以外の考えを聴く」

この「ひと手間」がすごく大事なのですが、
日常のおしゃべりとは異なり、
横断的に関係者に声をかけミーティングを呼び掛けるとか
積極的に自分の改善を会議で披露するなどは、
忙しさも相まって、なかなか実践できていない人も多いのではないかと思います。
特に弊社はテレワークで、離れた環境で仕事をすることが基本ですから
つい自己完結したくなる状況下、
「相手も忙しいから、手を煩わせては悪い」と遠慮しがちです。

ただ、だからこそ意識的に
手順は変えつつも「果たすべき目的」が抜けてはいないか
ぜひ一言、仲間や上司に声をかけて確認をしてほしいと思います。

そしてマネジメントする側は
「現場では自分が知らないうちにフローは変わってしまうもの」という現実を理解して
定期的なチェックや声かけが欠かせないと心得ておくべきでしょう。

 

起こしてしまったことをどれだけ深く省みて、
次の改善につなげるか。

その繰り返しを粘り強く続けることが
より精度の高い仕事ができるようになる
唯一の道だと考えています。

 

そして他業界の事故であっても
自分ごとに置き換えて、ヒヤリとする感覚をもっていたいと思います。

ナンテン

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8月に読んだ本

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

8月は、仕事のヒントを得たい本に手が伸びました。
いずれもコロナ以降に書かれたものばかりです。

コロナ禍で伸びている会社が、コロナ禍だからこそと
惜しみなく、自社のノウハウを語り、すぐに本にしてくれる時代。

これは入手できる簡単さとは裏腹に、本当に貴重な、すごいことだと思います。

それだけ、世界の危機に際して
何かしらせずいはいられないという思いで発信された方に応えるためにも
読んだだけでは終わらせないぞ、という気持ちで読みました。

ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか 
酒井大輔 (著)

仕事をする面白さ、商売をする面白さ、経営をする面白さ。データ経営とファンとのタッグは見ごたえあるドラマのようです

仕事をする面白さ、商売をする面白さ、経営をする面白さ。データ経営とファンとのタッグは見ごたえあるドラマのようです

 

ニトリの働き方 
似鳥 昭雄 (著)

ユニクロの柳井社長と同じく、世の中、一人でも多くの人が人生を良くしてほしい、という思いから惜しみなく仕事の要諦を披露くださっています。すべての業界・業種でも必要な仕事論が書かれています

ユニクロの柳井社長と同じく、世の中、一人でも多くの人が人生を良くしてほしい、という思いから惜しみなく仕事の要諦を披露くださっています。すべての業界・業種でも必要な仕事論が書かれています

 

働き方5.0: これからの世界をつくる仲間たちへ
落合 陽一 (著)

副題にある通り、これからの世界をつくる仲間、より良い方向に世界を導く仲間を増やしたいという強い熱意が伝わってくる一冊です。若い人も若くない人もぜひ触発されて、これからの世界をつくる仲間の一人として立ち上がりましょう、と言いたくなります。

副題にある通り、これからの世界をつくる仲間、より良い方向に世界を導く仲間を増やしたいという強い熱意が伝わってくる一冊です。若い人も若くない人もぜひ触発されて、これからの世界をつくる仲間の一人として立ち上がりましょう、と言いたくなります。

 

幸せに生きるための考え方
仕事を通じて、出会った人から喜ばれるための仕事のあり方は
普遍的なもの。

そんなことを思い出させてくれる3冊で
ビジネスパーソンだけでなく、学生の皆さんにもおススメしたい本です。
つい新型感染症に、うまくいっていない理由を見つけがちでしたが
やることは、コロナ禍であってもなくても、変わらないなと思います。

変化は常に必要で
コロナのおかげでそれを実感しやすいことだけは
感謝して良いかもしれないと思います。

最後にもう一度
『読んだだけでは終わらせないぞ』を自分に言い聞かせています。

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【YPPセキュリティ情報】急増しているネットバンキング被害。細心の注意を!

先日、日経新聞の記事でも取り上げられていた、ネットバンキング被害について
内容を共有したいと思います。

一昔前は、銀行の用事を済ませるために平日の仕事を調整して
窓口に行くということも珍しくありませんでした。
それがネットバンキングの普及で、いつでもPCやスマホから
手続きが出来るようになり、利用者も年々増えています。
しかしながら、ネットバンキングのIDとPWを盗まれ
別の口座へ不正送金されるネットバンキング被害は後を絶ちません。

現在、ネットバンキングを利用する際は、ユーザーが元来設定している
固定PWに加えて、事前に登録した携帯電話などに毎回異なる使い捨ての
パスワードが届く「ワンタイムパスワード」を入力することがほとんどです。
ワンタイムパスワードは、固定パスワードが漏洩した場合でも第三者の不正ログインを
防ぐことができ、不正送金の被害防止に有効とされてきました。

しかし、19年秋ごろから、ワンタイムパスワードが破られるケースが目立ち始めているようです。
犯人側がSMS(ショートメッセージサービス)で、銀行の偽サイトに利用者を誘導し、
その情報を基に正規のネットバンキングにログインします。
そして、銀行から利用者にワンタイムパスワードが送られるタイミングに合わせ、
偽サイト上に新たな画面を表示し、ワンタイムパスワードも入力させる手口です。
つまり、「ワンタイムパスワードを設定すれば安心」とは言えない状況になっています。
偽サイトは一見すると公式サイトだと思ってしまうほど精巧な作りで、
SMSに記載されているURLも、公式のものと似たような文字列になっている場合もあります。

被害にあわないためには、EメールやSMSでネットバンキングに関する案内が届いた場合は、
そのまま記載されているURLをクリックするのではなく、ひと手間かけて
必ず公式サイトからネットバンキングへのログインボタンをクリックするようにしましょう。

犯人は日々新しい手口で私たちの口座を狙ってきます。
業務でネットバンキングを使う時はもちろん、自分の個人口座で使用する場合も
便利なだけではないことを常に意識するようにしたいですね。

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【YPPセキュリティ情報】クレジットカードの利用は、安全に賢く!

先日、YPPの事務所宛てにクレジットカード会社から、利用確認の電話がありました。
咄嗟に判断が出来ずに、一旦カードの利用を停止する手続きをとりましたが
結論としては、不正利用ではなく実際に利用しているものでした。
該当の請求は、半年払いで年に2回しか請求のタイミングがなかったこと、請求が海外からだったことで、
実際に利用しているのに不正請求を疑ってしまいました。

しかしその後、カード会社からも、「以前も支払実績があった売掛先でした」と連絡があり、安堵しました。
こちらが不正利用と申し出なくても、怪しいと感じた時点で一旦ストップしてくれる
そんなパトロールをしている部署があることは、カード利用者にとって大変心強いです。

ネットショッピングや公共料金の支払いなどで、クレジットカードを利用されている方は多いと思います。
その中で、年払いや半年払いなど、ある程度の期間分をまとめて支払うものについて、
きちんと決済されるタイミングを把握しているでしょうか。
クレジットカードは大変便利ですが、トラブルに巻き込まれる可能性もあるため、使い方に注意が必要です。
不正利用されないために、最低限気を付けるべき点をご紹介します。

■怪しい通販サイトや店舗での利用はしない
サイトの日本語表記が不自然な場合や、電話番号が国内のものではない場合は
利用をしないか、カード払い以外の方法を選択する

■SSL対応サイト(鍵マークが表示される)を利用する
通販サイトを利用する場合は、SSL認証がされているかどうかを確認する。
URLが表示されるアドレスバーの右横に鍵のマークがついていればOK

■クレジットカードの情報をメールに記載しない
ネット上の決済は、基本的に暗号化されているため安心ですが、メールにクレジットカードの情報を記載すると
ネット上で保護されない可能性があるので、要注意

■偽サイトに注意して個人情報を入力する
最近急増している「フィッシング詐欺」と言われるもの。
URLもクリックして表示されるページも、公式サイトそっくりに装った
ものが大変多くなっているため、絶対にリンクはクリックせず
公式サイトからのURLから再度ログインし直すようにする

クレジットカードは使い方次第で大変便利でお得になります。
リスクについてしっかり理解して、利用するようにしたいですね。

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『皆働社会』の実現に捧げた生涯

こんにちは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

先週金曜日、
お世話になっているお客様
日本理化学工業 大山泰弘会長を偲ぶ会にて献花させていただきました。

日本理化学工業と大山会長については
ご存知の方も多いかもしれません。

1959年から障がい者雇用をはじめ、
従業員の7割が、知的障がいのある方で占めている
障がい者雇用の先駆者であるチョークメーカーです。

その経営は「日本で一番大切にしたい会社」や
「アンビリバボー」「24時間テレビ」など多くのメディアでも
取り上げられています。

大山会長が生涯大切にした言葉
人間の究極の幸せ(四つの幸せ)
「人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること」

一生懸命働くことで
この四つの幸せを手に出来る。

だから、誰もが皆、働くことができる『皆働(かいどう)社会』を作らなければならない。
それが大山会長の信念であり、
長年にわたり、ご自身の経営を通じて体現されたことでした。

 

IMG_0836
大山会長が大好きだったというダルマとともに
座右の銘の色紙が飾られていました。

究極の幸せとは、愛されること
そのためには
まずほめられること
次に人の役に立つこと
そして人に必要とされるまで
頑張ることです  会長

大山会長の従業員の方への大きな大きな愛を感じて
読むたびにこみあげるものがある「座右の銘」です。

偲ぶ会の会場には
当時の工場の写真(昭和30年代とおもわれる白黒写真)や
商品が飾られていて、歴史を感じました。

IMG_0834

人の歩いたことのない道を行く場合
思い描いた以上の困難が次々とあったに違いありません。

偉業に挑み
後進のために道を切り開いた方に共通するのは
その道が明らかでなくても歩み続けた信念と
何があっても諦めない、粘り強さにあるように感じます。

『皆働社会の実現』

その必要性を感じながら
YPPも道半ばというには大変おこがましく
大山会長と比べれば
一歩踏み出したばかりのような状況ですが
「働くこと」「必要とされること」が
人にとってどれだけ大切か、
それは常に肌身に感じ続けていることです。

大山会長が大きな愛とともに大勢の成長を見守り続けた軌跡を
胸に秘めて
粘り強く、粘り強く
出会った一人ずつが幸せに働く姿を描きつつ
一人でも多くの人が仕事の喜びを感じられるように
やるべきことを愚直に続けていきたいと思います。

ご縁に心から感謝申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げます。

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テーマは「変革」 マイクロソフトCEOが語る「未来」

こんばんは。
おまかせ事務代行YPP 五味渕です。

早いもので1月も最終日。
3年ぶりの皆既月食スーパーブルーブラッドムーンが見られる今夜
月の話題とはまったく関係なく
いま刺激を受けている本を紹介します。

多くのビジネスリーダーが出版する本は
第一線を退いてから振り返るものが多いなかで、
マイクロソフトの3代目CEOであるサティア・ナデラ氏が
現役でCEOを務めながら、ビジネスの渦中にありつつ
大変革のさなかに考えていることを顧客や同僚と共有するために書き上げた本です。

間違いなく時代を作ってきた世界で最も影響力のある会社の一つ
マイクロソフト。
AIとクラウドにおいてはナデラ氏自身が
「我々は大成功を収めたが、後塵を拝した部分もある」と述べている通り
創業から約40年、世界中に10万人の従業員を持つCEOが
この劇的な変化にどう対応していくのか
マイクロソフトの社員でなくても、気になります。

変革の時代
「変化を楽しもう」というメッセージを送る人もいますが
実際はほとんどの人が予測を越えそうな未来を前に
「変化を楽しもうと努める」心境ではないかと思います。

「クラウドの先」にあるものとして
「複合現実(MR)、人工知能、量子コンピューター」への技術シフト
と書かれていますが、私にはまだ霞がかかって
おぼろげながらに感じる程度の視界です。

ナデラ氏の
「知ったかぶり」より「学びたがり」に変わろう!
という職場の仲間に向けたメッセージを
同じ時代に生きる一員として、素直に聴きたいと思います。

率直に書かれている本作をまだ読み始めたばかりですが
なんとなく
答えを探すというよりも
自分で考えることの大切さを教えてくれる一冊になりそうな予感がしています。

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