JIPDEC講師を迎えて個人情報保護に関する勉強会

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こんにちは。
おまかせ事務代行YPP五味渕です。

先週金曜日
新潟の同志マドンナワークス 石本史子さん主催で
一般社団法人日本情報経済射会推進協会 通称 JIPDEC から専任講師をお迎えして
個人情報保護に関する勉強会に参加しました。

名古屋からは株式会社ハーセルさんも参加し
新潟・名古屋・東京・埼玉を結んでの合同勉強会でした。

 

こういう写真も、机上のメモや名刺を拡大した際に読めてしまわないか、注意が必要です。

こういう写真も、机上のメモや名刺を拡大した際に簡単に読めてしまわないか、注意が必要です。

 

個人情報保護法が制定された頃はまだ
5000件以上の個人情報を取り扱う事業者が対象でしたが
現在は、すべての事業者が適用されます。

会社は赤字で潰れることはなくても
企業イメージの失墜でいとも簡単に潰れる、といいます(怖)。

どの仕事にもヒューマンエラーはつきものですが
一つの知識不足から
発注元や従業員はじめ、多くの方を巻き込んで
大きな被害や損害を出してしまうリスクは、実は身近に潜んでいます。

 

YPPは、ほぼ全ての仕事で重要情報を取り扱うため
在宅ワークで
いかに安全な仕事環境を整えるべきか
腐心してきました。

かつては施錠管理するにも、適切な家庭用のキャビネットはなかったのですが
徐々に時代が追いついてきて
手軽に自宅で、書類を施錠管理することもできるようになってきたと思います。

※ご興味のある方は『鍵付キャビネット』で画像検索してみてください。
すごく豊富な種類の家庭用キャビネットが出てきます。

 

YPPがプライバシーマーク取得事業者となって以降
幸い、悪質な意図的漏洩は起きていませんが
過去には、痛恨のヒューマンエラーを何度も経験し、
その度に薄皮を一枚ずつ重ねるように、
ミスの原因を探り、改善策を考え、
他の現場にも周知するなど、再発防止に努めてきました。

それでも
このことを考えるたびに、身が引き締まります。

特に最近は、ネットタトゥーという言葉に象徴されるように
一度ネット上にアップしたものは
あっという間に拡散して、消しても消せない怖さがあります。

考え尽くしても、対応策を講じ尽くしても
終わりはなく
とにかく、できる限りの現実的な対策を
常に生真面目に続けていくしかありません。

 

データを大切に取り扱うこと。

面倒でもパスワードをかけること。

何度も指差し声出し確認すること。

何事も秘策はなく、愚直にやっていくのみです。

 

ブログを読んでくださる方に
個人情報保護に関して大切なことをシェアさせていただくと
プライバシーマークを取得しないまでも
下記の手順を一度作ってみることをお勧めします。

1。自社の個人情報を把握すること
2。その個人情報のライフサイクルを考えること
(ライフサイクルとは入手→使用→保管→破棄といったデータ入手から破棄までの流れです)
3。2の各段階での漏洩・盗難・悪用リスクを考えること
4。3に対し考えうる対策を講じ、リストアップすること
5。実際に4の対策が機能しているか定期的に見直すこと

 

JIPDECの講師の方からも
『ヒューマンエラーは0にはならない。起こることを前提に
起きうる場合でも発生確率を下げる努力、起きた場合も最小限の被害で済むように
日頃から他人ごとではなく自分ごとと考えることが大事』とのお話がありました。

とくにマドンナワークスさん、ハーセルさん、YPP共通の
在宅ワークにおけるリスクとして
仕事の情報を身内や友人なら、バラさないだろうという『誤った認識』で
ついぽろっと話してしまう、などがあるようです。
これを読んでくれているメンバーさんがいたら、
(研修でも言っていますが)引き続きご注意くださるよう、くれぐれもよろしくお願いします!

 

ちょっと今回は生真面目な記事になりましたが
日頃よく知っていると思う分野でも
改めて勉強することの大事さもひしひしと感じた会でした。

 

主催くださったマドンナワークス 石本史子さん ありがとうございました。

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