2025年5月19日配信(登録メンバー629人)


毎週月曜日、私の思いを綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。


曇天の月曜の関東です。
そろそろ紫陽花が咲き始める季節ですね。

皆様の上空は、いかがでしょうか。

唐突に聞こえるかもしれないのですが・・・

人は誰もが
自分という人間(=作品)を創り上げている
いわば「芸術家」なのだなぁ、と改めて思うのです。

手び練りの茶碗に例えてもいいし、
絵画に例えてもいいし、
小説とか、漫画とか、映画でもいい。
育てるという観点で、盆栽に例えてもいい。

とにかく
生きている限り、その作品は完成に向かっていて・・・

幸いなことに世界一の長寿国で暮らしている私たちは
30代からでも、40代、50代、60代からでも、70代、80代からでも
作品づくりに向き合うことが出来るチャンスに恵まれている。

これって、本当に奇跡のように凄いこと!だと思うのです。
ちなみに、先日参加した勉強会は下は20代、上は80代の方がいらっしゃいました。

その80代の方は女性だったのですが、受講動機をシェアされたら
向学心が本当に素晴らしくて、他の受講生から感嘆の声があがり
それまで会場の最後尾で、ふんぞり返って座っていた態度の悪い青年が
女性の話を聞いているうちに姿勢を正し、前のめりに聴き始めていたのが印象的でした。

生まれてからしばらくは
文字通り「育てて」もらいますが
大人になってからは
他でもない、自分で育てる。

その自分が作る「作品」に対して
どんな言葉をかけ、どんな景色を見せてきたか、
私自身を振り返ってみると
一時期、けっこうな遠回りをしたなあと思います。

時に、人と比較したり
自分の健康をだいぶ犠牲にした時期もありました。

とはいえ
悶々と眠れぬ夜を過ごした日も含めての逸品。
自分だけが唯一自由に手掛けることが出来る作品です。
誰かの影響は受けたにせよ、その影響をどう昇華していくかは、本当に自分のチョイス。

そして、幼い頃に「育てて」くれた人からは
幸せになることが望まれている「逸品」です。
時に不本意な愛の注ぎ方があったとしても、きっと幸せになることを望んでいるはず。

そうやって、
自分のことを生涯かけて創作する「芸術品」に例えてみることで
自分自身の取り扱い方(言葉や時間の使い方)を丁寧にしてみる。

自分を大切にすることが
自分の大切な人を大切にすることにも繋がって
幸福な時間の使い方が増える。

そんな好循環が創れたらいいな、と思うのです。

今週もぜひ笑顔溢れる一週間になりますよう。



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