こんにちは。山口です。
桜が散った後の東京はなんだか寒い日が続いています。
体調を崩されない様にご自愛くださいね。

久しぶりに、読んだ本のご紹介をしたいと思います📚
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終わった人
内館牧子(著)
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主人公は大手銀行の出世コースから外れ子会社に転籍になり、そのまま定年を迎えたおじさんです。
仕事一筋で過ごして来た為、定年後に何をやっていいのかわからず時間を持て余し、ジムに通ってみたり、新しい仕事を探してみたり・・・と頭でグルグル色々と考えます。
でも老け込みそう・・とジムで会う同世代の人達とは距離を置き、どこか上からの目線で観察。定年後に、残りの人生の生き甲斐や居場所を探しながら、自分を見つめるおじさんの物語です。

これが私はとても面白かったです。
定年後の方に関わらず、どんな人でも、社会での居場所、社会との繋がり、生き甲斐や生活で大切にしているもの、これからの生き方なんかは、考え思いに馳せるときもあるのではないかなと思います。
そんなことを改め思い考えさせてくれる内容でした。

登場人物も個性的で、こんな奥様が居てくれたらいいな~💛とかバシバシ厳しく本心を言ってくれる娘さんとか🌸楽しい方がいっぱいです。
そのおかげでテンポ良く読み進めることができました。

6月には映画が公開される様で、主人公役に舘ひろしさん、奥様に黒木瞳さん。
おぉ~、ぴったり✨
(・・・私としては市村正親さんか役所広司さんでも雰囲気が合いそう~と思うところがありますが。)

映像化されたものも是非、見てみたいなと思わせる楽しい内容の本でした👏

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