納品時、激しく後悔した赤面体験

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バックオフィスも、HAPPY
YPP 五味渕です。

今から約20年前
事務代行会社を設立してまもないころ。

最初は私自身が現場に入り、
お客様先で作業をしていました。
(テレワークもまだでした)

慣れない帳簿作成の仕事
ようやく数字があって
これで納品!と
スッキリした気分でお客様に提出しました。

資料をみて、お客様の表情が曇ります。

「今月、赤字か・・・」

その瞬間、

スッキリした表情で
「できました!」と元気よく資料を提出したことが
一気に恥ずかしくなりました。

会社がよくなることを共に目指す
という思いであったら、
赤字か黒字か
内容がどうだったかのほうが気になるはず。

その思いがあれば
「できました!」と
笑顔で赤字の資料を渡すなんてデリカシーの無い納品は、しなかったはず。

数字をあわせて終わりじゃない。
資料が出来上がれば良し、ではない。

自分の仕事のゴールが、
お客様の成長発展ではなく
自分の作業終了であったことを恥ずかしく思いました。

作業に集中していると
数字が合った時点で
資料が仕上がった時点で、ふうやれやれ!と思いたくなります。

でも
数字は、これからの経営に生かすために確認しているもの。

いかにお客様と同じ目線に立って
数字(資料)をみるか、
それがどれだけ親身にできるかによって
お客様との距離、仕事のしやすさ、面白さが変わります。

資料作成はしていたけれど
どう生かすと考えればよいのか分からない、という人は
提出したお客様(上司・同僚・信頼おける人)に直接聴いてみるのが一番。

「この資料でどんな点を
注視していらっしゃるのですか?
私にも、ぜひ教えてください」と。

デビュー当時の私みたいに
自分の仕事のゴールを置き間違えないよう
どうぞ反面教師にしてください。

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