こんにちは。おまかせ事務代行YPP 五味渕です。
第90回事務カフェプロジェクトは
RPA『Robo-Pat(ロボパット)』をリリースしている
株式会社FCEプロセス&テクノロジーさんをお招きして
【RPAで劇的に変わる!業務の自動化】と題して行いました。
「RPA」とは、
Robotic Process Automationの略。
Wikipediaでは「認知技術(ルールエンジン・機械学習・人工知能等)を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。」と書かれていますが
まだ実物を見たことがない人に説明するとしたら
「例えばExcelマクロのように、今までやっていた作業を『自動化』するアプリケーションソフト」というのがわかりやすいかもしれません。
今までは自動で何らかのソフトウエアを実行するにはプログラミング知識が必要で
「自動化」は、プログラミング言語で記述することで実現されてきました。
ところが今回の事務カフェで登場したRobo-Patをはじめ
最近登場してきたRPAは、
「プログラミング知識がない人が自動化の設定ができるようになった」という点で
自動化が飛躍的に進むことが期待されています。
このRobo-Patの場合、ポイントは「画像認識」による設定です。
例えば…
「受信メールの件名をみて、添付ファイルを開いて名前をつけて保存」といった一連の動作を
認識する件名やクリックするアイコンの画像をマウスで選択しながら、設定していくのです。
ソフトウェア操作に慣れる必要はありますが
プログラム言語を学ぶ必要はありません。
普段クリックしているアイコンを手順通りに選択しながら
肯定をロボット(自動化するファイル)に覚えこませていきます。
社内システム導入の経験者であればおそらく
事務の工程をプログラマーに伝え、正確に理解してもらう工程に
かなりの労力と時間を費やした体験をお持ちだと思いますが、
(そして完成後の仕様変更の不自由さに嘆いた体験も)
現場の業務に精通した人の手で自動化の設定ができれば
あの時の苦労がなくなります。
1時間の講義のあと30分が質問時間だったのですが
次から次へと質問が出てきて、あっという間に予定時間をオーバーしました。
講師の方がおっしゃった
「ルーチンワークで、毎回面倒だなと思いながら
延々とキーボードを叩いているときは
大抵手を動かしているが、頭は動いていない」という言葉が印象的でした。
同じ手順で繰り返し手を動かすのであれば
これからはロボットにやらせよう、というロボット活用時代が幕開けしたのではなく
そのロボットを「自作する」時代
『技術者ではなく一般事務職が自動化を進める』という時期に入ったのです。
ロボットが活躍すると仕事がなくなるのでは、という危機感を感じる方は多いと思うのですが
自動化を次々と進めるという仕事で、事務職はなくなるどころか忙しくなる予感がします。
それが本物のPRAを見た率直な感想でした。
「うわ、自分の仕事がなくなる」ではなく
「うわ、自分の仕事が変わっていく!」
色んなツールが次々と誕生して
「ついていけない」なんてボヤき声も聞こえてこなくはないですが
焦る必要全くなし。
なにしろツールの方から格段に使いやすくなって歩み寄ってくれるのです。
あとは好奇心いっぱいに使ってみることに尽きるな、と思いました。
さて、毎月コツコツと開催してきた事務カフェですが
来月は恒例の忘年会です。
【第91回事務カフェプロジェクト】
開催日時:12月20日(木)19時~21時
開催場所:人形町近辺🍻
(ご希望の方にお店をお知らせします)
一年の色んな学びを総括しながら
楽しく交流したいと思っております。
皆様のご参加お待ちしております!
☆今年も事務カフェの収益はすべて
東日本大震災復興支援の活動団体へ寄付させていただきます。
☆2012年度は、思風丸基金の会さんに、
2013年度~2016年度は、シャンティ国際ボランティア会さんの
「走れ!東北移動図書館プロジェクト」に、
2017年からは、福島県川内村で100年構想で
ふくしまワインベルトづくりに挑む「かわうちワイン」さんへ
寄付させていただいております。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた講師の皆様
本当にありがとうございます。
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