五味渕の思うことVol.762 【コントロールできること】

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2025年4月14日9時配信(登録メンバー632人)


毎週月曜日、私の思いをメルマガで綴っています。
一緒に仕事をする仲間とこんな思いで仕事ができたらいいなと思うことを書いています。
今一緒に仕事をしている方にも、未来にそうあってほしい方にもお届けします。



桜前線が北上中ですね。
ソメイヨシノが終われば、八重桜の出番。

誰かが植えて、誰かが手をかけて続け、育てたおかげで
毎年、大勢の人の目を楽しませている。
人知れず、役に立つ仕事ってたくさんありますね。

最近、社会人になってから勉強している人にその理由を聞く場面がありました。

「お客様に役立つと思って」
「自社をもっとよくするために」と
皆、口々に「誰かをよくすることのために学んでいる」と語ります。

誰かの役に立つことは
それだけ、人にとって、生きていくうえで大事なことなのでしょう。

お世話される立場でもあるけれど
人には「お世話したい」「役立つ自分でいたい」という願望があります。

ところが最初からうまくいくことなんて殆どなく
仕事でもプライベートでも、新しいことに挑戦すればするほど、
思うとおりにいかない、予想と違った、と感じる場面に出くわします。

そこで
「ああ、やっぱり自分はダメだ」とか「向いていない」とは考えず

「ああ、やっぱり行動すれば学ぶものだな」とか
「これができるようになったらすごいな」と
良い方向に考えながら
繰り返し繰り返しチャレンジすると、
やがて、難しいと感じていたことがスイスイとできるようになり、
たしかな成長実感と、自信を育むことができます。

その繰り返しが、また次に挑戦することに繋がる「好循環」を生み
成長する人ほど学び、人生の幅を広げます。

ところが、
うまくいかない要因を、自分以外の誰かに転嫁して
「あの人が悪い」と決めつけると
相手に変わってほしい、という願望が出てきてしまいます。

コントロールできるのは、自分の受け取り方や行動だけなのに
相手をコントロールしたい気持ちが出てきてしまう。

実際、この感情を経験したことのない人は、いないんじゃないでしょうか。

そんなときの効果的な言葉があります。

「自分にできることは、何だろう」

コントロールできることにフォーカスするのも、
トレーニングで鍛えられる、大事な人間力。

脳は、口に出した言葉に瞬時に反応してくれるので
口癖のように
「自分にできることは?」を発していると
コントロールできることを探し始める時間が増えます。

もっと深く、コントロールできることと、コントロールできないことを
しっかり分けられるようになりたい。
そう考える人には、おススメの本があります。

Little Book of Choice Theory あらゆる人間関係がうまくいく選択理論の魔法

イラストや写真が多くて、薄い小さな本なので
読書がニガテな方にもお勧めです。


もっと本格的に学びたい、という方には
分厚いですが、こちらの本もおススメです。

グラッサー博士の選択理論

健やかな日常は、健やかな心のもちようから。

自分発で、
ささやかでもできることを愚直に積み重ねて
機嫌よくあることも、きっと周りへの貢献になります。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。




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