ルールを作りたがる人の心理

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こんにちは。YPPの山口です。

ムシムシとした日が続いていますね。
ビール好きの私にはある意味、うれしいたのしい季節です。
家に帰り冷蔵庫を開けて、キンキンに冷えたビールを前に、
「今日はどのビールを飲もうかな~」と選んでいる時が至福です♥
私の場合、あればあるだけ限りなく飲めてしまうので、
体のことを考え、今は1日1本と決めています。

しかし、ご飯を作りながら飲んでいるとあっと言う間に
1本を飲み干してしまい、ご飯を食べならがらもう1本…と
ついつい自分で決めたルールを破ってしまいます。
時にはご褒美…と思いつつ、
自分の体のことを考え自分で決めたことを守れないのは、
甘いな~と苦笑いしてしまいます。

人が集まる共同体で生活していると
それぞれの場所で様々なルールが存在すると思います。
その中には、なぜこんなルールが??と思う、
「暗黙の了解」とした悪しきルールや、
共同体の中で生活する人のことを考えて作ったルール。
過程や想いは様々ですがルールが全くないというところは無いと思います。

ルールにも色々ありますが、以前に勤務していた会社で、
お客様から休暇に関する制度の話をお伺いしたことがありました。
それをお伺いしたとき、おぉ~!良い制度!
自分の会社にもそんな休暇制度がほしい!と感じました。
しかしよくよく話を聞いてみると、そんないい制度があるのに
ごく一部の特定の人しか使用していなく使用率とても悪いとのことでした。
なぜ??
その休暇の制度は良かったのですが、
運用ルールが誰の為の休暇の制度??と思わず聞きたくなる内容でした。
うん(^^;)使用率悪くなりますよ…と言いたくなる気持ちも抑え、
軽く自分の気持ちをお伝えしたのを覚えています。

この件がありルールで大切なのは誰の為のルールなのか?を
考えるということなのかなと思いました。
あり過ぎるルールは人の自由な発想を妨げ、
自発的な行動を制限し、考える力を衰退させるものなんだと実感しました。

私が読んだ本の中でルールを作りたがる人は、
相手に対する期待値と支配欲が強いと書いてありました。
「こうしてほしい」
「こうなってほしい」
「こうしたい」
ある意味、責任感が強く向上心のあると思いますが、
何においても自分が基準になってしまっていて、
その先にいる人のことは視野に入っていないんだと感じましたし、
「言われなければやらない」と周囲を信じるのが難しいのでしょう。
そんな風にして作られたルールはいずれ、みんなが疲弊し良い制度が風化するだけ。

そして、その本を読んだとき若き日の自分のことを言われているのかと思ったのを、
このブログを書きながら思い出しました。
そう言えば私もそうだった…。
「こうしてほしい」「こうしたい」が強くて、
回りの人に押し付けていたのかもしれない。

…。
今日はビールを2本飲んで良いことにしよう。

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