資料の誤認・勘違いに気を付けましょう(交通費の二重支払い)

1.発生内容
既に支払済みの交通費精算書をみて、未処理と勘違いし、交通費を二重に支払ってしまった。


2.発生場所
お客様訪問先


3.発覚経緯・処置
翌月振込分で相殺


4.原因
会計ソフトに仮払金を計上する際に、既に支払済みの交通費精算書をみて、未処理と勘違いした。
<補足>
通常の手順では、毎月の一括振込予約の際に、仮払金の精算額が自動計算されるマクロをまわして処理しており、「交通費精算書」から支払予約をする必要はないが、なぜか、まだ支払い出来ていないと思い込んだ。
また、該当月からダブルチェックを担当したメンバーも「未処理の分」としてチャットにアップされた為、振込が必要だと思い、金額・日付等のダブルチェックを行い、二重振込を防げなかった。


5.再発防止策
1)仮払計上時に確認する「交通費精算書」は、精算済みの書類であることを改めて認識する。
2)ダブルチェックメンバーも、同様に認識する。
ほか、誤解を生みそうな支払関連資料がないか、支払が発生する資料内容を改めて確認した。

 

<ミス防止ポイント>
作業手順だけ覚えるのではなく、携わる業務のフロー(流れ)や、取り扱う書類、使用するマクロが何を計算しているか等、きちんと把握しましょう。

 

                                  *二重振込 NG

ページトップへ