最後まで完了しているか、確認しましょう(振込予約漏れ)
1.発生内容
ネットバンキングで振込予約を行ったが、一部の振込予約ができていなかった。
2.発生場所
メンバー自宅
3.発覚経緯・処置
■発覚経緯
毎月、月末の朝、ネットバンキングの利用開始時間と同時に、月末振込予約の再確認を行っている。
「照会結果」のデータで、振込件数・振込金額を確認した際に、予約した件数より振込件数が2件少ない事と、お客様のデータとネットバンキングの残高とに差異がある事に気が付いた。
■処置
振込先2件を「振込の依頼完了」のPDFデータから確認し、すぐに、ネットバンキングで振込の手続きをした。
4.原因
手順に基づいて予約をしていたはずが、抜けてしまった。
【手順として】
1)お客様からのデータを元に振込予約をする。
2)再度、振込日・振込先・振込金額を確認し、
取消実行PWとワンタイムパスワードを入力し、予約を行う。
3)「振込の依頼完了」というデータをPDFで保存する。
※複数、振込件数があれば1)~3)の繰り返し作業をする。
4)PDFのデータをチャットワークにアップする。
今回、上記の手順で2)の途中までを行い、「振込の依頼完了」まで行きつかず、「振込の依頼内容確認」の時点でデータをPDFにしてしまい、予約完了していなかったことに気づかなかったことが原因だと思われる。
5.再発防止策
1)「振込の依頼完了」のPDFにしたデータを再度確認する際に、表題を見る。
2)「振込の依頼完了」のデータは、完了していると処理表示が
「正常」と記載されていることを確認する。
3)確認項目を従来の振込日・振込先名義・口座情報・振込金額・手数料に加えて
上記の1)と2)の内容も必ず確認する事と、PDFの拡大表示で確認する事を徹底する。
<ミス防止ポイント>
振込予約内容の確認だけでなく、予約手続きそのものが完了しているかまで、確認するようにしましょう。
*振込予約漏れ NG