YPP月曜メール 私の思うことVol.563 【なんとなく気が乗らない日も、誰かが生きたかった一日】
おはようございます。
昨夜、あるメンバーの方から、看病されていたご家族の訃報をいただきました。
ご冥福をお祈りいたします。
お知らせを受けて
今朝は書きたいテーマが変わりました。
時々、、、
なんとなく気が乗らない、気分が晴れない日というのがあります。
そんな時にふと思い出すのが
『今日は、誰かが生きたかった一日』という言葉です。
大学時代の先輩や友人で
若くして旅立った人の顔を思い浮かべます。
今の自分よりずっと若い、突然の別れになった人たち。
「彼が、彼女が生きたかったであろう一日を
私は今日、生きているんだな」と改めて思うと
『なにか意義のあることをやろう』という気になるのです。
悩みが尽きなくても、
楽しもうと思えば、楽しめること
意味を見いだそうと思えば見いだせることが、世の中には沢山あると感じます。
そして何からどう考えを巡らせても
最後には
「人が幸せであろうと努めることの意義」に行き着くのです。
ここからちょっと、思考の旅にお付き合いください。
例えば、、、
「余裕のある経営(仕事)には
高収益体質であることが大事」という文章を読んで
「高収益体質であるには
生産性が高いことが必要だな」と考えてみます。
「生産性が高いとは
効率的に動けることだな」と考えます。
そして
「効率的に動けるには
安心感が確保されていることがすごく大事だな」と思いを巡らせ始めます。
なぜなら
人は不安になると
躊躇して
起きてもいない余計な心配で
頭と心を埋めて
行動を制限してしまうから。
そして
自分も
仕事をする仲間の心にも
まずは安心感をつくることに
専念してみよう!と決意します。
自分は騙せないから、自分が安心するためには
勉強すること
やるべき努力も必要だな、と内省します。
仲間には
なるべく優しい声掛けをして
励ましながら進むことで
自分も鼓舞しよう!と思います。
安易と優しさは違うけれど
厳しさは、他人にも自分にも過度に持ち過ぎないように、とも思います。
危機感で動くのも効果的だけれど
長く持続可能で健やかな働き方には
やっぱり、安心感や充足感がすごく大事だろう、と考えるのです。
そうすると最終的には
「人が幸福感を感じて生きることの大切さ」に辿り着きます。
仕事においても、プライベートにおいても
なにかを人と協力し合って進めて行くとき
長続きするコツは
その会社が、そのチームが、そこにいる人が
人様に好かれることが大事だったりします。
しかめっ面より笑顔
暗い声より明るい声
本当に、噓偽りなく、幸福感を感じられる場には
漫然としているのでなく、集う人々それぞれのちょっとした努力を伴っています。
そんな風に、色々と思いを巡らせていくと
【人が幸せであろうと努めることの意義】がとても大切なものと感じられるのです。
哀しみにある人に寄り添う気持ちを持つことや
自分が笑顔になれる「効果的な言葉」も、試行錯誤しながら、あれこれ味方にして。
自分の可能性を信じてくれる人は、
特に
(我が子であっても)人生の師として本当に大事にして。
『私は今日、誰かが生きたかった一日を生きている。』
今週も学びと成長の機会に恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子