おはようございます！
12月に入って関東も寒くなりましたね。
晴れた日は富士山がくっきりと見ることができます。空気が澄んできた証拠ですね。


さて、先週土曜日に
外科医の先生のお話を聴く機会がありました。

以前の月曜メールでも
「呼吸」の大切さをお伝えしたことがあったかと思いますが
この外科医の先生も
人が唯一コントロールできる内蔵の動きとして
「呼吸」の大切さを説いてくださいました。


皆さんは１日に何回呼吸をしているかと思いますか。

なんと、その数、約20,000回だそうです。

起きている時も寝ている時も
呼吸はずっとしていますが、
人が外部から取り込むのは「酸素」と「食物」で
「食物」のほうは腸で濾過されて取り込まれるのに対して
「酸素」はダイレクトに肺で取り込まれて血液になります。

それだけ良い空気を吸うのが大事なのだそうですが、
(東京で仕事をしている私にはザンネンな情報ですが)
長年外科医として執刀してきて
北海道在住の人と東京在住の人では
明らかに肺の綺麗さが違うそうです。

住んでいる場所は、なかなか変えられませんが
空気がなるべく澄んでいる時間帯を狙って
身体によい深呼吸をすることはできます。

一番オススメの時間帯は、やはり朝。

朝の優しい日差しの中で
一番空気がきれいな時間帯に
深呼吸をして
身体に良い酸素を十分に取り込んであげること。

深呼吸するときは
姿勢を見直すチャンスにもなります。

心と身体は私達が自覚している以上に
とてもよく繋がっていて
背中を丸めて暗い部屋の中で
明るく前向きなことを考えるのに適さないように、
朝の澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みながら
青空を見上げて落ち込むのもなかなか難しいものです。

戦隊モノのヒーロー
例えば「ウルトラマン」のように(古いですか？)
利き手を大きく真上にかざし、もう一方の手を腰にあてて
顎をあげて上空を見上げる、というポーズをとると
不思議とクヨクヨできなくなります。

特にデスクワークや家事で
背中を丸める機会には事欠かない私達。

ともすると「クヨクヨするのに向いているポーズ」を知らず知らずのうちにやっています。

電車の中でスマホをいじる動作も
背中が丸まり、顔が下を向いていますね。

空を見上げる動作、
腕を高くあげる動作、
胸を張る動作。

小さな子供達は、大人達を見上げながら
自然と元気になる動きをしています。


下を向く日も時間も必要ですが
そればっかりになり過ぎないよう
意識して
上に視線を上げて
浅い呼吸ばかりになりがちだったら
深い呼吸を心がけてみましょう。

ストレスチェックやメンタルヘルスの話題が多い昨今ですが
お金と時間をたっぷりかけられなくても
日々の意識と行動で
元気になるコツは、「姿勢と深呼吸」。

テーブルの上が綺麗に片付くと
他の場所の整理整頓もしたくなるように、
姿勢と呼吸を意識して良くすると
食べ物や考え方、運動不足や睡眠不足も見直したくなります。

世界に目を移せば
日本では考えられないほどの劣悪な環境で苦しむ人々が絶えません。

平和な生活を営める国に住んでいるからには、
なるべく明るく前向きに生きて
助けを必要としている側の人に
少しでも手を差し伸べられるよう
元気でいることも大切なことだと思います。


この月曜メールは、国内外で読んで頂いていますので
本日の天気も各地で様々でしょうが
晴れた月曜日を迎えている人は是非
青い綺麗な空を見上げて深呼吸をしてみてください。

雨や雪の地域の方は
きっと晴れの日より空気が洗われて綺麗なはずなので、
その自然の匂いを楽しみながら
深呼吸をしてみてください。

今週も笑顔あふれる、元気な一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子