YPP月曜メール 私の思うことvol.456 【『能力は、未来進行形』を信じて使いこなすには】
おはようございます。
6月が始まりました。
今年は祝日がないのは、実はこの6月と12月のみ。
といっても12月は年末休みがあるので、
本当に1か月まるまる平日なのは、今月だけです。
夏休み前に
着々と仕事を進める一か月にできそうですね。
さて、
成長欲求は誰にでもあるもので
チャレンジしたほうがいい、と頭でわかっているものの
世の中で挑戦している人は
身軽に決断できているように見えて
一方、自分はつい躊躇して
物事を始める前に身構えてしまう、臆病なタイプだと
感じたことはないでしょうか。
私は事業を始めたての頃、
まだ確定していない未来のことを
さも実現できるかのように話す人たちのことが不思議でなりません
なぜ、起きてもいないことを
確証のないことことを
生き生きと想像できるのだろう。
この人たちは
ひょっとして「ほら吹きなのか?」とまで勘繰りました。
けれど、未来を生き生きと語る人は
とても魅力的でしたし
自分自身も、現実を前に躊躇するのではなく
「起きてほしい未来を生き生きと描ける人」になりたいと痛切に思
その当時、未来を語れる人と自分の思考の癖を比べて
自分なりに導き出した答えがありました。
それは『現在と未来の混同』。
未来を語る人は、現在の実力ではなく
時間の経過とともに、変化していく成長を見込んでいましたが
未来を描くことに不慣れだった私は、
すべての未来を、今の実力で成し遂げようと考えては
「無理」「できるとは思えない」などと弱気な結論に陥っていまし
『現在と未来を混同している自分がいる』
それに気づいてからは、
時間軸で少しは実力が上がっているであろう自分を想像しながら
未来を描くことに努めるようにしました。
運動と全く同じで
思考力は、鍛えれば鍛えるほど、力がつくもの。
また先輩のアドバイス
『例えば、5年前、10年前と今の自分の変化を考えると、
今から5年先、10年先の自分の変化も想像できるはず』という教
人は実は変わっていないようにみえて
日々変化しています。
成長する部分もあれば、退化する部分もある。
人生100年時代。
仕事をして社会と関わるべき時間は
子供のころにおぼろげに思っていたより、少なくとも10年は伸び
だとしたら
やはり、大人になってからでも
次は何をしてみよう?
どんな未来を成し遂げたいだろう?と
ちょっと長めのスパンで想像する時間を持つこと
まだ起きていないことを描いてみることは
未来の自分を作るために、鍛えておいて損はないチカラです。
「もしかしたら、出来るかも」「出来るようになったら嬉しい」
「やってみたい」ということに向かっていく時間を過ごせることは
とても幸せなこと。
夢が叶った時に初めて幸せになるのではなく、
叶えていくプロセス自体に幸福感をもたらします。
そんな想像を膨らませている最中に
もしも「無理かも」とマイナスな思いが、ふとよぎったら
『現在と未来の混同』を思い出してほしいのです。
『能力は、未来進行形』
それは紛れもない真実なのですが
信じるには、自分自身を味方につけるには
ちょっとした前向きな思考のコツがあります。
今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子