お知らせ一覧

月曜メール

vol.250 【仕事を面白くするもの】

おはようございます。
この月曜メールも今号で250回を迎えます。
節目にいつも思うのは、
この月曜メールを書くのは私ですが
読む人がいて初めて成り立つ、ということです。

長年読んでくださっているお一人ずつに
改めて感謝申し上げます。


さて
月曜メールもそうであるように
どの仕事でも、
一人で完結するものは一つもなく
売り手がいて、買い手がいて
作り手がいて、使い手がいます。

そもそもスタートでは
その商品なりサービスを初めて思いついた発案者や
それを商品に仕上げるまでに試行錯誤をした開発者がいます。

また販売においても
売り方を工夫した者がいて
それを真似てスタンダードにした者がいます。

知らず知らずのうちに
そういう先人たちの工夫を使わせてもらいながら
私達の日々の仕事があります。

そして私達もまた
未来の人たちからみたら
「先人」として
新たな時代のスタンダードを作るきっかけを今日発見し
今日試すことができる可能性、チャンスを持っています。


仕事でも遊びでもスポーツでも
自分の工夫の余地のない状態や
がんじがらめのルールに従うだけでは
面白さは感じられないものです。

遊びやスポーツは
楽しみながら
次はこうやってみよう、を
考えられる人が
こと仕事となると
「これしかない」とか
「自分は従う立場」に縛られることがあります。

仕事も常に未完成で
本来、創意工夫を重ねていくもの。

そして
自由に考えられる余地を使って
いかようにでも
変えていけるもの。

遊びやスポーツよりも
実は選択の余地があり過ぎて
難しくみえてしまうのかもしれません。

また失敗した時の影響が
遊びやスポーツではさほどありませんが
仕事での失敗は
大勢の人に影響があり
時に金銭的な痛みや、精神的な痛みも伴います。

その痛み怖さにチャレンジせず
言われたことを言われた通りに粛々と行うだけであれば
安全かというと、そうでもありません。

単調な仕事に
モチベーションダウンした結果
慣れているはずのことでも
失敗をしてしまうことだってあります。

失敗には良い失敗と悪い失敗と二種類ある、と仮定すると
出来るだけ「良い失敗」を体験したいと思います。

怠けた末の失敗ではなく
挑戦したゆえの失敗。

挑戦したゆえの失敗は、
実は失敗ではなく
「成功に一歩近づいた体験」だったりします。


私もメンバーが手痛い失敗をすると
「次はもっと注意深くなれるだろう」と
失敗ゼロ(=経験値が少ない)の時より信頼します。

慣性の法則は、仕事でも当てはまることが多く
チャレンジを繰り返す人はそれが習い性になり
改善に次ぐ改善が
面白いと考えるようになります。

YPPは、ルールに基づいた仕事を請け負う「事務代行業」ですが
それでも各チームで創意工夫するメンバーがいると
「職場」は活性化された雰囲気を醸し出します。

在宅どうしなので、物理的、地理的には同じ職場に集まることは出来なくても
SNSを通じてつながっている「職場」で
創意工夫を共有し
改善の面白さを共有することはできる時代。

どうせやるなら
仕事は楽しく、
また一人ではメゲそうなことも
チームでやることで乗り越えられるように
なっていきたいと思います。

仕事の場面で私たちは
作り手であり、売り手であり
表現者たり得ます。

ささやかな仕事の中にも
新しい発見をしよう!
何かしら工夫しよう!という思いを持って
一週間をスタートしたいと思います。

今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕のり子
ページトップへ