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月曜メール

vol.249 【今、できること】

おはようございます!
梅雨の晴れ間、朝方は涼しかったですが、暑くなりそうな予感がする埼玉の朝です。

皆様の上空はいかがでしょうか。


さて、
この月曜メールは、YPPで何かしら業務を担当している方以外に
まだお仕事の担当がない方々にもお送りしています。

一緒にお仕事する際に
大切にしたいと思っていることがなるべく一致できるようにと始めました。

もう少しで丸5年となります。

始めた頃は、配信をする宛先は仕事をしている方々の割合が多かったのですが、
メンバー登録が増えるにつれ
お仕事を待機している方々の方が圧倒的に多くなってしまいました。

せっかく履歴書をご用意くださり、
期待して登録いただいたのに
お仕事が紹介できないのは
申し訳なく、歯がゆいです。

ほとんどの方が在宅ワークをご希望ですので
せめて少しでも参考になることを今日は書きたいと思います。


仕事配信メールをした際に
ご応募の理由として
過去のご経験を書き添えてくださる方がいらっしゃいます。

大切なお客様のお仕事をお渡しするので
このような情報を書き添えてくださる方は
当然、目にとまりやすくなります。

また、未経験ながらも
何故その仕事がしたいのか、
応募の背景、理由を書いてくださる方もいらっしゃいます。

経理のことが勉強したい
幅広い業務を経験したい

このような動機があることも
選定する者の目にとまりやすくなります。

在宅ワークを選択する理由の多くは
何かしら他のこととの両立が必要ですが
「自分の時間の都合にあうから」という理由だけよりは
「◯◯という仕事に興味がある」
という理由の方が
仕事を任せる側からすると
お願いしたい気持ちになります。

新卒の頃は、仕事の内容重視の職業選択をしていたのが
いろいろな事情が変わり、
今は育児や介護、療養など
働く条件における「時間」のウエイトは
高くならざるを得ない事情があると思います。

でも、だからこそ、
限られた時間で仕事体験を積み重ねるときに
「この仕事に興味があること」というもう一つの動機が
大切になると感じています。

現実には
「興味があるから、やる」ではなく
「せっかく出会えたので
知らなかったことにも興味を持つ」ということになります。

代行業務は、概して「作業的」な業務が多いです。

「作業的」とは、ルールに基づいて
その手順通りに行うタイプの業務で
一見、単純な印象があります。

でも実際にはどんな仕事でも
その仕事の背景や目的などを意識しながら行うことで
「ふと気づける」という感覚があり、
ミスを未然に防ぐ改善策を思いつくなどの「発展」があります。

その小さな意識の積み重ねが、「あの人はベテランで安心して仕事を任せられる」「あの人にこの仕事はお願いしたい」と言われるような
プロらしい在宅ワーカーの道につながっていくのだと思います。

同じ仕事でも
興味関心が薄いまま
ただ納品して終わってしまうのでは勿体無い。
ちょっと興味をもって
この仕事は自分の手を離れたあとにどういう風につながっていくか、
自分がやる仕事の先をイメージしてみることが大切です。
それはすなわち、お客様について
考えてみることになります。

そのお客様への思いが入った時に
仕事は単純作業ではなく
いろいろな発見や体験をもたらしてくれます。

募集メールのわずかな情報からは、
仕事の概要もよくわからないことも多いかと思います。

それでも、この仕事はどのような意味や意義があり
どのような点に気をつけるべき仕事なのか
どのような流れやつながりの中で
依頼されているのか
最初は分からなくても
繰り返し想像するうちに
その力も鍛えられていきます。

これからますますネットやアプリ、
人工知能などが充実して
単純な作業はやらなくて済む時代がきます。

その分、人は「考える仕事」を担うようになります。

事務系の業界は、最もその変化にさらされていると日々感じています。

今からできることは、
「仕事について考えること」。

難しいようにみえて、
これも「量が質をつくる」もの。
続けていくうちに必ず、臨界点に到達できます。

たかが一本のお仕事情報メール。

自分には関係のない業務と思うことも自由ですが
自分がすぐに応募できるものではなくても
仕事の背景を考えるトレーニングには使えます。

仕事にはご縁やタイミングがありますが
それを掴むにも、日頃の意識や心掛けが左右します。

目の前のことはなんでも活かせる。

その感覚もまた
仕事を通じて、試行錯誤を通じて
学び取りたいものの一つです。


今週も学びのチャンスにあふれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕のり子
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