YPP月曜メール 私の思うことVol.452 【視野を広く、ささやかでも自分の果たせる役割を考える】
おはようございます。
10連休は、いかがお過ごしでしたでしょうか。
残すところ、あと1日ですね。
休日・祝日もシフトに入ってくださる方々がいます。
今日もありがとうございます。
そしていつも西暦表記の月曜メールですが
やはり『令和初』を意識します。
少しでも自分自身の心に残るものを
例えば、10年経って読み返してみても
そうだな、と思える内容にしたいと思います。
さて、昨日は子供の日でした。
新聞では
子供の数が記事になっていました。
15歳未満の子供の数は
前年より18万人減って、1533万人
38年連続の減少で
記録がある50年以降で最少を更新した、とあります。
(出典:朝日新聞/2019年4月1日現在)
『少子高齢化』といわれて久しく
年々子供の数が減る、老人が増えていくと考えている人が多いと思います。
私もその一人でした。
ただ世界に目を転じると
日本の人口構成が非常に特異な状況であり
殆どの国では年齢が低い世代が最も多く
人口も、そして子供の数も年々増加傾向にあります。
果たして
子供の数は、減っているのか、増えているのか…。
このように視点を変えると
増減でさえ逆になること、
課題が変わることは、世の中いくらでもありそうです。
インターネットで世界中の情報がつながっている時代
海外から来る方との交流が増えていく中で
「日本は…日本は…」と
狭い視野で自分のことばかり気に掛けている姿は
残念ながら、魅力的とは言い難いと感じます。
(ハッキリ言えば、カッコ悪い)
グローバル化が進む中で
幸いにも私たちは、世界一の長寿国にいて
平和な日常を享受できる恩恵を受けています。
世界の動き、地球の課題に目をむけ
『平和な生活を送る自分たちができること』を見つけることが
巡り巡って
わが身を救うことにも繋がると思います。
すごく身近なことで考えてみれば
一度手に入れた物を大切に長く使うことも
エネルギーの枯渇が課題である世界にとって、大事なこと。
視野が狭いと、
自分の中の不安を育ててしまいがちですが、
視野を広くもってみると
恵まれた状況に気づくことが出来、
『自分にも何か出来ることはないか』と考えやすいです。
目先の雑事にイライラしている自分に気づいたときは
スマホを見て、うつむいていた顔をあげ
ひとつ大きな枠に目を転じると、新しい発想が浮かぶかもしれません。
視野を広げてみた先に
やりたいこと、出来ること、これから身につけたいこと
未来への希望が見えてくると良いなと思います。
令和が始まりました。
新年の抱負を掲げた1月から、気づけばあと少しで半年が経ちます。
時代の節目を迎えたことで
幸いにも、今年二度目の新鮮な空気が生まれました。
気持ちの良い新緑の中で
あらためて『自分にできること、やりたいこと』に目を向けて
貴重な一日ずつを過ごしたいと思います。
今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子