おはようございます。
今朝は自宅から綺麗に富士山の山肌が見えました。

3月にしては寒い朝ですが
空気が澄んで青空が綺麗に広がっています。

さて、
先日新聞記事で
『される側→する側』という言葉を見かけました。

障がいのある方が、
自分は支援される側だと思っていたが、
する側になれることを知った体験と喜びを発表された一幕でした。

『される側→する側』

この一行に込められた様々なシーンを思い浮かべて
感じるのは、
人は誰かの役に立つことで喜びを感じるものだという普遍的なことです。

「〇〇してくれない」と相手への期待から不満を募らせる代わりに
「自分に出来ることは何か」を考え始めると、
まだまだ自らがやっていないこと
やるべきことがあることに気付かされます。

その時、冒頭の言葉
【やったことは後悔しない】を思い出すのです。

これは今からもう20年以上前に
ある女性の社長さんから
教わった一言でした。

当時私はフリーライターとして食べていて
経営者のインタビューをする仕事をしていました。

お子さんが三人いて
会社を経営しているその女性が
どんなやりくりをして仕事をしているのか
大変興味が湧き、
熱心に取材した記憶があります。

その時に彼女が
私の「まだやってもいないことへの漠然とした不安」を見透かしたのか、
『振り返って思うのは、後悔するのは、やらなかったことだけ。やったことは決して後悔しないものよ』と言ったのでした。

当時も心に響いたのですが、
その後、自分なりに道を切り開いて生きて行こうと決めて
挑戦を始めたとき、
また決断の岐路に立つたびに
折にふれて思い出す言葉となりました。

そんなことを言っても
日常は失敗と「ああ、もっとこうやればよかった」の連続で
反省ばかりではありますが、
失敗して学ぶのも、行動したからこそ。

やはり彼女が教えてくれた通り
「後悔はない」と感じます。

人生この先、もっと大きな課題や試練に出会ったときには
もしかしたら
『あのとき、あの選択をしなければ』と思う日もあるかも知れませんが、
どんな状況であっても現実を受け止めながら、
後悔よりも
「いま自分が出来ること」にフォーカスし続けていく生き方は、
結果的に自分と周囲を救う考え方だと思っています。

『される側→する側』

そして、良かれと思ってやったことが
短期的には芽が出なくても
望む結果にすぐならなくても、
【やったことは後悔しない】。

ぜひ挑戦心をもっていきたいと思う月曜の朝です。

今週も笑顔溢れる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子