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月曜メール

YPP月曜メール 私の思うこと vol.464 【大切なのは、誰かを喜ばせること】

おはようございます!

 

長い梅雨が明けて、
今週からようやく夏らしい気温になった関東です。

 

さて、先週facebookで見かけた記事から
目に留まった一節を今日はシェアしたいと思います。

 

株式会社ほぼ日の代表取締役 糸井重里さんの
インタビュー記事でした。
以下引用いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ルール化するというのは、
いつであろうとちょっと危険なことで、
それができた途端、そのルールを守ることに
話がすり替わっていく可能性が出てくるんです。

 

自分たちで限界をつくったり、
できたらいいなと思ってるのに勝手に無理だと決めて
新しいことをしなくなったりというのは、
あんまりいいことじゃないと思うんですよね。

 

そういう意味でいうと、
ほぼ日の「社会性」に関しては、
単にぼくらが社会に貢献するというだけじゃなく、
ぼくらを応援してくれたり、
たのしみにしてくれたりする人たちの、
「代理」としての意味合いもあるというか、
こういうことをしたらみんながうれしいだろうな、
ということをいつも頭の片隅に
置いているんじゃないかと思いますね。
ーーーーーーーーーーーーーーー

 

この『ルール化することはいつであろうと危険』
『ルールを守ることにすり替わっていく』ことに対する戒めが
非常に印象的でした。

 

今の混乱はルールがないことにあるから
ルールを作れば混乱は収まるだろうという期待は
叶わないことが往々にしてあります。

 

ルールにより、
合意形成や、判断のしやすさがあるのも事実ですが
運営のやりやすさが
本来の目的より優先してしまうことがあるなら
それはあまり良いことじゃない。
新しいことへの挑戦の足かせになるなら
そのルールは、本当に人のためになっているのか
疑ったほうがよさそうです。

 

特に仕事では
細かなルールが決まっていることも多く
必要なルールだと関わる全員が思っていますが、
やがて「経年劣化」するもの。

 

本来の目的に合わせて常に疑問を持つことや
自分が慣れているやり方との決別を検討することは
骨が折れることではありますが、
あと一歩踏み込んで考えること自体が、
誰かの役に立とうとする行為。

 

大切なのは、ルールを守ることではなく
誰かを喜ばせること。

 

ルールを破ろう、という話ではなく
なにかうまくいかないなと感じた時には
今のやり方を疑ってみる、
本来の目的を思い出してみる。
大切なことを見失わないために、大事にしたい言葉です。

 

今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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