YPP月曜メール 私の思うことVol.712 【それは、自己犠牲ではなかった】
おはようございます!
GW、いかがお過ごしでしょうか。
連休中もシフトに入ってくださる皆様、本当にありがとうございます。
さて、もうかなり昔の話で時効だと思うので
書いてしまいますが
20代前半のころに勤めた会社は
残業代がつきませんでした。
なので
働けば働くほど
時間あたりの報酬は安くなるわけです。
決して長時間労働を賛美したいわけではなく
当時の話と「私の今日の発見」をシェアさせてください。
当時の会社
入社年次と学歴が同じなら
配属先に関わらず、同額のお給料でした。
私は外勤に配属、同期入社のAさんは、内勤でした。
そしてAさんは毎日、終業時間ピッタリに帰宅していました。
私は、夕方はまだお客様先に居て
本社に戻ってくるのが、18時半か19時あたり
そこから企画提案書などを作成し
会社を出るのは、21時か22時か終電ギリギリ
イベント前は、徹夜ということもありました。
ある日、
周りの後輩たちから
「Aさんと五味渕さんて、働いている時間が倍ぐらい違いますよね。
五味渕さんの時給は、Aさんの半額ってことじゃないですか。
なんで、そんなに会社のために犠牲になれるんですか」
と聞かれ、
答えに窮してしまいました。
後輩たちにハードワークを強いたいわけでもなく
家庭と両立したい自分自身、葛藤を抱えていました。
自分の後に続いて同じように頑張ってくれ、とも言い難い・・・。
当時は、的確な答えが見いだせていませんでした。
時を経て、、、、
ある勉強会の中で、
「そうか!」と分かったことがありました。
私が仕事を熱心にしていたのは
誰かのためや、犠牲ではなく
自らの判断で行った
自分のための『代価の先払い』だったのです。
経験を積みたい。
自信をつけたい。
実力をつけたい。
自立できるようになりたい。
もっと人の役に立てることがしたい。
世の中を良い方向へ変えたい。
20代の私は、自分の気持ちを言語化できていませんでしたし
内面を確認し、周りと語り合う大切さを知りませんでしたが、
振り返ると、自分が求めた「欲求」が、行動の源泉でした。
当時はまだ
介護や育児という物理的なケアをする相手もいなかったので
目いっぱい、時間を自分のために使っていたのです。
つまり、仕事を通じて経験値を得るため
自分の時間を『自己投資』をしていたのでした。
表面上は、お客様、上司、会社のリクエストに応える、という形ですが
真のところは、自分が力をつけたい、ということだったのです。
自己犠牲と捉えていたので、
なぜ自分はそこまで残業しているのだろう?と疑問を抱いてしまったのですが
『代価の先払い』と分かれば、
将来、自分が経済的にも精神的にも豊かになるための選択であり
なぜ、、、という疑問は湧かなくなります。
この月曜メールを読んでくださっている方々の中にも
今まで何気なくやっていた日常の仕事が、手に取っていた本が
出かけて行った勉強会が
それぞれ『代価の先払い』であった、と思う方がいらっしゃると嬉しいです。
ではなぜ私たちは
『代価の先払い』をしているのか。
そこには、『求めるもの』があるからで、
何を求めているかも、より明確にしてシェアできる時間があると、なお嬉しいなと
感じている月曜です。
日常は、学びと実践の機会にあふれています。
今週も、少しでも笑顔の数が増えますように。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子
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魅力的な方々から教わった大切なことを
365日綴っています。
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