おはようございます！
桜前線が北上中ですね。
関東は、ちょうど今日、満開を迎えている場所が多いですね。


さて今週は
「欲」の話をシェアさせてください。


継続は力なりと言うけれど
自分のことを「意志が強い人間だ」と
自覚している人は、少ないもの。。。


「意志」は「願望」に叶わない。
「願望」こそが、活動を支えるエネルギー。

その「願望」にも抱き方のコツがあり、
それを見つけました。


我利我利亡者（がりがりもうじゃ）という言葉で
揶揄されるように
欲の強い人に対して
どこか「はしたない」という印象を持っていました。


創業時、まだ私が乳幼児を抱えていたころの出来事です。
40度の熱を出しているわが子を実家の母に預け
どうしても登壇しなければならない仕事に出かける私に向かって
母がひとこと
「（待望の赤ちゃんに恵まれたのに）
紀子は、どうしてそんなに欲の皮をつっぱらかしているんだろう」と嘆きました。


仕事に行く＝お金儲けがしたい＝欲の皮が張る
と、そんなニュアンスでした。

そういわれて、私自身も悩みました。

待望の赤ちゃん（なにしろ13年間不妊症でした）がいるのに
なぜ、自分は仕事をしたいと思ってしまうのだろう、と。


今では、仕事と家庭の両立は
男女とも必要なこと、という意識が高まってきましたが
20年前は、育児中の女性が仕事をするのが「贅沢」という罪悪感さえ、ありました。

3歳神話など、諸説ある中
そもそも「欲を持つこと」自体を良しとしない考え方もありました。

我利我利亡者、という言葉もある。

けれど、、、
とびぬけてのお金持ちになりたいわけじゃない。
プライベートジェットに乗りたいわけじゃない。
（エコじゃないです）



将来不安なく、お金の心配をせず
毎日を健やかに送りたい。

縁あって出会った大切な仲間たちと
日々、やりがいある仕事に挑戦したい。

そんな「平凡な願望」は
ささやか過ぎて、継続の「力」になるのだろうか？？？


そんな悩みから救われたのが
渋沢栄一さんの言葉　『無欲は怠惰の基』でした。


そう。自分一人の豊かさを願うのは
褒められたことではないけれど
まわりの幸せを願う欲なら、大きければ大きいほど
幸せにできる人の数が増えます。


身近な家族を大切にしたい。
出会ったお客様を便利なツールで快適にして差し上げたい。
働く仲間とともに成長したい。


もっと欲を言えば、、、
世界で貧困にあえぐ子供たちに、幾ばくかの寄付をしたい。

その「願望」を強く持つことで
語尾を全部「したい」から「する」に変えていくと
継続の力になる。

そう確信するに至りました。


昨年、台湾で視察した企業は
大きな工場をつくり、最新鋭のAI技術で大躍進して
その豊かさを、地域の恵まれない子供たちの支援という形で還元していました。

自分が成長することは
必ず、誰かの役に立ちます。


今勉強していることが、未来に誰かを助けます。
強い願望を、よい願望を、ぜひ


日常は、学びと実践の機会にあふれています。
今週も、少しでも笑顔の数が増えますように。



『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子



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魅力的な方々から教わった大切なことを
365日綴っています。
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