YPP月曜メール 私の思うことVol.695 【今年は誰かの背中を押す一人に】
明けましておめでとうございます。
2024年が始まりました。
年末年始もシフトに入ってくださるメンバーの皆様
本当にありがとうございます。
月曜メールを読んでくださる皆様、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今から約40年前
ある方が、大学の卒論テーマに悩んでいた時のエピソードです。
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テーマは先生が与えてくれるものではなく
自分で考えて書くというやり方で
最初は「そんなことやって何の意味があるの?」と言われ
なかなか決まらず、悩んでいました。
あるとき先生から「君が問題だと言ったら、それが問題なんだよ」と言われて、
考えついたテーマが「都市公園のコミュニティ形成に果たす役割」でした。
当時はまだ、都市公園の量的整備論がメインで
質的な論文はほとんどなかったので、
非常に画期的なテーマが見つかりました。
この時の経験は、
「課題発見力」「社会の問題は何かを考える習い性」になり、今でも役立っています。
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社会経験がない、ましてや専門家でもない学生に
「君が問題だと言ったら、それが問題なんだよ」と言葉をかけた先生。
その言葉に背中を押され
画期的なテーマを見出した学生。
経験も、知識も、関係ない。
一つの成功体験は「社会問題を考える習い性」になりました。
学生はその後、都市空間を造る会社に就職し
やがて業界をけん引する要職を務め
今は、後進の育成に専心しておられます。
たった一人の言葉が
大きな影響を与えます。
言葉の力
その奥にある「人の可能性を信じる力」と
「信じてもらうことで花開くチカラ」。
身近な人の「可能性」を信じる人が、
「やめなよ」より「やってみようよ」という人が、
誰かの背中を押す人が、増えること。
それは、世の中がよくなっていくために
確実に必要なエネルギーです。
2024年
誰かの背中を押す一人に、なりましょう。
そして人を応援するだけでなく
自分の背中も、しっかり押す。
「経験がないから、専門家でないから」なんて
決して言わないで。
可能性を信じて、応援して
「2024年は○○に挑戦してよかった」と
一年後に、ひとつまた成長した笑顔を見られるように。
世界中で助けが必要な人に
支援を届けるためにも、
力をつけることがとても大事な一年です。
世界は学びと実践の機会にあふれています。
笑顔で過ごせる人が増えるために
できること・やりたいこと・やるべきことを、楽しんで始めましょう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子
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魅力的な方々から教わった大切なことを
365日綴っています。
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