YPP月曜メール 私の思うことVol.692 【自分から霧を晴らすこともできる】
おはようございます。
冬らしい曇天が広がる関東の朝です。
皆様の上空はいかがでしょうか。
さて、
日頃から
「お客様と仲良くなる」「取引先と仲良く仕事をする」ということを
とても大事に考えています。
仕事の心地よさ、日常の快適さと直結するからです。
(もちろん生産性向上にも)
「仲良くなる」という表現が抽象的で
もう少しビジネスらしい解説をリクエストされたので
「互いの情報共有が多い状態」と言い換えました。
ちょっと飛躍しますが、登山に例えてみます。
登山ルートは、常に複数あります。
Aというルートに落石があったとき
晴れていて頂上が見えていたら
迂回してBルートに行こう、という判断ができます。
ただ、迂回ルートを知らず
また、霧が濃く
視界がまったくきかない状態だと
正面に落石があったら
「これ以上いけない」と撤退しか
思い浮かばなくなります。
「頂上が見えていない」は比喩で
情報共有が十分出来ていないと
この「無理」「できない」が起こりがちです。
仕事も、常にチームで登山しているようなもので
力を合わせたら障害物をどけることができるのですが
視界不良のまま一人でやろうとすると
「無理」「できない」と思ってしまいます。
また本当は、自分にも十分石を動かす力があるのに、
霧の中では、その気力(発想)さえ出ない。
情報量が少ない状態は、頂上を見失い
それぞれが霧の中で一人で進んでいるような状態です。
それぞれが
別の場所を頂上だと目指していることさえあります。
本物の登山は、人のチカラで霧を晴らすことは出来ませんが、
仕事の登山は、人が状況を変えられます。
目指している頂上をハッキリと捉えるため
あいまいなところは、聞いていく、調べていく。
周りの協力も仰ぎながら
自らできること(迂回ルート)も探して、動いていく。
理想像をお互いが知っている状況は
霧が晴れた、気持ちの良い登山です。
ベテランは新人の歩みを思いやり
新人も、ベテランについていこうと、精いっぱい歩く。
そんな良いチームワークがあると
困難も一緒に乗り越える「貴重な体験」になります。
仲良くなる。は、情報共有を進めること。
目指す頂上はどこか、
なぜその山に登るのか、
とても大事な話を日ごろから交わしていきましょう。
世界は学びと実践の機会にあふれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子
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魅力的な方々から教わった「仕事を快適にするヒント」を
365日ブログで綴っています。
今日の内容と少し被る「共有事項の優先順位」という記事はこちらから
https://ameblo.jp/omakaseypp/entry-12832030768.html
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