YPP月曜メール 私の思うことVol.670 【緊急提言 8時8時ルール その2】
おはようございます。
梅雨の晴れ間で青空がみえる関東の朝です。
皆様の上空はいかがでしょうか。
さて先週、
【8時8時ルール】と称して
スマホの電源を12時間切って
デジタルデトックスタイムをとることをおススメしました。
少しずつ反響があるのですが
「やってみたいけれど・・・無理です」という人が続出。
意外というかやはりというか
なかなか抵抗感がある人が多いようです。
強制的にある人に
「業務命令と思ってやってみて」とお願いしたところ
一晩経って
「意外と、、、できました(何も事故は起きませんでした)」と感想がありました。
緊急事態があったときのために
「連絡がとれるようにしておかなければいけない」と
何か連絡が来たら
「緊急かも知れない」と
なかなか電源を切る勇気が出なかった。
この心境で思い出したのは、、、
ちょっと例えが違うかもしれませんが
私の息子が0歳児だった創業時のこと。
「次回の打合せは来週水曜日に」とお客様に言われ
それまでは「はい!」と素直にスケジュールを入れていたのに
子どもが生まれてからは瞬時に
「その日は子どもが熱を出さないか?」と考えてしまうのです。
アポが入るたび、セットで不安にかられるようになり
子育てしながら仕事するとは、そういうことか、と知ったのでした。
当時思ったのは
熱が出る日が問題なのではなく(もちろん大問題ですが)
熱が出ない日であっても常に、
次はいつ熱を出すのかとずっとヒヤヒヤしながら過ごさなければならない、
このずっと続く心境こそ大問題だ、と感じました。
このヒヤヒヤを解消したくて
今のYPPの事業が生まれたわけですが
昨今のスマホから離れがたい心境も、構造は少し似ている気がします。
本当の緊急時はそんなに起きなくても
常に、
なにか緊急があるのではないかとヒヤヒヤしてしまう。
子育てもそうですが
介護でも、
仕事中に連絡がくるときは
良いニュースより好ましくない状況が起きた知らせが多いです。
誰かのケアをしている、要職についている
事情は各自違うにせよ
気が抜けない時間帯が多い人ほど、
このヒヤヒヤからなんとか抜け出せる時間を作ってほしいと思います。
先日ゴルフ練習場に行ったところ
マシンの終了画面に
「練習が必要な人ほど、練習を怠る」というメッセージが表示されました(苦笑)。
スマホの「8時8時ルール」も
「絶対に無理!」と瞬時に思った方ほど
きっと離れることが必要なのだと思います。
かくいう私も実は
会社の緊急連絡先が自分のスマホになっていて
「電源をなかなか切れない人」のひとりです。
電話という最終手段は残しておかざるを得ない場合
視覚を休めるために
夜は別の部屋にスマホを置いて触らない、というのもおススメです。
事務代行屋として約20年
パソコン画面を毎日みる仕事をやってきて
自分と仲間の健康を本当に考えた時に
「よい休みがとれること」は、
仕事の充実と同じくらい、すごく重要だと痛感しています。
そして嬉しいことに夜スマホを見ないと
おや?と思うくらい、時間ができるのです。
どうかこの月曜メールを読んで
先週「無理」と思った方こそ、
今週、だまされたと思って、ぜひやってみてください。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子