YPP月曜メール 私の思うことVol.657【自ら挑戦をする一人に】
おはようございます。
さて先週、YPP広報担当の鴻池かなでさんが
渋谷区議選に出馬することをお知らせしました。
https://www.kounoikekanade.net/
今週も「挑戦する人」の話になります。
実は、私の住む朝霞市でも
(YPPメンバーではありませんが)
地元の友人が、選挙に出馬していました。
そして昨夜、なんとトップ当選を果たしました。
「トップ当選」という結果をみると
順調な選挙戦だったようにみえますが、
2019年 今から四年前の初挑戦で、彼女は落選しています。
ご紹介したいのは、落選後の彼女の行動です。
4年後にもう一度挑戦して当選する可能性は
その時点では、まったくわかりません。
でも彼女は「ここからの4年間を
真に必要とされる政治家になるための『修養の時間』にしよう」と決めました。
自分の知識不足を痛感し、政治を体系的に学ぶため
50代で大学受験に挑戦し合格。大学院に通います。
また社会的に弱い立場の人たちを助けるNPO法人を立ち上げ
町内活動へも積極的に参加を続けます。
朝夕暑い日も寒い日も毎日、
駅のロータリーに一人立ち、街頭演説を続けました。
その間、義理のお父さまの介護と看取りもしました。
注目したいのは、彼女の不断の努力が
“まったく将来の保証がない中で”続けられたこと。
選挙戦の最終日
「マイク納め」といわれる駅前での演説に集まった応援者は
20~30人ぐらいでした。
まさか翌日、1万4000票を超える支持が得られるとは
駅のロータリーに集まった私たちには、想像できませんでした。
(心から祈りはしましたが)
人は、
確証があるから努力するのではなく
使命に目覚めたときに、
驚くほど自主的に、保証のない未来に向けて行動する、と改めて知りました。
そしてその「特性」を
ごくごく一部の人だけのものにしたくない、と強く思うのです。
本当は、
誰もが“まったく将来の保証がない中で”
何らかの『修養の時間』を過ごしています。
決まっていない未来に
「確証」を求めるのではなく
「ありたい姿」を求めて、行動する。
私たち一人ずつが、魅力的な挑戦者でありたいと思います。
トップ当選をした彼女を待っているのは
悠々自適の生活ではなくて、「私」より「公」を優先する生活です。
(今朝も7時から駅頭に立っていると聞きました)
でもそれは、誰からか押し付けられたものではなく
自ら選んだ道なので、
逃げ出したいようなストレスではないはずです。
そう。健康的に生きるためにも
ささやかでよいので「誰かの役に立とう」とする時間
『ありたい姿』にむけて修養する時間を“自ら”もつことが大事だと思うのです。
先月『ありたい姿』を語る会をやりましたが
この続編も、ぜひやりたいと考えています。
「自ら挑戦する大人」ができるだけ増えて
「傍観する人」はできるだけ減ること。
長く健やかに生きる術を日々模索する中で
これは、確信をもった「答え」の一つです。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子