YPP月曜メール 私の思うことVol.645【初心者にもできること】
おはようございます。
関東は、冬らしい肌寒い曇天の月曜です。
皆様の上空はいかがでしょうか。
さて。
ある著名な経営者の方が
「自分の業界では第一人者として扱われ、それはそれで居心地も良いが
あえて、自分が初心者になる場に行くようにしている」といったことを
インタビューで答えておられました。
そんな高尚な話ではないにせよ
私も、最近復活したゴルフで痛感した出来事があります。
コンペが行われる本格的なゴルフコースではなく
近場の安いショートコースに出かけたところ、
まわりは、私のような初心者ばかり。
打ち損なっては
あっちこっちにボールを追いかけ
右往左往しています(笑)。
安心して気楽に私も回っていたところ、
バンカー(砂の穴)が
足跡だらけなのを見つけました。
通常は、バンカーで打ったあと
砂をならして、足跡を消しておくのが、ゴルフの基本マナーです。
ところが、、、そのバンカー
ものの見事に踏み散らかされていました。
ああ。前の組は
マナーを知らない人ばかりで回っていたのかもしれない。
もしくは、余裕がなさ過ぎて
砂をならすのを忘れてしまったのかもしれない。
ふと
仕事も同じだな、と思いました。
上級者ほどマナーが良いのです。
バンカーの処理はもちろん
グリーンに行けば、誰に言われなくても
(自分のせいではない)目についた芝を直します。
でも下手な私は、自分の球を打つので精一杯。
他の人の穴を直す余裕は全然ありません。
初心者のうちは、マナーにまで気を配る余裕すらない。
それに、すべてのマナーも覚えきれていなかったりします。
上級者は
さりげなく、初心者が失礼にならないよう
要所要所で手を差し伸べています。
仕事において
まだまだ「上級者」ではないとしたら
すべてのマナーを覚えきれていない時期。
知らないうちに
マナー違反をしているかもしれません。
まわりの上級者が「こうしたら良いよ」と
さりげなく教えてくれているかもしれません。
上級者ではないけれど、さすがに初心者でもない
という自覚があるとしたら、
上級者にとって「教えたくなるような人」でありたいし、
初心者にとって「教えてほしい人」でありたい。
そう考えると
日々の身の処し方や、言葉遣い、仕事への姿勢
一つずつが修練の場といえます。
私はゴルフの場合、上級者の方によく
「下手でも、楽しそうだからいいよね!」と褒められます(笑)。
仕事も同じで
楽しそうに、嬉しそうに頑張っていると
「教えたくなる」し、「教わりたくなる」。
そんな人が日本中に増えたら素敵だなと
いつも思っています。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子