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YPP月曜メール  私の思うことVol.616 【思考の時間配分を変えてみる】

おはようございます。
6月最後の月曜日です。
今週で2022年の半分が過ぎる、と思うと
ちょっとドキッとしてしまうのは私だけでしょうか?

毎日があっという間に過ぎていく、というのは
それだけ充実している証拠
お役目を果たしている証拠 と
前向きに考えながら、本日も綴りたいと思います。


さて。

頭の中で何かしら
「あの時ああすればよかった」とか
「なぜ、この人はこうしてくれないのだろう」とか
「もっと、こうしてくれたらいいのに」など
どちらかというと
楽しくないお題を考える時間がのほうが多い、という日常ではありませんか?
(きっとワタシだけではないはず)

できれば、ワクワクすることを考える時間のほうを増やしたいハズなのですが、
つい
終わってしまったことや、
言われたことなどについて考えることに時間を費やしている思考のクセみたいなものがあります。

生存本能としてネガティブなものほど強く意識してしまう脳の仕組みは
抗いがたいものがありますが、
それでも、思考のクセは徐々に変えていけるそうです。

元気な先輩、充実して自分の目標に向かっている人に
色々とやり方を尋ねたら、
そこには共通項があって
「自分のありたい姿」がハッキリしている人が多いです。

その理想の姿をどうやって探したのですか?と尋ねたところ
ある先輩が
こんなヒントをくれました。

「最初から、理想の姿が思いつかない時には、
逆に、なりたくない自分を先に思い浮かべるといいんだよ」と。

理想像がぱっと思い浮かばなくても
こういうのは嫌だ、
これはなりたくない、とまずそちらから考える。
なるほど、そういうことなら、すぐ思いつけそうです(笑)。

その「アンチセルフイメージ」を悪い手本として
そこから「本来の自分が目指したい姿」「理想像」を導き出す。

逆方向に歩き出すようにみえて、これはとても有効な手段ですね。

脳は、質問を投げかけると、即座に反応するたいへん素直な可愛い臓器で
「嫌いなものは?」と聞けばサッと思い浮かべますし
「好きなものは?」と聞いてもサッと思い浮かべてくれます。

そして理想のありたい姿を決めたら、そこから先は
「なりたい自分に近づくために
今できることって、何だろう」
そんな質問を自分に投げかけてみる。
過去を考える時間より、未来を考える時間が自動的に増えていきます。

コツは、
「理想と現実のギャップにクヨクヨしないこと」。

理想と現実にはギャップがあって当たり前で
だからこそ目指す甲斐がある、というもの。
現状の「できていない、これから目指そうとしているレベルに居る自分」を受け入れることもけっこう大事です。

そうやって、
変えられない過去を考える時間を減らして
これから出来ること、やりたいこと、未来を考える時間を増やす。

人生100年時代といいつつも、
2022年の半年が、あっという間に過ぎたように
日々に取り紛れているうちに、2022年の12月がきそうです(汗)。

理想の自分。
思い浮かべなくても、今日すぐ困ることはないのですが
日々の快適さを求めるなら、
忙しい中にもまずは10分、時間をつくって
ノートに(なりたくない姿から)書きだしてみて
「これが私の目指す姿」と見える化しておく。

それを時々見返すことで
いつの間にか、アタマの中は
過去より未来を多く考えている。
そういう「思考の習慣」をぜひ身に着けたいです。

○○したい、と思う主体的な思考は
有酸素運動と同じく、きっと身体と心に活力を与えてくれる味方になります。

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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