YPP月曜メール 私の思うことVol.609 【生きるチカラをつけながら幸福感が増す方法】
おはようございます。
ゴールデンウイーク、ついに終わってしまいましたね(笑)。
次は夏休みが楽しみだ!と思っているのは
きっと私だけではないはずです。
また
ゴールデンウイークの最中もシフトに入ってくださった皆さま、
今年もありがとうございました。
人が休んでいる時間に働いた分、
人が働いている(空いている)時間にぜひ休憩とられてください。
当たり前のことですが
人には、仕事も休憩も
食事も睡眠も
時には泣くことも笑うことも、大事ですね。
さて、今朝は・・・
朗報といっていいのか、わかりませんが
先週目に飛び込んできた「ある数字」をシェアしたいと思います。
男性88歳
女性92歳
なんの数字だと思いますでしょうか。
「日本の死亡年齢最頻値」
最頻値(さいひんち)という言葉の通り
この国の人が亡くなるのに近い年齢を指すとのこと。
平均寿命は、若くして亡くなる人を含めた値なので
60~65歳まで生きた人の「平均余命」は
男性で20~24年
女性は24~29年なのだそうです。
人生100年時代という言葉は馴染んできているけれど
自分が何歳まで生きるかは、まだまだ先送りしたい話かもしれません。
ただ、、、
子どものころに想定したより結構長く生きる可能性があるよ、ということは
結構長く稼がなきゃいけないよね、ということで
若いころと同じ体力ではない中高年以降でも
長く生活の糧を見つける方法を考えておかなければいけない、という事実を
先送りしてはいけないと(常々)思います。
そして、
今度は間違いなく朗報だと思う、目に飛び込んできた情報も
一緒にシェアさせてください。
以前もこの月曜メールでご紹介した
脳科学者の岩崎イチローさんのメルマガに書いてあったのですが
人はどんなときに幸せを感じるかというアメリカの調査で
1)人に何かをしてもらうとき(GET)
2)人に何かをしてあげるとき(GIVE)
(例えば、困っている人を助けてあげるなど)
通常は、1)2)のどちらも幸福感を感じるものの、
プレッシャーを感じている時には、
1)の幸福感はプレッシャーに簡単に打ち消されてしまう
2)の誰かのために役に立ったという幸福感は、
たとえプレッシャーやストレスを感じることがあっても、なくならない
という結果が出たのだそうです。
これは、間違いなく朗報ですね。
人は、誰かを助けるときに感じる幸福感には
自分のプレッシャーやストレスから自分を守る術にもなっている、というのですから。
私は、
人に何かをしてあげるとき(GIVE)の
最たるものは、「仕事」だと考えています。
どんな仕事も
「作業」どまりの感覚だと
人に何かをしてあげているという実感は得にくいかもしれませんが、
その作業の先にある仕事の意義、果たしている役割にまで想いを馳せるとき
「やりがい」であったり
「もっとうまくやるための工夫」も
おのずと思いつくようになってきます。
無理強いされる作業は、苦痛でしかありませんが
自ら積極的に関わると
同じ内容に対しても、醍醐味を感じたり関心を深められたり
快感を感じるのが
人間の脳の不思議なところで、かつ、素晴らしい特性だと思います。
人のために働くことで幸福感が増し、
それが自分のプレッシャーに負けない心境をつくることにもつながり
また、
働くことに喜びを感じて積極的に取り組むことが
長く生きるための糧を稼ぐことにつながるので、
もうこれは、やらない手はない、ですね。
気楽で楽しいお休みの時間と比べて
はたらく時間は、決して気楽ではありませんが
その中でも、
新しい発見や、面白さ、もっと深く考えることで得られる喜びを
積極的に求めて生きたいと思います。
脳の法則を素直に認めると
辛くなっているときは、
相手のことより自分のことを考えていたり
仕事の意義を見失いかけている時です。
せっかく幸福感を感じられる脳をもっているので(笑)
誰かを助けることを考えて
仕事の意義を見いだして
一日の中で、幸せな気持ちになれる時間を増やしてみませんか。
今週も、健やかで笑顔あふれる一週間となりますよう。
YPP
五味渕紀子