YPP月曜メール 私の思うことVol.542 【ABCの法則】
おはようございます。
今朝の関東は穏やかに晴れて、自宅から富士山がくっきりとみえる月曜の朝です。
みなさまの上空はいかがでしょうか。
さて
閉塞感が漂う昨今、人生の先輩の言葉に活路を求めたくなり
さまざまな本を読んでいます。
今日はそんな中から2つほど共有したいと思います。
まずは
「ABCの法則」。
だいぶ昔から言われているので、
社員研修などで教わって、ご存じの方も多いかもしれません。
ABCの法則とは
A … 当たり前のことを
B … バカみたいに
C … ちゃんとやる
若い頃に聞いたときは「なあんだ。そんなことか」と思いましたが、
さにあらず。
今になってなお、色々とやろうと思ったことができない自分を知る中で
「当たり前のことをちゃんとできる」のは凄いことだと思います。
そして「当たり前のこと」とは何か、という
もう一つの肝心なことなのですが、、、
多くの先人が言っているのが『笑顔と挨拶』。
これこそ、万国共通、人の持つ最強のコミュニケーションですが
日本人は、他国に比べて、意外と出来ていないのではないでしょうか。
洗顔教室で著名な今野華都子さんの言葉を引用します。
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まずは笑顔
次に「ハイ」という肯定的な返事ができること
人の話を頷きながら聞くということ
最低限この三つができているかどうかで人生が大きく違ってきます。
例えば、仕事の場面でいうと、自分がまだやったことのない仕事を頼まれた時、
あるいは違う部署に配属になった時、「それは私にはできません」とか
「自信がありません」と言ってしまう。
しかし私たちは新入社員の頃は、ほとんどすべてが初めての経験で、
自分がやれるかどうかなど分からないのに、素直に「ハイ」と言っていました。
そうして仕事を受け入れてきたからこそ、自分の能力をひらくことができた。
だから仕事を頼まれた時は笑顔で「ハイ」と受け入れてやってみる。
教えてくれる人の話を頷きながら聞く。
それが自分を育てていく道だと思います。
「できません」「やれません」と言ったら、すべての可能性の扉が閉まります。
(引用:1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 致知出版社)
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歳を重ねていくうちに、経験が宝になることもあれば
固定観念となることも、往々にしてあります。
「これは私の仕事じゃない」
「向いていない」
「無理だと思う」
そんな気持ちが浮かんだら、
本当にそうか?と改めて、自分自身に問い直してみる。
「向いていない」と思うのは
自分の可能性を狭めてしまう
「やらなくて済む理由を思いついたまで」かもしれません。
見ての通り、世の中は大きく変化を続けています。
年齢や性別、職業に限らず
長く生きていくうえで、変化は必然。
そして「頼まれごとがあるうちが花」。
笑顔で頼まれごとを引き受けて、頷いて話を聞いて
感謝して働く人のもとには、必ず新しい良いご縁(仕事)が巡ってきます。
なにか一つ、
ABCの法則で「当たり前のこと」に徹するとしたら
まずは『笑顔』でいることから。
たとえ今年の抱負をつい忘れてしまったとしても
笑顔・笑顔・笑顔で過ごしていたら
良いご縁が増えていくことでしょう。
今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
学びのチャンスに恵まれていることに感謝です。
YPP
五味渕紀子