YPP月曜メール 私の思うことVol.507 【人の世には三智がある】
おはようございます!
今朝の関東は、気持ちの良い青空がひろがっています。
皆様の上空はいかがでしょうか?
自粛生活が始まった頃はまだ、薄手のコートが必要な日もあったのに
今は、半袖でも汗ばむ陽気になってきました。
来年の春は、お花見も甲子園もオリンピックも
2020年を取り戻すかのように、蘇ってほしいなと思います。
さて第二波に気を付けて、手洗い・マスクなど新たな習慣を取り入れつつ、
それぞれが、自分に出来る精一杯を発揮しながら、
今後は経済的な打撃を克服していかなければなりません。
先日、SNSでハッとさせられた投稿がありました。
『コロナを都合の良い言い訳にしていた自分に気づいた。
「コロナが収まったらね」と先延ばしにしていてもOKだと。
ところが、若い人たちがオンラインで出来ることを次々とやっている。
コロナがあっても無くても、
「できないからやらない」という人ではなく
「やれることから、やろう」「やれる方法をみつけよう」といえる人でありたい。』
記憶を頼りに書き起こしているので、若干表現が違うかもしれませんが
まさに同感だなと思いました。
コロナのおかげで大切だと気づけたことも、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、平穏無事である日常を取り戻したら、
些細なことに腹を立てたり、愚痴を言ってしまうかもしれません。
そんな時に、少しでも
良い方向で物事を考えるために
先人の知恵を共有しておきたいと思います。
つい最近、これもまたSNSで学んだ言葉です。
詩人であり、小説家の島崎藤村の遺した言葉です。
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人の世には「三智(さんち)」がある。
三智とは
学んで得る智、
人と交わって得る智、
みずからの体験によって得る智がそれである。
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時に、人と交わることのわずらわしさ・難しさもあり、
人の言葉で人が亡くなる痛ましい出来事も起こります。
コロナのおかげで、制限されたからこそ、
今、求める気持ちが強くなっているであろう
「人と交わることの楽しさ」「人と交わって得る智」を
このあとコロナが収束しても、大切なこととしていきたいと思います。
コロナがあってもなくても、人が喜ぶことは普遍的なことで
優しく親切にされたら嬉しいし、
冷たくされたら悲しいもの。
商売繁盛のコツも同じで、
いつの時代も、楽して儲かるものはないと心得ること。
お客様を大切にして、お客様のためになることを一生懸命追求し、額に汗すれば
結果は(心配しなくても)、ついてきます。
今週も、学びと実践のチャンスにあふれてます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子