YPP月曜メール 私の思うことVol.502 【良い質問、良い言葉かけを自分に】
おはようございます!
先週に引き続き、
関東は雨が降りしきる月曜日です。
でも大丈夫。
コロナのおかげで、通勤しなくてよいのです。
今日も一日、自宅にいることが出来ます。
人々の命を奪うウィルスを「おかげで」と呼ぶことに抵抗があるのは
重々承知で、でもあえて
「おかげで」を使ってみます。
コロナのおかげで、
昨日はびっくりするほど、富士山の裾野やほかの連なる山々が
きれいに見ることができました。
このマンションに引っ越してきて6年目
いつもは昼過ぎには霞んでしまっているのが当たり前でしたが、
空気が澄むと、こんなにも美しい景色になるのだと本当に驚きました。
コロナのおかげで、
女優の杏さんが、命の大切さを弾き語りで歌った動画や
漫才師のジャルジャルの相方になって漫才ができる動画が出てきました。
コロナのおかげで、
100人もの著名なアーティストが一堂に会したチャリティーコンサートを
楽しむことができます。
コロナのおかげで、
自宅で出来ることが、もっと探されるようになり、
それを支える技術もさらに進み、
もともと自宅で生活せねばならない人の不自由が減りました。
言葉には、実に不思議な力があります。
「コロナのせいで」といえば、殆どの場合そのあとに「〇〇できない」という言葉を
思い浮かべます。
「コロナのおかげで」といえば、そのあとに「〇〇できた」という言葉を続けたくなります。
コロナのおかげで、
家族で過ごす時間が増えました。
大切なことを見つめなおそうと思うようになりました。
なんと!事務所スタッフに手作りマスクを贈ってくれるメンバーさんがいて
とても心温まる出来事も体験できました。
大変な時でも
決して悪いことだけが起こることはないのだと、改めて感じさせてもらいました。
起業家魂に火をつけてもらい、
改めて危機感をもって
もっと良い仕事をやってやるぞ!と闘志をみなぎらせることができました。
この状況に不安にならないはずがないのですが、
「一体いつまで続くのだろう」という世界中にまだ答えのない問いを自分にすると
さらに疲れてしまいそうなので、この質問は自分にしないと決めました。
いつまでも続くと思うと疲れるので、
いつまでも続かない、と考えてみる(実際に、終わりは必ずくるのは歴史が証明済み)。
そして、「限りある」「貴重な」コロナの時をぜひ、健やかに、有意義に過ごすために
やれること、自分をきげんよくさせるものを考えてみます。
「この状況下で、自分が楽しめることは何だろう」
「家を出ないで、できる運動は何だろう」など
こうやって続く言葉ができるだけ前向きになるための「問い」を次々と探すクセが付いたら、
それも、コロナのおかげかも。
ついイライラしてしまう時は、そういう時に頭に思い浮かべている言葉があります。
そんな時に便利な「変換ワード」を探すと、イライラが収まるまでの時間を変えられるかもしれません。
ぺこぱ(ご存じでしょうか?最近売れている漫才師さん)の「つっこまない突っ込み」を
真似してみるのも良さそうです。
きっと
良い質問や良い言葉を使う習慣は、コロナが収束したあとも、
引き続き、自分を助けてくれる人生の友になります。
今できる正解は「自分がウィルスを運ぶチャンスを与える存在にならないこと」
つまり、極力出歩かないこと。
出歩いちゃいけない、という言葉を使う代わりに、出歩かなくていい!と頭の中に思い浮かべつつ、
「だから〇〇できる」を見つけていきましょう。
今週も、学びと実践のチャンスにあふれてます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子