YPP月曜メール 私の思うことVol.482 【今年積み重ねたものを振り返り、来年積み重ねたいものを考える】
おはようございます!
早いもので、今年も最後の月
いよいよ12月に入りました。
この一年を振り返る特集が
雑誌や新聞・テレビでも増えてきました。
YPPは12月1日からが第16期目となりますので
この時期は特に、次の1年をどう生きていくか
真剣に考える時間となっています。
「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で
もし今、自分の仕事にある種の自信や満足感を感じられるとしたら
過去の自分にお礼を言いたい気持ちになるかもしれません。
逆に、現在の自分の仕事ぶりに不安や自信のなさを感じるなら
未来の自分のために、
やるべきことがあること自体を喜ばしく思うことが
次につながる気がします。
私自身はといえば、ものすごく凹んだ日に
例えば
何か穴があったら入りたいくらいの失敗をしでかした日は
「今日が終わりの日ではない(これから先の努力で取り返せる)」
何事もつながっていて
大変なことほど、あとから感謝できることも数多くあり
全ては、「その時々の判断・行動・思考の積み重ね」の途中経過と
先日、ある芸能人ブログでこんな記事を見かけました。
ちょっと語感が強めですが、
なかでも「歳を重ねる」という言葉遣いが印象的だったので
以下、引用させていただきます。
[引用はじめ]
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「歳をとる」という言葉を使う人は多い。
ボクは 『歳を重ねる』と言う。
言葉のアヤだと言うヤツもいるが、
そんなヤツは大いに歳をとって勝手に老ければいい。
この2つの言葉には別の意味合いがある。
歳を重ねるというのは、経験を積み上げ、責任を増やしていくとい
歳をとるの 「とる」は、
【責任を取り除き、ラクをしようとする】の 「とる」になっている人が多い。
それはただの老朽化、劣化でしかない。
老朽化しないために継続してやるべきことをやる。だから、トレー
「20代では太ってなかったのに30代で急に太った」と言う人も
そんな人は、それ以前に何をやってきたかが、結果として出ている
10代でどう過ごしたかが20代に、20代でどう過ごしたかが3
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[引用終わり]
なるほど。
歳を「とる」のではなく「重ねる」という感覚は
自分の決断した結果の行動や経験を意識するためにも
有効な視点だと感じました。
若いころは、「若い」ということ自体のアドバンテージを
享受していましたが
時間の経過とともに、好むと好まざるとに関わらず
「若さ」=「未経験」というアドバンテージではなく
「経験」を味方につける生き方も、必要になっていきます。
人生100年時代という言葉は
つい最近、聞かれるようになったもの。
おそらく、この月曜メールを読んでいる方の大半は
子供のころは、そこまで長い寿命を見越して
仕事や人生を考えてこなかった人が大半だろうと思います。
ところが現実に
医療技術はめざましく進み、平均寿命も長くなりました。
60歳で定年退職と思う人はもはや少数派で
70歳ぐらいまでは働こうと思う人が増えています。
一方で、同じ職業であと10年食べられる、ということさえも難し
中高年からの転職や
生涯を通じてやりがいのある豊かな人生を生きるために、
今、何に力を入れていくべきかを考えることは、全世代の共通課題
とはいえ一気にどこかへワープするものではなく
「わらしべ長者」の物語のように、全ての出来事は繋がって、人生
1年の終わりの月
今年、自分が積み重ねることができたものは何かを振り返り
来年は、何を重ねていこうかを考えてみる時間を
ぜひ、持ちたいと思います。
そして豊かになる生き方とは、
どんなに技術が進んでも、いつの時代でも、
自分の周りの困りごとを何かしら解決する中にあることは
変わらないと確信しています。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子