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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.483 【意義ある学びと修行は日々の仕事と生活の中に】

おはようございます!



12月に入って第2週
まだ秋のように暖かな日が多い関東ですが
年末ムードが日に日に増しているように思います。


最近、副業や
第二の人生にむけて何を準備するかといったニュースが
以前に比べて増えてきたように思います。


ダブルワーク、トリプルワーク
在宅で仕事をしているYPPメンバーの方は
世間よりも一歩早く、その道を経験していて
「何をいまさら」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。


ただ、最先端だと思っていた働き方もあっという間に珍しくなくなる昨今
どこに差別化や希少性をもっていたらよいのか
自分のアドバンテージは何なのか
漠然と不安を感じてしまうシチュエーションには事欠きません。


資格取得を考えている方も多いかと思いますが
何らかの知識習得が身を助けてくれることはもちろん
一番力がつくのは、やはり仕事の現場に尽きると感じています。


YPPに登録している方は
「フルタイムでは働けない何らかの事情」を抱えている方がほとんどです。


言い換えると
「フルタイムで仕事できるほど、仕事に時間が割けない」
「フルタイムで働けるほど、暇じゃない」ともいえます。


自分のことを中心に組み立てられる生活とは程遠い事情の中で
新しいことを学ぶ時間がとれないことに
内心、焦燥感を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。


そんな時に、お互いに知っておきたいのは
現時点で行っている仕事そのものが、学びの宝庫であるということ


単純に右から左へと慣れた作業をこなしているだけでは
「宝庫」とは呼べないかもしれませんが、
好奇心をもって見ると、
同じ環境が「お金をもらいながら勉強できる最高の学び舎」にみえてきます。


この仕事の手前には、どんな作業があるのだろう、とか
自分が納品したあとに次の工程では何が行われるのだろう、とか
ご依頼主のお客様の業界は、いま世界的に見ればどういう成長カーブが予想されるのだろう、など
いくらでも、お客様に関することで、まだ自分が知らないことが存在します。


ネットで調べてみると
色々な白書やデータや、解説ブログが出てきます。
何が正しいのか分からなくても
賛否両論があることは、いくつかの記事を読むうちに分かってきます。


過去に「もっとこういう言い方をすればよかった」
「こういう返信を書けばよかった」と後悔することがあったら
一歩踏み込んで、
「次は、こういう言い方にしてみようか」
「こんな工夫をしたら、どうだろう」という次の一手を考えることに目を向けてみる。

そういう“気持ちの切替”や“視点の持ち方”も
日々の実践の中で、大いに鍛えたい・磨きたいチカラの一つです。

お金や時間が余っていると、お金や時間をかけた学び方になりがちですが
お金も時間も惜しいと感じる立場に身を置けば
お金を得ながら、その時間を何重にも意味のあるものにする“視点”が養えます。

すごく効率的に学びたい方には、裏切らない方法があります。
「ビジネスの王道」である
「もし私が相手の立場であったなら」という想像力を鍛えること。
お客様(や仕事を頼んでくれる上司)の立場になって考えてみる、ということは
どんな業種のどんな仕事でも、必要とされる技術です。


答えがすぐ見つからないからといって、考えるのをやめてしまわないことがコツで
何度も何度も、自分に対して「良い質問」をし続けていくと、ふと
神の啓示ではないですが、ヒラメくことがある、というのが、先人たちの共通の教えです。


「良い質問」とは、
その答えが出たときに、周りも自分も幸せになれるであろう質問をすること。

脳というのは、素晴らしい探査機で
良い質問をすると、その答えを(自分が忘れてしまっても潜在的に)探してくれる
頼もしい味方なのだそう。


学ぶ時間がない、何を学んだらよいかわからない、と
思ってしまったら
すでに、学び舎の中に居ることを思い出し、
目の前の課題(=教材)に真剣に向き合ってみよう、と思う月曜朝です。


今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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