おはようございます。

女子バレーもラグビーも
大金星が生まれて
勝負は何があるか分からないと
大いに勇気をもらいました。

さて早いもので今日が９月最終日。
消費税も今日までが8％
明日からは10％
そして軽減税率も始まり
経理関係の仕事の方は
なんだかソワソワしているのではないでしょうか。

前回増税時と違い
『ここぞとばかりに買い溜め』はしないぞ、
余計な買い物はしないぞ、と
ひとり密かに心に誓っていたのですが
ついAmazonで、目に入った電動歯ブラシを
クリックしてしまいました。。。（苦笑）


さて、本日シェアしたいのは
仏教用語の『逆縁の菩薩』という言葉です。

つい最近、この言葉に出会いました。

元々は、因果や道理に違反したことを指す言葉でしたが
仏法を誹謗したことが逆に縁となり
仏法に帰依することも指すようになったようです。

転じて
自分にとっての逆境、辛い出来事や
中には憎しみを感じる人も
自分が幸せになるために現れてくれた出来事や相手である
という意味で説かれている方もいらっしゃいました。

諸説ありますが
このような解釈が広まっているあたり
古今東西、人との関係や
自分の心に浮かぶ苦しい感情に心を悩ます人は多かったのでしょう。

人に向かうのではなく、ことに向かえ
という教えもあります。

ときに
抗えない自然の洗礼や
不条理な出来事も起きるのが人生。
それでも、
ものの見方をいかに工夫するか
自分の心の持ちようや、発する言葉、
ひいては姿勢や表情など
どう自分から
人生を良くしていくために
できる限りのことを尽くすか。

何か人智を超えた大きな力に
試されている連続のようにも思えてきます。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎるのに、
辛いことはなぜか
永遠に続くように感じられるものですが
一生を通じて
同じ辛さや同じ状況が続くことは実はなく
突然に別れや終わりがくるのが世の常です。

別れがきてから
あの時こう言えばよかった、とか
こう思えばよかった、という後悔のないよう

もしも今
何かしら
乗り越えるべき辛さの前にいるとしたら

未来の自分から見た時に
『我ながらよく頑張ったな』と
『あの時本当に
力を振り絞って
出来る限りのことを尽くした』と
言えるように
日常を送ることが出来たら
本当に清々しい境地にいける気がします。

全ての出会いは
素晴らしい人生を送るために現れてくれたギフト。

単純に喜べない不本意な出来事こそ、
捉え方を工夫するチャンスの時。

そう繰り返し繰り返し
自分に暗示をかけているうちに
習い性になったら
しめたものです。

今週も学びのチャンスにきっと恵まれることでしょう。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

YPP
五味渕紀子