Vol.366 【目的は、皆が幸せになること】
おはようございます!
良く晴れて清々しい朝を迎えている関東です。
さて、
仕事をしていると必ず
「自分は〇〇したいと思っているのに
相手がその通りには動いてくれない」という場面に出くわします。
仕事上の悩ましさの大半は
ここにあるのではないでしょうか。
例えば、、、
売りたい値段では
お客様が首を縦にふらない。
知りたい情報があるのに、
催促しても返信がこない。
依頼した仕事に対して
満足のいく対応をしてもらえない。
もっとこうしてくれたら良いのに、と
思い通りにならないことで
イライラする、というシチュエーションは
真剣に仕事をしているなかで
少なからず体験していると思います。
その際、
自分の作業を終わらせるためだけの視点で物事を見ると
状況は常に悩ましいものであり、
自分が変えられることよりも
相手に求めるものばかり
思い浮かびがちです。
締切が迫り、
幾つもの予定を同時進行でこなさなければならない中で、
焦るほど、苛立ちも募ります。
しかしそんな時こそ、
そもそもの仕事の目的や
なぜ、その仕事がいまの自分の手元にきたのか
原点に立ち返ると
見えてくるものがあります。
そうだ。
〇〇を勉強したいと思って
チャレンジした仕事だった。
△△が大事だということがわかったのは、
〇〇のおかげだった。
お客様はおそらく××という状況だから、
自分がこう動いたら、喜ばれるかもしれない。
相手に求めているうちは八方ふさがりにみえたものが、
相手やいまの状況に感謝した瞬間から
まだ打てる手が次々と思い浮かんでくるのです。
どんな視点で、どんな姿勢で物事をみるかにより
その先に思い浮かんでくることが
不思議なくらい、変わります。
これは本当に未来を大きく変えていきます。
悩ましいと思うことほど、
そのビフォーアフターのインパクトは大きく
「だから仕事は面白い」となります。
そして全ての物事の目的は、
月並みなようですが
「幸せになること」。
穏やかなことが好きな人もいれば
エキサイティングなことを求める人もいます。
熱いのが好き、冷たいのが好き。
好みは色々です。
でも幸せになりたいか、不幸になりたいか。
この問いで
自分は不幸になりたいという人はおらず
みな、出来るなら一生を幸せに過ごしたいと願っています。
だから、全てのリクエストは
最終的には
関わる人が幸せになれるように
そのために存在する「仕事」のはずです。
仕事の意義や目的が、
単なる作業の完了と金銭を得るためだけのものだと考えると
大変味気なく
サッサと終わらせたいものになりがちですが、
関わる人の幸せに関連付けて捉えてみると
「こうしてあげたら喜ばれるかな」と創意工夫を考える対象になってきます。
そうやって捉えた仕事は良い結果に結びつき、
喜ばれることは、自分自身の幸せにつながります。
仕事とは、世のため人のためにやることで
自分の仕事により
誰かが助かり喜ぶことに
自分も喜びを感じられる日常は、幸せそのものです。
悩ましい元と感じられる様々な仕事ですが、
実はどの仕事も元を辿れば
誰かが誰かを幸せにしようと思って始まったことであり、
その可能性や目的は、
どのステップからでも
みようと思えば、みえてくるもの。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
悩ましいと思えたものほど、
自分を成長させてくれます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子