vol.223 【やれば出来るという感覚を身に付ける】
おはようございます!
冷え冷えの朝を迎えた月曜日、みなさまご体調など崩していないでしょうか。
気ぜわしく感じる師走の後半
元気に過ごしたいと思います。
さて、
YPPではなるべく「掛け持ち仕事」をしてほしいと考えています。
もちろん最初のうちは、一つ目の担当業務を覚えることに集中するのが基本です。
そのうち、一つ目の基本をマスターしたら、
二つ目の仕事にも取り組んでほしいのです。
一つ目の案件とは、違う業界、違う目的、違う業務フロー。
二つ目をやることで覚えたExcelの小技が、
一つ目の案件にも応用出来ることがあります。
一つ目のA社ではNGとされたことが
二つ目のB社では推奨されているケースもあります。
目的が変われば、仕事で守るべき優先順位も変わります。
それぞれの優先順位が異なる理由を考えるうちに、
作業を覚えることに必死だった頃にはあまり考えが及ばなかった「仕事の目的」への気づきがあります。
三つ目の仕事に取り組む頃には、
最初から「この仕事でのゴールはなんだろう。優先順位はどれ?」などと、
説明される前に自分で想像できるようになるかもしれません。
この「最初は出来なかったことが次第に出来るようになる感覚」こそ、
仕事で身につけてほしい、大きな目的です。
一つの仕事だけをやっていると、ともすると惰性でも出来てしまい
また「慣れ」から仕事に対する新鮮な気持ちも失いがちです。
ところが、自分ではもう少し先だと思っていた挑戦の機会にふと出会ったら、
「まだかも知れないが、せっかく来たチャンスだから乗ってみよう! 」
挑み続けると
いつしか「次に挑む」ことが習い性になっていきます。
こうして、新しいことも「やれば出来る」という自信なり、感覚を身に付けると
新しいことに出会ったときのストレスが減ります。
いまは、まぎれもなく「情報革命」という大きな節目の時代です。
同じこと、慣れていることだけを続けて食べていくのは難しい時代。
焦る必要はありませんが、
新しいことに出会ったときに
「わからないけれど、やってみよう!」と思える方が
出会いも可能性も、成長できる機会も広がります。
そして現実は、必ず「やれば出来る」ものなのです。
偶然にみえて、仕事や人との出会いは必然だと常々思います。
人生、縁がある場所に導かれ、
縁がある人とときを共に過ごします。
そして、どんな出会いもいつか別れがきます。
なので、出会えているあいだ、
携わらせて頂けるあいだに
後悔のないように、一生懸命向き合うこと。
人生をうまく生きるコツがあるとしたら、
これではないかと思います。
YPPで出会う仕事量の一つずつは、幸いにして少量のものが多いです。
体力の問題、家庭事情の問題など
さまざまな事情はありつつも
少しずつのチャンスと挑戦を積み重ねて
やがて振り返ると
「この10年、実にいろんな仕事に挑戦したな」といえると
その先には、もっと楽しく仕事ができる10年が待っていると思います。
今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕のり子