YPP月曜メール 私の思うことVol.655【ありたい姿と共に『使命感』を考える】
おはようございます。
花曇りの関東は
あちこちでソメイヨシノが見ごろを迎えています。
皆さまの街では
春の訪れはいかがでしょうか。
さて
ご縁あって先週
東日本大震災の被災地
福島と宮城で
当時の体験を聴くツアーに参加しました。
発生から12年
直接体験された方々にとっては
今なお鮮明で
忘れることのない出来事です。
放射能という「見えないものとの闘い」や
「風評被害との闘い」。
自然の脅威。
生計を立てていた海によって
大切な我が子を失った悲しみ。
全ての家財どころか
街の8割を失った絶望感。
電気、ガス、水道が何ヶ月もない生活。
いくら想像しても追いつくことのない体験であることは
承知の上で
語り部の方々は、
「生かされる尊さを知ってほしい」
「災害がまた起きてほしくはないけれど
起きた時には自分たちの経験を活かしてほしい」との一心で
思い出すのも辛い出来事を
語り続けていらっしゃいました。
瓦礫はなくなり
盛り土され整地された今、
壊滅的な被害を受けた
街の中心部も
(説明がなければ)
外から来た人には
もともと更地だったと思われてしまいます。
語り部の方々が
毎回涙を流しながら
辛い当時を思い出して
伝えようとしてくれる姿は
一言で言うなら
ものすごく真剣な
生かされた者の
「使命感」でした。
よくよく考えれば
震源地を免れた私自身も
間違いなく
「生かされた一人」なのですが、
彼らと比べ
私が日々どれほどの「使命感」を感じ
日常を生きていただろうかと
その落差に
恥ずかしくなりました。
それは
「出来たらいいな」くらいの緩さと、
「なんとしても!」という真剣さとの落差でした。
震災直後の映像を見直し
当時放送された
防災無線のサイレンや
必死に避難を呼びかけた音声を聴くと
生々しく当時の自分も
思い出します。
ツアー参加者同士で
「生かされている命を大切にしよう」
「誰かの役に立つ一人であろう」
「あの被災体験と比べて
自分の悩みはなんと小さなことだったか」と
語り合いました。
一人ずつが
本当は持っている
「使命感」に気づくこと。
それを日々感じながら
任された仕事に向き合うこと。
そういう大事なことを考える時間を作るのは、
一人じゃなくて
身近な仕事仲間と一緒に
習慣にするのが
良いと思います。
最近よく考える「ありたい姿」も、
「使命感」が加わることで
よりエネルギーが充填されます。
そういう人生の貴重な仲間に恵まれるのも、
仕事のご褒美だと感じています。
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子
<お知らせ>
「ありたい姿」をZOOMで語り合う会を開催します。
先週メール配信していますが、改めてお送りします。
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第39回 YPPメンバー事務カフェ
未来の「ありたい姿」をワクワクしながら考える会(オンライン)
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・開催日:3月28日(火)13:00~14:00(約60分を予定)
・参加費:無料
・対 象:YPP登録メンバーさんなら誰でも
※耳だけ参加OKです。今回は、録画の配信はありません。
■申込み方法
本メールに返信にて、「第39回参加希望」とお申込みください。
折り返し、ZOOMのURLをお知らせします。
■申込み期限
2023年3月27日(月)23:59まで
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