YPP月曜メール 私の思うことVol.653【山の登り方は幾通りもあるから、小さな小さな積み重ねを】
おはようございます。
花粉症は大変ですが、街中にピンク色の花々が咲き始め
目に楽しい季節ですね。
さて先週、
サッカー日本代表 森保一監督
アーティスティックスイミング現役復帰をした小谷実可子さん
立教大学を55年ぶりに箱根駅伝に導いた 現役アスリートでもある上野裕一郎監督
この3人が登壇する講演会を聴きに行ってきました。
大学の「スポーツウェルネス学部」新設記念講演(一般公開)で
選手として、指導者としての姿勢やあり方を
幅広い年代の方が聴講されていました。
印象深かったのは
小谷選手、上野監督が
目標を先に置いて
それに向かって努力したのと対照的に、
森保監督は(選手のとき)
サッカーが好き、もっと上手くなりたいの一心で
目標に向かっての努力ではなかった、とタイプが分かれたこと。
『方法はこれだけ、ではなく、どちらから・幾通りも、ですね』という
3人のアスリートの「共感」は
私たちも柔軟に考える一助として、心得ておきたいです。
また
メンタルについても
「意外だと思われるかもしれませんが、私はメンタルが課題でした」と
小谷実可子選手。
「実可子は技術はあるのにメンタルが弱い」と言われ
メンタルを鍛えるために、カラオケへ行って人前で歌うなど
メンタルを鍛える色んな努力を積んだというエピソードを教えてくださいました。
そして注目なのは
「メンタルが弱かった選手が、少しずつ自信を身につけて
メンタルが強かった選手を
追い抜いて成長していくことがよくある」という(3人とも一致した)経験。
今が弱い、ということは
将来が弱い、ということでは決してないのだ、と改めて強く思いました。
弱い部分があるからこそ、準備や努力が人より出来る。
その努力したこと、積み重ねたことが
結果として、自信につながり、動揺することが少なくなっていく。
「あれだけ、やったのだから」と。
3人とも
小さな成長、小さな成功を積み重ねていくこと
どんな小さなことでも「やれたことが成功だと思って」
そんな自分を受け入れてあげる
自己肯定感も大事だと語っておられました。
失敗する。
負ける自分も認めてあげる。その強さ。
何にトライしたか。今の自分を認めて
どんな結果でもすべて受け入れよう、と思うこと。
「失敗も自分らしくて、いい」
今の自分を(他人が、ではなく)自分が認めてあげるところから。
特に日本人は失敗を怖がりがち。
そんな「怖がり」も含めて認めてあげて
継続して努力するエンジンにしていきたいですね。
スポーツ界から文壇に飛びますが、
先週、社員から勧められて読んだWeb記事がよかったので
これも最後にシェアです。
林真理子さんが
直木賞受賞後の次のヒット作が出なくて苦新10年間を
「人生で最も胸を張れる期間」だと仰っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/add37df1b203230e3e38a55416469407297f9ec2?page=3
みんなみんな、もがく時間があって
それが、あとから花となり実となるので
その愛おしい「もがき」が出来る生活じたい、幸せだと思いたいです。
ラストにお知らせです。
先週 お互いの「ありたい姿」を語り合う
トークZOOM会などをやってみたいな、と書きましたら
興味があるというメッセージを複数いただきました。
3月に企画して、改めてお知らせ予定です♪
今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子