YPP月曜メール 私の思うことVol.586 【すべての課題に、解決の糸口がある】
おはようございます。
めっきり寒くなりましたが、みなさんお元気でしょうか。
うっすらと雲がかかる日でも
寒いおかげで、我が家から遠くの富士山が綺麗に拝めます。
あっという間に2021年もあと1カ月ですね。
「ここからが早い」といつも思うのですが、
今年もあっという間に年末を迎える予感がします。
さて、日本でもワクチン接種率が上がり
反比例するように感染者数が下がり
いよいよ経済活動を本格化したいところに
また新しい変異株を警戒するニュースが飛び込んできました。
ガッカリするなというほうが無理がある状況ですが
それでも、
貴重な今日一日を
クヨクヨするよりは、できるだけ元気に過ごしたいところです。
深刻なニュースを忘れたら
日常には、楽しみも色々と点在しています。
美味しい食事。
続きが楽しみなドラマ。読みかけの本。
親しい友人と出かける約束や
一日の終わりにホッとできるお風呂タイムなどなど。
ただ、それら日常の楽しみは、
長期的な課題(具体的には「生涯安心して暮らせるだけのお金はあるか?」)に
応えてくれるわけではなく、
どこかに漠然とした将来不安を抱えながらやり過ごしているように感じる人は
多いように思います。
分からない未来について
できることなら力強い「安心」があったうえで
日々を明るく元気に(多少の病気や不調は抱えるにせよ)
過ごしたいと思います。
最近、事業を成功させている方々を間近に拝見して思うのですが
人類の課題には終わりがないけれど
だからこそ
常に「やるべきこと=仕事」はあって
社会の必要を満たそうとするかぎりは、
(ぼろ儲けを狙えばうまくいきませんが誠実に商売する限り)
生きていく糧を得るには事欠かない、ということです。
商い(仕事をすること)は、
近江商人から受け継がれてきた言葉どおり「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」。
この原則に照らして、世の中の必要を満たそうと努めれば
そう難しくはありません。
AIやロボットは仕事を奪う敵ではなく
共に、課題解決を図るパートナー。
私たちは既に、生活の中で徐々に使いこなし始めています。
そして
競争が好きな人は競争しながら
協調が心地よい人は協調にフォーカスしながら
いずれにせよ
今までの課題を解決する方向で「日々の探求」を続けていけば
いくらでも仕事=生活の糧を得る方法がある、と確信します。
コロナのワクチン開発はその専門家が世界中で奮闘していますが
自分の日常の仕事の中にも、
いくらでも「もっとこうしたらいいのに」という
解決したい(すべき)課題があります。
課題は、一見「起きてほしくなかった悩ましいこと」として
私たちの気分をかき乱すことがあります。
(ああ、もっと早く言ってくれたらいいのに!とか)
逃げようとしても決してなくならない、これらの課題
コロナなんかよりもずっと強い生命力(笑)で、
生きている限り
なんらか遭遇し続けるのだと(遅ればせながら?)気づいてしまいました。
心をかき乱しそうな「課題」に出会う度
大好きなオードリー・タンさんが仰っている言葉に
私はいつも励まされています。
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There Is A Crack In Everything. That’s How The Light Gets In.
全てのものには裂け目がある。そこから光が漏れている。その光を見つけよう。
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そう、課題の裂け目から漏れ出る光を見つけよう!
その課題解決の喜びを知って
「やっぱり物事は少しずつ良くなるのだ」という希望や期待が心に湧き上がると
漠然とした将来不安は、相対的に減っていくのだと体感しています。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子