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月曜メール

YPP月曜メール  私の思うことVol.561 【仕事が楽しい瞬間とは】

おはようございます。
梅雨の晴れ間で今日は青空を拝める地域も多いようです。
皆さまの上空はいかがでしょうか。


さて先日新聞で見かけた
バレリーナの森下洋子さんのエピソードから
本日はシェアしたいと思います。


森下洋子さん、
踊ることが日常であり全てである生活の中で
のちに生涯のパートナーとなる清水哲太郎さんから
「あなたはなぜ踊るの?」と聞かれてハッとした、というのです。


「(踊ることが)好きだから」と答えようとして
でも、その場ですぐ答えを口に出来なかったのだそうです。


「好きだから」という一言では言い表せない
自らの内にある動機について
さまざま思いを巡らせる森下さんの心境をしばし考えてみました。


特別な職業に就く人だけの話ではなく
「何かをする理由」「仕事をする理由」に
思いを馳せる瞬間があります。



仕事をする理由。


家族を養わなくてはならないから。
家計を少しでも助けたいから。


そういった経済的な理由だけではない
自分にとっての「何か」を
それぞれ抱いているように思います。


社会と繋がっていたいから。
自分を成長させたいから。
誰かの役に立つことが好きだから。


様々「やりたい理由」を考えてみると
自分にとっても周りにとっても有意義なもので、
「仕事をしない」という選択肢はないようにさえ思います。


ところが…(あくまで私の場合ですが)
休みを迎える週末にはホッとするし
月曜を迎える朝には、色々なプレッシャーを感じたりします。


仕事が自分にとって(周りにとっても)
「必要なもの」「ためになるもの」と知っていても、
仕事が辛い、しんどいと思う瞬間もあるわけです。


どんな時が辛いのか。


未知のものに着手する前であったり、
意見が合わない相手との対峙であったり…
でも一番辛いのは
孤軍奮闘だと感じるときではないかと思います。


逆にどんなにプレッシャーのある仕事でも
分かり合えたり
一緒にがんばる仲間がいると思うと
同じシチュエーションでも「未知への挑戦の楽しさ」を感じます。


誰もが同じ価値観ではないですが
自分が心地よいものをなるべく相手に届けようとする行為は
自分にとっても心地よいもの。


私自身は、
仕事で孤軍奮闘する人が一人でも減って
仕事で何かを分かち合い、協力しあい、互いの成長を喜べるような関係性を
少しでも多く生み出したいと思います。



そんな「心底やりたいと思う」動機を掘り下げていくと
月曜朝も、憂鬱なスタートではなく
希望とやる気に満ちてきます。


なぜ、仕事をするのだろう。
なぜ、この仕事を選んだのだろう。


どんな時なら
「仕事が楽しい」と(自分は)思うのだろう。


仕事を依頼して下さったお客様に想いを馳せるのも勿論大事なのですが、
自分自身が望んでいたことを掘り下げる時間を持つことで
改めて、その意味づけを感じることが
心のパワーアップにつながるなら
プレッシャーを感じる日にこそ
自分に問いかける時間をもつことが、良い仕事をする後押しになると思います。


良い動機は、自分も周りも、幸せにします。


今週も学びと成長の機会に恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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