おはようございます。

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが
今朝の関東は、肌寒く少しまだ冬の名残が感じられます。

さて
今朝は、キリの良い550号
毎週読んでくださっている方々にあらためて御礼申し上げます。

そういう数字の時はなにか明るい話題を、と思えば思うほど
心の底から出てくるのは、ちょっと辛い体験です。
正直に綴りますので、お付き合いください。

先週、自分よりずっとずっと若い友人が
天国に旅立ちました。

これまでも何人か
順番が違う見送りに涙しましたが、
夢を語り合った友人が旅立っていったのは、やはり辛いものです。

そんなときに思い浮かぶのが、
【今日はあの人が生きたかった一日】という言葉。

毎日を元旦のような新鮮な気持ちで過ごせたら、とたまに思うように
この言葉を思い出すときも
もっと大事に生きよう、時間を大切に過ごそう、とあらためて思います。

それは、よい仕事をしよう、人の役に立つ時間を増やそう、とか
明るく過ごす時間を増やそう、とか
人に優しくある時間を努めてつくるようにしよう、ということであったりします。

カラダを労わる時間も
誰かに親切にする時間も
お客様のために一生懸命に「もっと便利にするには」を考える時間も・・・
もっと生きたかったであろう友人の分も人生を味わおうと思うと
一生懸命さに、もうひとつ熱が入ります。

先に旅立った人のために出来ることは、
幸せに生きること。
良い時間を過ごすこと。

縁起でもないといわれそうですが、この先100%起きる出来事として
自分が逝ったとき
見送ってくれた人には、
（ちょっとは泣いてほしい気もしますが（笑））
なるべく明るく元気に過ごしていてほしいと思います。

喜怒哀楽という言葉があるように
どうしたって、いろいろな感情をもつ時間があり
悲しくなる出来事もおきますが
努めて、喜びや楽しさ、嬉しさを感じられるようにと
自分の過ごし方を意識すること、人間力を磨くこと。

そんな大切なことを
楽しい体験をしている間はあまり考えられなくて、
悲しい出来事をすると思い出すというのが
人の不思議なところです。

朝から湿っぽい話で恐縮ですが、
「今日を生きられる」ありがたさをしみじみと感じる折
この言葉をシェアさせていただきました。

大切な人を思い浮かべつつ
よし、今日も良い一日にしよう！
そう思う人が、誰かを笑顔にして
笑顔にしてもらった人が、また誰かを笑顔にして…

そんな連鎖があちこちで起きることを想像しながら
過ごしてみてください。
イメージの力は、けっこう威力があると信じています。

今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。
学びのチャンスに恵まれていることに感謝です。

YPP
五味渕紀子