vol.334 【業務理解を深めると、様々な気づきが得られる】
おはようございます!
週末はまさに小春日和、
今日も朝早い時間帯の雲がとれて
眩しい朝日が街を照らしています。
皆さまの上空はいかがでしょうか。
さて、
新しい仕事なら尚のこと
今までやってきた仕事を振り返って
『自分が担当した箇所以外の前後の仕事』
もっというと
『お客様のビジネスモデルを理解しているか』
初めて担当する業務の説明を受ける時
どうしても
『どのファイルを開いてどこに何を入力して、
でもそこでもう一歩踏み込んで
仕事が手元に来た背景にあること
そのお客様が『どんな相手に何を販売(サービスなら提供)
これから担当する仕事で何をやったら良いか、
ビジネスモデルというとなんだか難しく聞こえますが
花屋さんであれば、商品は「花」で、お客様は「
その花を自分で育てるのではなく仕入れてくるなら、仕入先は「
塗装会社であれば、提供サービスは「塗装」であり、
お客様は「
「一般家屋(個人のお客様)」も考えられます。
そして自分で塗装するなら、
どの商売でも、
(1)商品(もしくはサービス)があり、(2)
そして商品の販売・提供ルートとして
店先に並べて売るのか
ネット通販で注文を受けて発送するのか
人が行って提供するのかなど
(4)提供手段がいくつかあります。
これらの(1)~(4)を踏まえていくと
自分の仕事は、
その商売(ビジネス)
例えば「見積書作成」であれば、
例えば「セミナー会場手配」であれば、
「ここに300という数字を入力するのが仕事。ここに〇〇
自分の仕事の範囲を作業単位で考えてしまうと、
「この商品をいくらで誰に販売するために必要な見積書を出す。
期待できることに視点を向けると
より「商売を行う醍醐味」
つながりや全体を理解することは
ケアレスミスの防止や
仕事に必要な知識を探すスピードを早めてくれます。
場合によってはお客様が気づくより前に
何か異変に気付くことが出来るようにもなります。
こうなってくると、
お客様からみても
とても頼りになる存在です。
また各仕事の前後や全体像を捉える力を磨いていくと
単なる作業的な仕事だけではなく
色々な提案が思いつくようになります。
一足飛びに変わらなくても
日々の仕事で視点を変えてみたり、全体像を考えてみることは
必ず、未来の自分の仕事の幅を広げることに役立ちます。
今行なっている作業そのものは
技術革新などにより姿を変えていきますが、
そのビジネスモデル自体は
世の中に必要な商品・サービスである限り存在します。
まだ全体像が見えない、情報不足の状態であれば
作業に不安が伴います。
そんな時はお客様の会社のホームページをみたり
商品一覧を書き出して
誰から誰へと流れるかを矢印で表してみたり
今自分がどこまで理解できているかを
振り返ってみることをお勧めします。
自分のことを理解しようという人に
人は自然と好意を感じるものです。
業務理解を深めようとする姿勢のパートナーであれば
お客様も信頼を寄せてくれるようになります。
最初から全ては見えてきませんが
まず「見ようとする」ことから
やがて見えてくるようになれます。
そういえば今までお客様のビジネスモデルについて関心が薄かった
今後は意識して
全体像や流れを感じてみてください。
物事は知れば知るほど
まだ知らなかった領域に気づき
面白くなってくるものです。
せっかくのご縁あって出会った仕事やお客様との関係を
より良い心地よいものにしていくのに
相互理解は欠かせません。
まずはこちらから理解を深めていきたいと思います。
今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔溢れる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子