お知らせ一覧

月曜メール

vol.335 【気持ち良い言葉を探して選ぶ】

おはようございます!
早いもので二月に入りましたね。

 

今朝の東京は寒さが緩んで
暖かい朝を迎えています。

 

木立の蕾の膨らみも感じられるようになり
あちこちで梅の開花もみられます。

春はもうすぐですね。

 


さて、今朝のタイトルは『気持ち良い言葉を探して選ぶ』です。

 


例えば、不本意に思うことや仕事上で自分と相手の意見が異なる時に
気持ちに蓋をして思っていることを飲み込む必要はなくて、
疑心暗鬼になるよりは
率直に自分の相手に伝えるのはとても大事なことだと思います。

 

ただ、一方的に自分の思いだけをぶつけると
うまくいかない結果になりがちです。

 

伝える前に
今から自分が言おうとする言葉を
言われる相手の心情を思いやって
どんな言葉をかけたら
自分の思うことが伝わり
相手にも理解してもらえるか
その一工程をふまえるだけで
お互いの気持ち良さがかなり違ってくるものです。

 

それは難しいなと感じるかもしれませんが
この一工程は
その後の好転を考えたら
是非やっておきたいことです。

 


時々耳にして残念な言葉選びだなと感じられるのは、

『◯◯してくれないと、出来ません』と
相手に対しての行動を促すときに『条件付かつ否定的な表現』になっているケースです。

 

同じことを伝えるなら、
『◯◯していただけると、◯◯出来ますのでいかがでしょう』という
『提案型かつ肯定的な表現』を選ぶと
言われた方の気持ちが違うのではないかと思います。

 

お客様とのミーティングに向けて
チームメンバーで業務に関する質問を書き出すときでも
『△△を教えてもらえないとわかりません』『◯◯してください』という文章が続くと、
これでは読むお客様が疲れてしまいそうだなと感じます。

 

そんな時は
『△△を教えていただくと、わかりやすいです』とか
『◯◯していただけると、よりスムーズになります』など
お客様が気持ちよく質問リストに目を通せるように
語尾をアレンジしてみます。

 

ほんの少し言い換えるだけで
不満を列記したような印象だった質問リストが
前向きな姿勢を示す提案リストに見違えることもあります。

 

特に、顔を合わせることの少ない在宅ワーク中心の仕事スタイルなので
文字を通して相手に気持ちよくなってもらうことは
常日頃から心がけておくことが大切だと感じています。

 

また、チームメンバー同士でも
生活時間帯の違いや
過去の仕事スタイルの違いから
最初は「おや?そんな言葉を使うのかな?」と違和感があるときは
まず自分から言葉遣いに明るく優しい印象を心がけて
チーム内の空気を良くしていくことも
仕事のしやすさに繋がるように思います。

 

そして
文章にするのはまどろっこしい時は
やはり、電話なりハングアウトやスカイプなり
声を聴いたり顔を合わせたりという
五感を極力活用することも必要だと思います。

 

コミュニケーションについては
なるべく横着をしないで
伝わりづらいことを伝えるトライを積み重ねて
より、相手にとって気持ち良い言葉を使えるようになりたいと思います。

 


こういうことを書きながら
往々にして、書いている超本人が出来ていないことは多いものです。

 

自戒の念を込めて
心がけていきたいことを書きました。

 

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

ページトップへ