• 新規メンバー登録
  • マイページログイン
  • サービス紹介 料金
  • お問い合せ
  • 新規メンバー登録
  • マイページログイン
  • サービス紹介 料金
  • お問い合せ

お知らせ一覧

月曜メール

Vol.276 【能力は未来進行形】

おはようございます!
いよいよ2015年も残すところ10日となりました。

毎月の月末はそんなに意識しなくても、
一年の終わりとなると
今年を総括したり、新しい一年について思いを巡らしたり
自然と改まる気持ちになる方が多いのではないでしょうか。

去年の年頭には心新たに誓ったことの数々が
思ったとおり実現できて満足という方もいれば
思うとおりにはいかなくて、反省することが多い方も
はたまた、去年の年頭に何を誓ったか
サッパリ思い出せない方もいるかもしれません。

大変私事で恐縮ですが、
昨年末に義母が一人暮らしの自宅で倒れ、
偶然にも発見でき緊急搬送したというハプニングから、
去年の年末年始は
家族の入院や転院等で幕をあけ
落ち着いて新年の誓いをたてるどころではない心境でした。
今思うと
大変気忙しく、漠然とした不安を抱えてのスタートでした。

お陰様で幸いにも義母は一命をとりとめ、
手術やリハビリを経て
現在は穏やかな生活をしています。

落ち着いて一年間について思いを巡らすことができること自体がどれだけ幸いなことか
昨年末のハプニングがあったからこそ、
そのありがたみが沁みるものだと
つくづく思う年の瀬です。


さて、前置きが長くなりましたが
冒頭のタイトル
【能力は未来進行形】を本日改めて綴ります。

この月曜メールで何回も出てきている言葉です。

なぜなら、とても大切なことで
良い仕事をしていく上でも
人生をより豊かにしていく上でも
このことを前提にしたほうが
自分にも周りにも未来にも良い判断が出来るからです。

現時点の自分の実力や環境がずっと同じであることはあり得ないにも関わらず、
私達は現時点の状況や能力から物事を判断することが往々にしてあります。

簡単に
「それはできない、難しい」という言葉を口にする人がいますが、
それは「現時点ではできないけれども
未来にはできるようになる」ことに気づいていないのです。

人は全くできないことについては
できるかどうか逡巡することさえ起きないものです。

YPPに登録してこの月曜メールを読んで
在宅ワークをしたいと願っている人は
オリンピックに向けて日夜練習している選手ではないでしょうから
次のオリンピックに出場できるか否か
などは考えることもありません。

できるか否かを考えることがあるのは、
それをやろうと選択できるだけのチャンスと可能性があるから
逡巡する場面に遭遇するのです。

例えば何か新しい仕事のオファーがあったとき
自分にできるだろうか、やってみたいけど難しいかもしれない、と思ったとき
この言葉
「能力は未来進行形」を思い出して欲しいのです。

そういえば「能力は未来進行形」と聞いたな。
やってみるうちに、実力がついて出来るようになるかもしれない。
声がかかったのだから、やってみよう。

そんな風に思って手を挙げて
実際に担当してみたら、やはり難しい。
ああ、やはり自分の今の実力を超える仕事だったのだと感じたときこそ、
また、重ねてこの言葉を思い出して欲しいのです。

「能力は未来進行形」と聞いたじゃないか。
難しいのは事実だけれども
ここで経験を積み重ねていくことでしか
出来るようにはならないのだから、
まだ仕事のチャンスがあるうちは
もう少し粘ってみよう。

今までも、挑戦したことは
その「もう少し粘ってみよう」の繰り返しにより、成し遂げてきたはずなのです。

小さな頃は失敗を恐れず
何度も繰り返し挑戦して
歩けるようになり
何度も繰り返し挑戦して
自転車も乗れるようになり
(人によっては教習所に通い)
自動車も運転できるようになってきたのです。

そして、もしもこの先
何か困難のさなかに「能力は未来進行形」と自分を鼓舞する瞬間が訪れたら
それは、価値ある挑戦をしている状況であることに他なりません。

仕事の挑戦は、誰かの役に立つために、誰かを喜ばせるために
貴重な人生の時間の一部を捧げていることになります。

それは、相手のためにもなり、
「誰かのために何かができる自分」になる自分の為でもあり、
そのプロセスで起きる苦悩は、未来に今よりも力をつけている自分に出会うために
成長の度合いに応じて起きている「必要な出来事」です。

時には、自分の至らなさに落ち込むこともあるでしょうし
成長への道筋は、エスカレーターのような自動運転では決してありません。
挑戦する姿とは、実はとても泥臭いものです。

だからこそ「能力は未来進行形」と信じることで
泥臭い出来事やシチュエーションを乗り切る力をつけたいのです。


この言葉を聞くたびに、そうだ、そうだと思うのであれば
きっと何かに挑戦中、もしくは挑戦したい気持ちがある証拠。

一年を振り返り、来年の目標や抱負を思い描くときに
高い目標をたてようとして一瞬ひるみそうになったときに是非
「能力は未来進行形」と考えて、
誰に遠慮することもなく、高い目標を掲げてみてください。


今週もアンテナをはって周囲を見渡せば、様々な学びにきっと出会えます。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕 紀子
ページトップへ