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月曜メール

vol.303 【アウトプットの大切さについて】

おはようございます!


このところ、雨でスタートが多かった月曜ですが、
本日は気持ちよく晴れている関東です。

 

梅雨の晴れ間
貴重なお洗濯日和となりましたね。

 


さて
今日は、アウトプットの大切さについて
考えたいと思います。

 

仕事でも仕事以外の場面でも
「わかってもらうのが難しい」とか
「うまく伝わらない」というシチュエーションがあります。

 

伝えたつもり、が
全く間逆の解釈になっていた、なんてこともあります。

 

伝えたことが、伝えたかった通りに相手に伝わっているか。

これはもう、確認するしかありません。

 

伝えた相手に
アウトプットしてもらうのです。

 

「どう聞いた?どう理解している?」

 

よくあるのは上司から部下へ
「こうしてくれ」という指示に対し
「わかりました」という一言だけの回答で終わってしまう打合せです。

 

何がどうわかったのか、
それを説明させること、説明することを双方怠りがちです。

 

部下から上司に対して
これがこうとわかりました、と
いちいち復唱しなくても
何となく聞いた直後は、わかったような感覚になっています。

 

ところが
「どうわかったか、説明してご覧」と尋ねられると
うまく説明できず、いまひとつ理解出来ていなかったことがわかり
「すみません。もう一度教えてください」となることもしばしばです。

 

指示した方ばかりが話すのではなく、
指示された側が、指示内容を復唱する
アウトプットする、ということが
仕事の指示ミスを防ぐのに有効なだけではなく
アウトプットのちからを鍛えることにもつながります。

 

指示される立場にいるとき
ともすると、インプットが中心になります。

 

アウトプットの機会が少なければ
説明する技術は磨かれません。

 

インプット中心で仕事をしていると
ともすると、
アウトプットに対して横着な習慣が出来てしまいます。

 

しかし、仕事は自分のポジションが最後というケースはほとんどありません。

仕事は常に、リレーのように、バトンを繋ぐ一人なのです。

 

陸上のリレーは何をすべきか明確なので
次の走者は正しく走ってくれますが
仕事の場合、リレーの渡し方が不味いと
その先でコースアウトが起こります。

 

インプットも大事ですが、
アウトプットできる力も大事なのです。

 

自分が仕事の指示をするケースは
請け負い仕事を受けている立場では
あまり無いかも知れません。

 

その分、仕事を受け取ったときに
指示を受けた内容を一度「アウトプットしてみる」
「こういうことで間違いないですね」と
確認してみる

その一手間を惜しまず続けていくと
とても良い「走者」になれると思います。

 

試しに一度アウトプットしてみると
今迄いかに、インプット中心であったか
自身の説明下手に気づける方もいらっしゃるかと思います。

 

またアウトプットに慣れている人は
(例えば、子供にアウトプットしてばかり、など)
インプット(傾聴)を心がけてみると
いかに日頃、出来ていないかを感じることが出来ます。

 

得意を活かし、不足を周りに補ってもらうのも
協力し合う仕事の良さですが
コミュニケーション力は、インプットアウトプットともに
鍛えておいて損はないものです。

 

それはひとえに
「ひとりよがりにならないよう気を付けること」
「相手を思いやる気持ちを抱くこと」に通じるからです。

 

仕事を通じて磨ける技は多種多様です。
そしてそれは
人生を豊かにする生き方のコツにも繋がっていきます。

 

今週は、
インプット型の人はアウトプットの機会を
アウトプット型の人はインプットの機会を
増やすことを心がけていきたいと思い、
今日はこの話をお届けしました。

 

今週も学びのチャンスに恵まれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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