YPP月曜メール 私の思うこと vol.463 【すべては常に変わり続けることを前提に考えてみる】
おはようございます!
参院選が終わり、
新しい参議院議員が決まりました。
「どうせそんなに変わらない」と
感じた方もいらっしゃるかもしれないですが、
すべての物事は、
過去から繋がって来ているとはいえ
ときに人知れず少しずつ
ときに驚くほど急速に
変わり続けているもので、
今回の結果も
見方を変えれば
「新しい時代への転機」の一つに思えてきます。
さて今日のお天気も
隣に住む人の機嫌も
世界の紛争も
日本の少子高齢化も
世の中には
自分一人の力ではどうしようもないことが溢れていますが、
自分でコントロールできること、
舵を取れることにフォーカスすれば
まだまだ全部やり切れていない
とも思うのです。
こと
家の雑事や
仕事に関しては、
自分が表現できる「貴重な機会」の一つ。
お客様がいて
働く仲間がいて
そこにはルールがあって
自分一人の思い通りにならないと
考えてしまいがちですが、
本来の目的(お客様に喜ばれ、役に立ち、生活の糧を得ること)をベースにして
見つめ直してみると
「もっとこうしてみたら、よくなるのではないか?」と
いう工夫の余地はゴロゴロあり、
自分が考えてみたことを試すチャンスは
いくらでも転がっています。
一つ工夫すると次の工夫したいことが見つかるもので、
ネタが尽きることはありません。
ただ
新しいことを思いついても、すぐ
従来のルールや
ほかの人の反対意見に
「限界」を感じて
思考停止になることもしばしばです。
が、本来の目的に照らして
あと一歩踏み込んで
足かせとなる「ルール」や「反対意見」を見直してみると
また更に違う展開や、
創意工夫が見えてくることもあります。
何のためにあるルールなのか
なぜ、これまで
習慣的にやってきたことなのか。
そこには
決めた当時の理由や背景があり、
技術やツールが進んだ結果、
もはや変えるべき時期に来ていることもあります。
変化に対応する能力は
磨けば磨くほど
身を助けてくれるもの。
私の師匠はよく
『知恵は最後の天然資源』と言って
考えることの大切さを諭してくださいました。
世の中の変化は止めようもなく、
日々流転しています。
その中で自分に出来ることといえば、
変化への対応力を上げていくこと。
そして
仕事場は格好の『道場』です。
学生時代はお金を払って勉強しますが、
大人はお金をもらいながら勉強できます。
子供の頃は想像していませんでしたが、
大人が日々仕事を通じて学び続け、
世の中に還元し続けて、
過去よりも暮らしやすい今があります。
難しく考える必要はなく、
とにかく
目の前には腕を磨くチャンスがゴロゴロあると知って、
何か目についたところから
創意工夫をはじめてみる。
やった結果
思った通りにならずに
恥をかくこともあるかもしれないですが、
確実に「経験値」が変わります。
自分も時代の変化をもたらす貴重な一員なのです。
今ある社会や産業構造や
職場のルールは、
『常に変化をし続けていくもの』との前提に立って
常に何かしら
工夫できるものを探す『マニア』になれたら良いなとおもいます。
コツは、
少々の「制約」や「従来の習慣」「常識」にとらわれている自分に気づくこと。
いつも、
十分にできていないとの自覚から
自戒の念を込めて、
綴っています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。
YPP
五味渕紀子