YPP月曜メール 私の思うことVol.731 【事務は、夢をかなえる強力ツール】
おはようございます!
9月第2週目の月曜日
皆様の上空はいかがでしょうか。
さて先週は、何かを始めるときの「不安」
心のブレーキについて書きました。
今週は、そのブレーキを外すのに
「事務」が果たす役割について
とても素晴らしい本を知ったので、シェアさせてください。
『生きのびるための事務』 出版:マガジンハウス
坂口恭平 (著), 道草晴子 (イラスト)
https://x.gd/ViT1v
今年5月の出版ですが、
翌月にはTV番組「王様のブランチ」で紹介されたり
糸井重里さんはじめ、色々な著名人の推薦もあって
たちまち重版5刷で、5万部を超えて売れているそうです。
著者が大学を卒業して就職せず
無職だった時に
頭の中にいるもう一人の自分「ジム」君と対話しながら、
やりたいことを書き出して、一日の過ごし方を決め
人生が好転していった実話が綴られています。
「事務」というと
使った経費を精算するなど
「事後処理」だと考えている人が多いかもしれませんが、
本来の「事務」の役割は、
これからの未来をつくっていくこと、と
この本を読むと分かります。
「こうありたい」と目指すものを決めて、
そこに向かうために
これから必要なことを言語化・数値化して
分かりやすく共有するのが「事務」最大の役割。
もちろん事後処理や手続きもありますが
「事務」本来の役割と、その偉大な力に
バックオフィスに携わる人自身が気づいていることが
とても大事だと、改めて思います。
かくいう私も、かつて
「事後処理」のイメージを持っていました。
でも、各資料が必要なのは
決められた手続きをするためだけでなく
ましてや
終わったことをクヨクヨ後悔したり
ノルマのプレッシャーを与えるものではなく
現在地を知りながら、
これからどうしていくかを考えるため。
個人においても、組織においても
目標をしっかりとらえて効果的に動くには
はっきりと目に見える「言葉・数・期日」が必要で
紙に書かれた文字が、人を動かすパワーになります。
仕事は、人が行う総合芸術。
その中で、チームを良い方向に導くために
バックオフィスがリードできることが多々あるのです。
縁の下の力持ち的イメージが多い「事務」ですが
もっと能動的に捉えると
オーケストラの指揮者のような存在感、
楽譜に符号を書いているのが「事務」ではないでしょうか。
あらゆる仕事が「未来をつくる」一環ですが
「事務」は、その牽引役を果たせる素晴らしい仕事。
人をサポートするのが好きな方は是非、
責任重大かつクリエイティブな「事務」について共に学び
大切な人に貢献していきましょう。
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YPPクレド
何度でも、とにかくやってみる
何度でも、改善ウエルカム
何度でも、優しさプラス
何度でも、今日言う(共有)
何度でも、楽しむ!
ーーーーーーーー
自分の仕事の価値向上を
楽しんでいきましょう。
日常は、学びと実践の機会にあふれています。
今週も、少しでも笑顔の数が増えますように。
ーーお願い&お知らせーー
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「日々のクレド実践」14名までご紹介しました。
https://ameblo.jp/omakaseypp
これからも時々ご紹介していきます。是非ご覧ください。
紹介しきれていない日々の実践も
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『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
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五味渕紀子