おはようございます。いよいよ8月。
早めの夏休みに入る方もいる今週
台風や大雨への警戒も必要な夏です。
どうぞご安全にお過ごしください。


さて
昨日の新聞でタレントの草なぎ剛さんが
「第一線でずっと活躍を続ける先輩方はみな
人の意見には耳を傾けるけれど
人の『評価』は気にしない」とインタビューに答えていました。

なるほど。
もし、この真逆で
人の意見を聴かずに
人の評価を気にしていたら、良い仕事はできないだろう、と思いました。

芸能の世界はとくに
好き嫌いで好き勝手に語られることも多く
「評価」を気にしていたら、やっていけないのでしょう。

一般社会でも、人の評価とは
常に、うつろいやすいもの。

今、全国各地でDXが進められていますが
きっと各現場で
最初は大反対の嵐にあっている担当者が存在するだろう、と想像します。


「変える意味が分からない」とか
「前の方がよかった」とか。

逆風を前に、自分の「評価」ではなく
「分からない」という意見に耳を傾け
分かってもらえるよう、理由を丁寧に説明する。

「前の方がよかった」という意見に耳を傾け
前のどこがよかったかを理解して、生かす。


立場が違う人の「視点」や「意見」が
何らかの打開の糸口を持っていることはよくあります。

最初は「大反対」と言っていた人も
理由を聴いた途端に
「それなら大賛成」と見解が変わることだって、よくあります。

もっと良くするにあたり、
どういう意見があるだろう？と考えるのは
有意義な探求ですが、
どう思われるだろう？と
「評価」のほうを気にすると
思考は、積極心を失いがちです。

本当に、面白いほど
フォーカスする場所次第で、
物事の推進力が変わっていきます。


そして必ず最後には『評価』もついてくる。

周りの誰かが認めてくれなくても
成し遂げた時には、自分自身が一番
やり切ったことを知っています。

時に「周りから浮いているかな？」と思うときがあっても
気にしない、気にしない。

自分が大事だ！始める！続ける！と決めたことを続けていると
実は、見ている人は、見てくれている。


もし、あまり建設的ではない質問を
自分に投げかけそうになったら
「フォーカスする場所」を変えてみる。

そんなチャレンジの機会にもなるから
反対意見も、低い評価も
気付けば、成長のための貴重なアイテムです。



今週も学びのチャンスに恵まれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。


『一人でも多くの人に、仕事の喜びを』
おまかせ事務代行YPP
五味渕紀子